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公開番号2025060008
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170478
出願日2023-09-29
発明の名称水処理システム、及び方法
出願人WOTA株式会社
代理人IPTech弁理士法人
主分類C02F 1/44 20230101AFI20250403BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】雨水等の原水を逆浸透膜等を用いて浄化しつつ、必要な量の処理水を必要なタイミングで提供する。
【解決手段】原水を貯留する原水貯留槽と、原水貯留槽に貯留される原水を送水する第1送水手段と、送水された原水を透過水と濃縮水とに分離させる逆浸透膜と、透過水をろ過する活性炭フィルターと、活性炭フィルターを通過した水に塩素を添加して貯留する処理水貯水槽とを備える水処理システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
原水を貯留する原水貯留槽と、
前記原水貯留槽に貯留される原水を送水する第1送水手段と、
送水された前記原水を透過水と濃縮水とに分離させる逆浸透膜と、
前記透過水をろ過する活性炭フィルターと、
前記活性炭フィルターを通過した水に塩素を添加して貯留する処理水貯水槽と
を備える水処理システム。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記処理水貯水槽に貯留される水の塩素濃度が所定の濃度に達しない場合、前記処理水貯水槽に貯留される水を前記原水貯留槽へ送水する第2送水手段を備える請求項1記載の水処理システム。
【請求項3】
前記処理水貯水槽に貯留される水は、洗面、調理、風呂、シャワー、又は飲用に使用される請求項1記載の水処理システム。
【請求項4】
前記濃縮水は、トイレの流し水、散水用水、修景用水、又は非常用水として使用される請求項1記載の水処理システム。
【請求項5】
前記処理水貯水槽から前記原水貯留槽へ送水された水のうち、前記原水貯留槽で貯留できない余剰水は、屋外にて使用される請求項2記載の水処理システム。
【請求項6】
前記逆浸透膜は、前記水の用途に応じた回数だけ、分離した前記透過水を通過させる請求項1記載の水処理システム。
【請求項7】
原水貯留槽に貯留される原水を第1送水手段により送水し、
送水された前記原水を、逆浸透膜により、透過水と濃縮水とに分離し、
前記透過水を、活性炭フィルターによりろ過し、
前記活性炭フィルターを通過した水に塩素を添加して処理水貯水槽に貯留する方法。
【請求項8】
前記処理水貯水槽に貯留される水の塩素濃度が所定の濃度に達しない場合、前記処理水貯水槽に貯留される水を前記原水貯留槽へ送水するように第2送水手段を制御する請求項7記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、水処理システム、及び方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
学校のプール等の原水を、残留塩素を基準範囲内にした飲料水をつくる浄水装置が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1で記載される浄化装置は、往復式手動ポンプにより原水を吸い上げ、吸い上げた原水を浄化して供給するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-176088公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、逆浸透膜が利用されているが、逆浸透膜を利用した浄化は、時間がかかり、すぐに所定量を使用したい場合には適していない。
【0006】
本開示の目的は、雨水等の原水を逆浸透膜等を用いて浄化しつつ、必要な量の処理水を必要なタイミングで提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
原水を貯留する原水貯留槽と、原水貯留槽に貯留される原水を送水する第1送水手段と、送水された原水を透過水と濃縮水とに分離させる逆浸透膜と、透過水をろ過する活性炭フィルターと、活性炭フィルターを通過した水に塩素を添加して貯留する処理水貯水槽とを備える水処理システム。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、雨水等の原水を逆浸透膜等を用いて浄化しつつ、必要な量の処理水を必要なタイミングで提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るシステムの構成例を示すブロック図である。
原水貯留槽21に貯留された原水を浄化する際の制御装置36の動作例を示すフローチャートである。
処理水貯水槽31に貯留された処理水を原水貯留槽21へ送出する際の制御装置36の動作例を示すフローチャートである。
活性炭フィルター18を設置している場合と設置していない場合とにおけるTOCとT-Nとの推移を表すグラフである。
本実施形態に係るシステムのその他の構成例を示すブロック図である。
処理水貯水槽31に貯留された処理水を原水貯留槽21へ送出する際の制御装置36の動作のその他の例を示すフローチャートである。
原水貯留槽21に貯留された原水を浄化する際の制御装置36の動作のその他の例を示すフローチャートである。
コンピュータ90の基本的なハードウェア構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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