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公開番号
2025017504
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120573
出願日
2023-07-25
発明の名称
バルブ、水処理モジュール、及び水処理装置
出願人
WOTA株式会社
代理人
IPTech弁理士法人
主分類
F16K
31/30 20060101AFI20250130BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】よりコンパクトな循環型排水処理ユニットを実現する。
【解決手段】バルブは、第1筒部と、第2筒部とを備える。第1筒部は、一端に軸心に沿って内側方向へ形成される突起部を有し、突起部近傍の側面に開口部が形成され、他の側面に軸心方向に幅を有する第1孔が形成される。第2筒部は、第1筒部と軸心を共有し、第1筒部内に摺動可能に配置され、第1孔の端部と接触することで第1筒部の軸心方向への移動の制限を受ける制限機構を有し、内径が前記突起部の外径と略同径である。制限機構が第1孔の突起部方向の端部と接触している際、第2筒部が突起部により塞がれる。制限機構が第1孔の突起部と逆方向の端部と接触している際、第2筒部が突起部から離れ、第2筒部と開口部とが繋がる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
一端に軸心に沿って内側方向へ形成される突起部を有し、前記突起部近傍の側面に開口部が形成され、他の側面に軸心方向に幅を有する第1孔が形成される第1筒部と、
前記第1筒部と軸心を共有し、前記第1筒部内に摺動可能に配置され、前記第1孔の端部と接触することで前記第1筒部の軸心方向への移動の制限を受ける制限機構を有し、内径が前記突起部の外径と略同径である第2筒部と
を備え、
前記制限機構が前記第1孔の前記突起部方向の端部と接触している際、前記第2筒部が前記突起部により塞がれ、
前記制限機構が前記第1孔の前記突起部と逆方向の端部と接触している際、前記第2筒部が前記突起部から離れ、前記第2筒部と前記開口部とが繋がるバルブ。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第1筒部は、他の側面に第2孔が形成され、
前記第2筒部は、前記制限機構が前記第1孔の前記突起部方向の端部と接触し、かつ前記突起部により塞がれている際に、前記第2孔と重なる位置に第3孔が形成される請求項1記載のバルブ。
【請求項3】
フロートを備え、
前記第1筒部は、円筒であり、他の側面に第2孔が形成され、
前記第1孔は、円周方向に幅を有し、
前記制限機構は、レバー部として前記フロートと接続し、
前記第2筒部は、円筒であり、前記フロートが前記第1筒部の円周方向へ移動することで前記第1筒部の軸心を中心に回転し、前記レバー部が前記第1孔の下端と接触し、かつ、前記第1孔の前記突起部方向の端部と接触している際、前記第2孔と重なる位置に第3孔が形成される請求項1記載のバルブ。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載のバルブを槽間に有する水処理モジュール。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれかに記載のバルブを槽間に有する水処理装置。
【請求項6】
フロートと、
前記フロートと接続するレバー部と、
側面に第1孔と、前記レバー部の移動制限となる第2孔とが形成される第1円筒部と、
前記第1円筒部と軸心を共有し、一部の領域が前記第2孔から覗くように、前記第1円筒部内に摺動可能に配置され、前記領域に前記レバー部が接続され、前記フロートが前記第1円筒部の円周方向へ移動することで前記軸心を中心に回転し、前記レバー部が前記第2孔の下端と接触している際、前記第1孔と重なる位置に第3孔が形成される第2円筒部と
を備えるバルブ。
【請求項7】
前記第1円筒部は、前記軸心に沿って内側方向へ形成される、前記第2円筒部の内径と略同径の外径の突起部を有し、
前記第2円筒部は、
前記第1円筒部内において、前記軸心方向に移動可能であり、
前記レバー部が前記第2孔の前記突起部方向の端部と接触している際、前記突起部が前記第2円筒部内に収まり、前記第1孔の軸心方向の位置と、前記第3孔の軸心方向の位置とが略一致し、
前記レバー部が前記第2孔の前記突起部と逆方向の端部と接触している際、前記突起部が前記第2円筒部から離れ、前記第1孔の前記軸心方向の位置と、前記第3孔の前記軸心方向の位置とが一致しない請求項6記載のバルブ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、バルブ、水処理モジュール、及び水処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
循環式し尿処理方法が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に係る循環式し尿処理方法では、トイレにて排泄される汚水を、固液分離槽、膜分離間欠ばっ気槽、オゾン脱色槽と順次移送して酸化脱色した処理水とし、その処理水を自然移流で下流の貯留槽に送り、その貯留槽に貯留された処理水は浅井戸用ポンプ(給水ポンプ)でトイレの洗浄水として送られ、再利用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-086991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、自然沈殿と濾材により固形物が除去された一次処理水を後段の膜分離間欠ばっ気槽に移送するエアー駆動の移送用ポンプが配置されている。水循環システムにおいて、小規模化をさらに実現しようとした場合、槽間における水の供給には工夫の余地がある。
【0005】
本開示は、よりコンパクトな循環型排水処理ユニットを実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
バルブは、第1筒部と、第2筒部とを備える。第1筒部は、一端に軸心に沿って内側方向へ形成される突起部を有し、突起部近傍の側面に開口部が形成され、他の側面に軸心方向に幅を有する第1孔が形成される。第2筒部は、第1筒部と軸心を共有し、第1筒部内に摺動可能に配置され、第1孔の端部と接触することで第1筒部の軸心方向への移動の制限を受ける制限機構を有し、内径が前記突起部の外径と略同径である。制限機構が第1孔の突起部方向の端部と接触している際、第2筒部が突起部により塞がれる。制限機構が第1孔の突起部と逆方向の端部と接触している際、第2筒部が突起部から離れ、第2筒部と開口部とが繋がる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、よりコンパクトな循環型排水処理ユニットを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る循環型排水処理ユニット1の構成の例を表すブロック図である。
本実施形態に係る排水調整槽10及び生物処理槽20の構造の例を示す斜視図である。
図2に示される排水調整槽10及び生物処理槽20を、生物処理槽20の側面方向から見た際の外観図である。
図2に示される生物処理槽20の断面図である。
図4に示されるバルブ26の斜視図である。
図5に示されるバルブ26を底側から見た外観図である。
図5に示されるバルブ26の断面図である。
図5に示されるL字部材261の斜視図である。
図8に示されるL字部材261をC-C断面で切断した際の斜視図である。
図5に示される弁部材262、レバー部263、フロート264の斜視図である。
図10に示される弁部材262をD-D断面で切断した際の斜視図である。
図7に示される突起部265の斜視図である。
フロート264が第1円筒部2611の円周方向に移動する際のバルブ26の斜視図である。
図13に示されるバルブ26の断面図である。
フロート264が第1円筒部2611の軸心方向に移動する際のバルブ26の斜視図である。
図15に示されるバルブ26の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本願の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0010】
<1.概要>
本実施形態に係る循環型排水処理ユニット1は、例えば、水循環システムにおいて、需要家から排出される排水(以下、単に排水という)を再生させるための装置である。再生した水は、例えば、トイレ洗浄、お風呂、シャワー、洗濯、食器洗い等の生活用水として使用可能である。また、再生した水は、飲用水として用いてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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