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公開番号
2025017530
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120619
出願日
2023-07-25
発明の名称
撮像装置及びその制御方法とプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
23/61 20230101AFI20250130BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】周囲の他者の被写体に対する視認を妨げることなく、多くの被写体の中から特定の被写体を検出してAF撮影を行う。
【解決手段】撮像装置100は、可視光画像と非可視光画像の各信号を出力する撮像素子102と、非可視光画像からコードパターンとそのコード値を検出するコード検出部105と、検出されたコードパターンのコード値を予め登録された個人コード値と照合するコード照合部106と、撮像素子102に被写体の光学像を結像させる光学系101によるオートフォーカスを行うための追尾領域を決定する追尾領域決定部109を備える。追尾領域決定部109は、1つ又は複数の前記所定のコードパターンのうち予め登録された個人コード値と一致するとコード照合部106が判定したコードパターンの可視光画像における領域を追尾領域として決定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
可視光を受光する第1の画素と非可視光を受光する第2の画素とを有する撮像素子と、
前記第2の画素からの出力により得られる非可視光画像から所定のオブジェクトを検出する検出手段と、
前記所定のオブジェクトを記憶手段に予め登録されたオブジェクトと照合する照合手段と、
前記撮像素子に被写体の光学像を結像させる光学系によるオートフォーカスを行うための追尾領域を決定する決定手段と、を備え、
前記決定手段は、1つ又は複数の前記所定のオブジェクトのうち前記予め登録されたオブジェクトと一致すると前記照合手段が判定したオブジェクトの前記第1の画素からの出力により得られる可視光画像における領域を前記追尾領域として決定することを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記光学系を制御する制御手段と、
前記可視光画像に基づいて所定の領域ごとに焦点検出を行う焦点検出手段と、を備え、
前記光学系はフォーカスレンズを有し、
前記制御手段は、前記追尾領域で焦点が合うように前記フォーカスレンズの駆動を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1の画素は、前記光学系の射出瞳の異なる領域を通過する光束を受光する複数の光電変換部を有し、
前記焦点検出手段は、前記複数の光電変換部から出力される信号に基づく撮像面位相差方式による焦点検出を行うことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記非可視光は、赤外光又は紫外光であることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記オブジェクトとは、所定のID情報を有する一次元コードまたは二次元コードであることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記オブジェクトは前記非可視光を吸収する材料または前記非可視光を反射する材料で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記オブジェクトは、複数の被写体のそれぞれにおいて当該被写体を一周するように設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
【請求項8】
被写体の特徴を指定する指定手段と、
前記可視光画像から前記特徴を有する特徴領域を抽出する抽出手段と、を備え、
前記検出手段は、前記非可視光画像において前記特徴領域に対応する領域から前記所定のオブジェクトを検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
被写体の特徴を指定する指定手段と、
前記可視光画像から前記特徴を有する特徴領域を抽出する抽出手段と、を備え、
前記照合手段は、前記検出手段が検出した前記所定のオブジェクトのうち前記特徴領域にあるオブジェクトを前記予め登録されたオブジェクトと照合することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記特徴は前記被写体の色または体部位であることを特徴とする請求項8又は9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置及びその制御方法とプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
多くの被写体の中から特定の被写体を撮影対象として選択してオートフォーカス(AF)撮影を行う際に、各被写体に発光手段を装着させ、撮像装置が発光パターンを認識することで撮影対象を特定する技術が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-075635号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載された技術では、発光手段から周囲に対して点滅光が発せられるため、例えば、試合に出場しているスポーツ選手や運動会で競技中の子供等が発光手段を装着させると、周囲の他者(観客)にとっては点滅光が観戦の妨げになってしまう。また、動画撮影の場合には点滅光も撮影されるため、撮影された動画を後に鑑賞した際に、点滅光が鑑賞の妨げになってしまう。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、周囲の他者の被写体に対する視認を妨げることなく、多くの被写体の中から特定の被写体を検出してAF撮影を行うことを可能とする撮像装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る撮像装置は、可視光を受光する第1の画素と非可視光を受光する第2の画素とを有する撮像素子と、前記第2の画素からの出力により得られる非可視光画像から所定のオブジェクトを検出する検出手段と、前記所定のオブジェクトを記憶手段に予め登録されたオブジェクトと照合する照合手段と、前記撮像素子に被写体の光学像を結像させる光学系によるオートフォーカスを行うための追尾領域を決定する決定手段と、を備え、前記決定手段は、1つ又は複数の前記所定のオブジェクトのうち前記予め登録されたオブジェクトと一致すると前記照合手段が判定したオブジェクトの前記第1の画素からの出力により得られる可視光画像における領域を前記追尾領域として決定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、周囲の他者の被写体に対する視認を妨げることなく、多くの被写体の中から特定の被写体を検出してAF撮影を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係る撮像装置のブロック図である。
撮像素子の画素配列と画素の構成を示す模式図である。
第1実施形態での可視光画像と赤外光画像の例を示す図である。
赤外光画像から読み取られるコードパターンの一例を示す図である。
第1実施形態に係る撮像装置での撮像動作のフローチャートである。
複数の被写体の中から1人の被写体を選択する様子を示す模式図である。
焦点検出領域を赤外光画像に重複表示した模式図である。
被写体の可視光画像とこれに対応する赤外光画像を示す図である。
第2実施形態に係る撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
第2実施形態での可視光画像と赤外光画像の例を示す図である。
第2実施形態に係る撮像装置での撮像動作のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、第1実施形態に係る撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。撮像装置100は、MPU112、光学系101、光学系制御部111、撮像素子102、画像処理部103、記憶制御部104及び記憶部113を備える。また、撮像装置100は、コード検出部105、コード照合部106、データベース107、焦点検出部108、追尾領域決定部109及び光学系制御情報生成部110を備える。不図示であるが、撮像装置100は、ライブビュー画像や撮影画像、各種設定を行うためのメニュー画面を表示するためのタッチパネルを備える液晶パネル等の表示装置と、撮影者がMPU112へ各種指示を出すための操作手段(ボタン、スイッチ等)を備える。
【0010】
撮像装置100では、光学系101及び光学系制御部111は、撮像装置100の不図示の本体部(筐体)に対して一体的に設けられているものとする。但し、これに限られず、撮像装置100は、光学系101と光学系制御部111を有するレンズ鏡筒(交換レンズ)が、撮像装置100の本体部に対して着脱可能に構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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