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公開番号2025017702
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023120874
出願日2023-07-25
発明の名称換気システム
出願人富士工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F24C 15/20 20060101AFI20250130BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】加熱調理器から離れている調理者にも加熱調理中であることを知らせることができる換気システムとする。
【解決手段】加熱調理器10とレンジフード20からなり、加熱調理器10の加熱状態を判定する加熱状態判定部と、制御部を備え、制御部は、加熱状態判定部が加熱調理器10が加熱状態であると判定している時に条件を満たすと、携帯端末30に通知を送る換気システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
少なくとも加熱調理器とレンジフードからなる換気システムであって、
前記換気システムは、携帯端末と通信可能であり、
前記換気システムは、前記加熱調理器の加熱状態を判定する加熱状態判定部と、制御部を備え、
前記制御部は、前記加熱状態判定部が前記加熱調理器が加熱状態であると判定している時に条件を満たすと、前記携帯端末に通知を送ることを特徴とする換気システム。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
請求項１記載の換気システムにおいて、
前記換気システムはキッチンタイマー機能を備え、
前記制御部は、前記キッチンタイマー機能がセットした時間経過した場合に前記携帯端末にタイマー通知を送るようにした換気システム。
【請求項３】
請求項１記載の換気システムにおいて、
前記換気システムは、前記加熱調理器で調理している調理物の温度を検知する温度検知部を備え、
前記制御部は、前記温度検知部の検知温度が所定の温度となった場合に、前記携帯端末に事前通知を送るようにした換気システム。
【請求項４】
請求項１記載の換気システムにおいて、
前記換気システムは、前記加熱調理器で調理している調理物の温度を検知する温度検知部を備え、
前記加熱調理器は、調理物の加熱温度を設定可能で、
前記制御部は、前記温度検知部の検知温度が設定した調理物の加熱温度よりも規定温度低い温度の時に、前記携帯端末に事前通知を送るようにした換気システム。
【請求項５】
請求項１記載の換気システムにおいて、
前記換気システムは、自動調理モードを有し、
前記制御部は、前記自動調理モードで調理している調理物に規定時間の加熱を行う場合、前記調理物の加熱時間が規定時間よりも所定時間短い時間の時に、前記携帯端末に事前通知を送るようにした換気システム。
【請求項６】
請求項１から５いずれかに記載の換気システムにおいて、
前記制御部は、カウンターを備え、
前記カウンターは、前記加熱状態判定部により前記加熱調理器が加熱状態になったと判定するとカウントを開始し、
前記制御部は、前記カウンターのカウント時間が所定時間となると、前記携帯端末にカウント通知を送るようにした換気システム。
【請求項７】
請求項６記載の換気システムにおいて、
前記携帯端末に通知を送ると、前記カウンターのカウントをリセットするようにした換気システム。
【請求項８】
請求項６記載の換気システムにおいて、
前記携帯端末にカウント通知以外の調理者が設定した通知を送るようにした場合、
前記制御部は、前記カウント通知以外の調理者が設定した通知を送るタイミングよりもカウント通知を送るタイミングが先である場合には、カウント通知を送らずにカウント通知以外の調理者が設定した通知を送るようにした換気システム。
【請求項９】
請求項６記載の換気システムにおいて、
前記所定時間を、任意に設定可能とした換気システム。
【請求項１０】
請求項１記載の換気システムにおいて、
前記換気システムは、前記レンジフード付近の人の有無を検知する人感センサと、前記人感センサが人を検知しない時間をカウントするカウンターを備え、
前記制御部は、前記加熱状態判定部が前記加熱調理器が加熱状態であると判定している時、前記カウンターが所定時間カウントした場合に、前記携帯端末にカウント通知を送るようにした換気システム。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、加熱調理器による加熱調理で発生した油煙等を排気して室内を換気する換気システムに関する。
に関する。
続きを表示（約 2,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から加熱調理器とレンジフードからなり、加熱調理により発生した油煙等を排気して室内を換気する換気システムが知られている。
この様な換気システムは、加熱調理器を加熱状態として調理をするものであり、調理中に色々なことが生じることがある。例えば、調理中に加熱調理器の加熱状態が異常となることがあり、そのことを調理者が知らないと調理を失敗することがある。
そこで、特許文献１にガス調理器の燃焼が異常であることを検知して報知することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第５０８９７４６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかし、加熱調理中には燃焼が正常であっても、調理者が知ることが好ましい色々なことが起こる。
例えば、加熱調理を行いながら調理とは違う作業をすることがある。一例として、煮こみ調理をしながら別の料理の下ごしらえを行うことがある。
また、煮込み料理などの調理用器を加熱調理器の加熱部に掛けたまま長時間の加熱を必要とする加熱調理をする際には、その加熱している時間を有効利用するために調理とは別の作業をしたり、加熱調理器から離れた場所（リビングなど）で休憩することがある。
しかし、このような場合に加熱調理をしていることを忘れて加熱時間が過ぎたことに気付かず、調理物を煮込みすぎたり、焦がしてしまうことがある。
【０００５】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、加熱調理器から離れている調理者にも加熱調理中であることを知らせることができるようにした換気システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の換気システムは、少なくとも加熱調理器とレンジフードからなる換気システムであって、前記換気システムは、携帯端末と通信可能であり、前記換気システムは、前記加熱調理器の加熱状態を判定する加熱状態判定部と、制御部を備え、前記制御部は、前記加熱状態判定部が前記加熱調理器が加熱状態であると判定している時に条件を満たすと、前記携帯端末に通知を送ることを特徴とする換気システムである。
【０００７】
本発明の換気システムにおいては、前記換気システムはキッチンタイマー機能を備え、前記制御部は、前記キッチンタイマー機能がセットした時間経過した場合に前記携帯端末にタイマー通知を送るようにした換気システムとすることができる。
この換気システムであれば、キッチンタイマーにより設定した時間が経過したことを、携帯端末を利用して調理者に知らせることができる。
【０００８】
本発明の換気システムにおいては、前記換気システムは、前記加熱調理器で調理している調理物の温度を検知する温度検知部を備え、前記制御部は、前記温度検知部の検知温度が所定の温度となった場合に、前記携帯端末に事前通知を送るようにした換気システムとすることができる。
この換気システムであれば、加熱調理器で調理している調理物が所定の温度になったことを、携帯端末を利用して調理者に知らせることができる。
【０００９】
本発明の換気システムにおいては、前記換気システムは、前記加熱調理器で調理している調理物の温度を検知する温度検知部を備え、前記加熱調理器は、調理物の加熱温度を設定可能で、前記制御部は、前記温度検知部の検知温度が設定した調理物の加熱温度よりも規定温度低い温度の時に、前記携帯端末に事前通知を送るようにした換気システムとすることができる。
この換気システムであれば、調理物の温度が設定した温度より規定温度低い温度であることを携帯端末を利用して調理者に知らせることができ、携帯端末が事前通知をうけるまで調理者は余裕を持って他の作業を行うことができ、加熱温度になったタイミングで、すぐに調理（次の工程）を行うことができる。
【００１０】
本発明の換気システムにおいて、前記換気システムは、自動調理モードを有し、前記制御部は、前記自動調理モードで調理している調理物に規定時間の加熱を行う場合、前記調理物の加熱時間が規定時間よりも所定時間短い時間の時に、前記携帯端末に事前通知を送るようにした換気システムとすることができる。
この換気システムであれば、自動調理モードで調理物の加熱時間が規定時間として決まっている場合、調理物の加熱時間が規定時間よりも所定時間短い時間であることを携帯端末を利用して調理者に知らせることができ、調理者は携帯端末が事前通知を受けるまでは余裕を持って他の作業をすることができ、携帯端末が事前通知を受けた後に規定時間になったタイミングで、すぐに調理（次の工程）を行うことができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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