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公開番号2025005507
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-17
出願番号2023105691
出願日2023-06-28
発明の名称ゴルフクラブヘッド
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人
主分類A63B 53/04 20150101AFI20250109BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】新規な重量体の固定構造により重量体に係る効果を高めたヘッドの提供。
【解決手段】ヘッド100は、打撃フェース102の少なくとも一部を構成するフェース部材122と、フェース開口134を備えたヘッド本体120-と、ヘッド本体120に固定されている重量体wt1とを有している。フェース開口134は、フェース部材122によって塞がれている。重量体wt1は、ソール面104a及びバック面116の少なくとも一方を構成する外部露出面180を有している。ヘッド本体120は、重量体wt1が一方側から挿入され且つ保持されている重量体挿入部h2を有している。重量体挿入部h2は、一方側から他方側に向かってヘッド本体120を貫通している。外部露出面180は、重量体wt1の他方側に形成されている。重量体wt1の一方側において、重量体wt1とヘッド本体120との境界に溶接部が形成されている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
フェースセンターを含む打撃フェースと、ソール面と、バック面とを有するゴルフクラブヘッドであって、
前記打撃フェースの少なくとも一部を構成するフェース部材と、フェース開口を備えたヘッド本体と、前記ヘッド本体に固定されている重量体とを有しており、
前記フェース開口が、前記フェース部材によって塞がれており、
前記重量体が、前記ソール面及び前記バック面の少なくとも一方を構成する外部露出面を有しており、
前記ヘッド本体が、前記重量体が一方側から挿入され且つ保持されている重量体挿入部を有しており、
前記重量体挿入部が、一方側から他方側に向かって前記ヘッド本体を貫通しており、
前記外部露出面が、前記重量体の他方側に形成されており、
前記重量体の一方側において、前記重量体と前記ヘッド本体との境界に溶接部が形成されているゴルフクラブヘッド。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記外部露出面が、前記ソール面の一部を構成している請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項3】
前記重量体挿入部が、前記重量体が前記一方側から前記他方側に向かって通過できない形状を有しており、
前記重量体が、所定の相対位置よりも他方側に動かないように前記重量体挿入部に係止されている請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項4】
前記重量体挿入部が、前記他方側に向かうにつれて狭くなる本体テーパー部を有しており、
前記重量体が、前記本体テーパー部に当接するテーパー当接面を有している請求項3に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項5】
前記重量体の上面が、バック側に向かうにつれてソール側に延びる下向き面を有しており、
前記下向き面が前記テーパー当接面を構成している請求項4に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項6】
前記外部露出面が、前記ソール面の一部及び前記バック面の一部を構成している請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項7】
前記重量体の重心が、前記フェースセンターよりもトウ側に位置する請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項8】
前記一方側がフェース側であり、
前記他方側がバック側である請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項9】
前記重量体挿入部が貫通孔である請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項10】
前記溶接部が、前記ヘッドの外側から視認されない位置にある請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
低重心の観点から、ソール部に重量体が配置されたヘッドが提案されている(例えば、特開2001-204864号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-204864号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
重量体は、外観を損なうことなく強固に固定されるのが好ましい。また、ヘッドの重心設計の自由度は高いのが好ましい。本発明の目的の一つは、新規な重量体の固定構造により重量体に係る効果を高めたゴルフクラブヘッドを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一つの態様では、ゴルフクラブヘッドは、フェースセンターを含む打撃フェースと、ソール面と、バック面とを有する。このヘッドは、前記打撃フェースの少なくとも一部を構成するフェース部材と、フェース開口を備えたヘッド本体と、前記ヘッド本体に固定されている重量体とを有している。前記フェース開口が、前記フェース部材によって塞がれている。前記重量体が、前記ソール面及び前記バック面の少なくとも一方を構成する外部露出面を有している。前記ヘッド本体が、前記重量体が一方側から挿入され且つ保持されている重量体挿入部を有している。前記重量体挿入部が、一方側から他方側に向かって前記ヘッド本体を貫通している。前記外部露出面が、前記重量体の他方側に形成されている。前記重量体の一方側において、前記重量体と前記ヘッド本体との境界に溶接部が形成されている。
【発明の効果】
【0006】
一つの側面として、新規な重量体の固定構造により、重量体に係る効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態に係るゴルフクラブヘッドを打撃フェースの正面から見た図である。
図2は、図1と同じ図である。図2では、隠れ線が破線で示されている。
図3(a)及び図3(b)は、図1のヘッドをバック側から見た斜視図である。図3(b)では、重量体にハッチングが付されている。
図4は、図1のヘッドの分解斜視図である。
図5は、図1と同じ視点から見たヘッド本体の図である。
図6は、バック側から見たヘッド本体の斜視図である。
図7は、図1のA-A線に沿った断面図である。図7は、溶接部が形成される前の断面図である。
図8は、図1のB-B線に沿った断面図である。図8は、溶接部が形成される前の断面図である。
図9は、図1のC-C線に沿った断面図である。
図10は、図7から重量体が除かれた断面図である。
図11(a)は図7の断面図の一部であり、図11(b)は図8の断面図の一部である。図11(a)及び図11(b)では、溶接部が黒塗りで示されている。
図12(a)及び図12(b)は変形例の断面図である。図12(a)は図11(a)に対応する断面図であり、図12(b)は図11(b)に対応する断面図である。
図13は、図1のA-A線に沿って切断されたヘッドをトウ側から見た図である。図13において、ヘッドは基準状態にある。
図14(a)は第2実施形態のヘッドをバック側から見た斜視図であり、図14(b)は第3実施形態のヘッドをバック側から見た斜視図であり、図14(c)は第4実施形態のヘッドをバック側から見た斜視図であり、図14(d)は第5実施形態のヘッドをバック側から見た斜視図である。
図15は、第6実施形態のヘッドの断面図である。図15は、トウ基準位置における断面図であり、第1実施形態の図7に対応する断面図である。
図16は、第7実施形態のヘッドの断面図である。図16は、トウ基準位置における断面図であり、第1実施形態の図7に対応する断面図である。
図17は、第8実施形態のヘッドの断面図である。図17は、トウ基準位置における断面図であり、第1実施形態の図7に対応する断面図である。
図18は、第9実施形態のヘッドの断面図である。図18は、トウ基準位置における断面図であり、第1実施形態の図7に対応する断面図である。
図19は、基準状態について説明するための概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、適宜図面が参照されつつ、実施形態が詳細に説明される。
【0009】
本願において、以下の用語が定義される。
【0010】
[基準状態]
アイアンヘッドのように、打撃フェースが平面である場合、スコアラインと接地平面HPとが平行とされた状態で、ヘッドが接地平面HP上に載置された状態が、基準状態とされる。ウッドヘッドのように、打撃フェースが曲面である場合、所定のライ角で接地平面HP上に載置された状態が、基準状態とされる。これらの基準状態では、ヘッドのシャフト孔の中心線Z(シャフト軸線Z)が、垂直面VP内に配されている(図19参照)。垂直面VPは、接地平面HPに対して垂直な平面である。
(【0011】以降は省略されています)

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