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公開番号2025092293
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023208087
出願日2023-12-08
発明の名称液体処理装置及び液体処理方法
出願人ENELL株式会社
代理人個人
主分類C02F 1/44 20230101AFI20250612BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】安全な液体を長期にわたり供給できるようにすること。
【解決手段】液体処理装置は、ウォータフィルタ群15とオゾン発生器52を備える。ウォータフィルタ群15は、ボトムタンク13から汲み上げられた水W0を透過させて濾過することで、水を浄化して出力する。オゾン発生器52は、ウォータフィルタ群15の前段(最初のウォータフィルタFbに入る水が接するフィルタ面の直前の水W0の流路)に配置され、流路を流れる水W0の中に発生させたオゾンにより水W0を殺菌し浄化する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
浄化対象物の液体を透過させることで、浄化された前記液体を出力する透過浄化手段と、
前記透過浄化手段の前段に配置され、前記浄化対象物の前記液体を所定手法で浄化する前段浄化手段と、
を備える液体処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記所定手法は、前記浄化対象物の前記液体に滅菌作用を持たせる手法である、請求項1に記載の液体処理装置。
【請求項3】
前記前段浄化手段は、前記所定手法としてオゾンを発生する手法により前記液体を浄化するオゾン発生器を含む、
請求項1に記載の液体処理装置。
【請求項4】
前記前段浄化手段は、さらに、前記所定手法としてマイクロバブルを発生する手法により前記液体を浄化するマイクロバブル発生器を含む、
請求項1に記載の液体処理装置。
【請求項5】
前記マイクロバブル発生器と、所定手法としてオゾンを発生する手法により前記液体を浄化する前記オゾン発生器とを兼ね備えた1つの装置を有する、
請求項4に記載の液体処理装置。
【請求項6】
前記マイクロバブル発生器と、所定手法としてオゾンを発生する手法により前記液体を浄化する前記オゾン発生器とは別途独立した装置であり、前記オゾン発生器、前記マイクロバブル、及び、前記透過浄化手段の順に配置される、
請求項4に記載の液体処理装置。
【請求項7】
前記透過浄化手段は、
1以上のプレフィルタと、1以上の逆浸透膜フィルタとを含む、
請求項1に記載の液体処理装置。
【請求項8】
前記透過浄化手段は、
前段のプレフィルタと、中段の逆浸透膜フィルタと、後段のプレフィルタとを含む。
請求項1に記載の液体処理装置。
【請求項9】
前記逆浸透膜フィルタの出力の一部を前記前段浄化手段の前に還流して、前記浄化対象物に再度加える、
請求項7又は8に記載の液体処理装置。
【請求項10】
液体の入力の制御を実行する入力制御手段と、
空気に含まれる水分から液体を生成する液体生成手段と、
前記液体生成手段の直下に配置され、前記液体生成手段から落下した前記液体と、前記入力制御手段の制御により入力された前記液体とのうち少なくとも一方を前記浄化対象物として貯留する第1貯留手段と、
前記透過浄化手段から出力された前記液体を貯留する第2貯留手段と、
前記第1貯留手段からの前記浄化対象物の出力と、前記透過浄化手段に対する前記浄化対象物の透過と、前記第2貯留手段への前記液体の入力とを行うポンプと、
をさらに備え、
前記前段浄化手段は、前記ポンプと前記透過浄化手段との間に配置される、
請求項1に記載の液体処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体処理装置及び液体処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、空気を冷却することで得られる水や、入力された原水を用いて飲料水を生成する技術は存在する(例えば特許文献1等参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2008-519189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の技術では、高性能なフィルタを搭載しているにもかかわらず、飲料水等の液体が経時的に劣化(異臭や異物発生)し、安全な液体を長期にわたり供給できるようにはなっていないのが現状である。
【0005】
本発明は、このような状況を鑑みてなされたものであり、安全な液体を長期にわたり供給できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様の液体処理装置は、
浄化対象物の液体を透過させることで、浄化された前記液体を出力する透過浄化手段と、
前記透過浄化手段の前段に配置され、前記浄化対象物の前記液体を所定手法で浄化する前段浄化手段と、
を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、安全な液体を長期にわたり供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る液体処理装置の内部の構成と、処理の流れとの例を示す図である。
図1の液体処理装置のうち、装置外部からの液体を直接入力する部位の外観構成の一例を示す図である。
図1の液体処理装置の配管(流路)上における水の浄化の仕組みを説明するための図である。
図1の液体処理装置における水の浄化の仕組みを説明する上で、一般的な高性能フィルタによる水の浄化の課題と、その課題を解決する仕組みを示す図である。
図1の液体処理装置のトップタンクにおける水の浄化処理の詳細を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る液体処理装置の内部の構成と、処理の流れとの例を示す図である。
なお、図1において、矢印Yや空気A等の符号が付されたものを除き、矢印の向きは、水W及び液体Lが流れる向きを示している。
また、本明細書において、「上部」、「上方向」といった「上」を示す表現は、液体処理装置1の設置面から遠ざかる方向(図1中矢印Yの方向)を示す表現とする。また、「下部」、「直下」といった「下」を示す表現は、液体処理装置1の設置面に近づく方向を示す表現とする。
【0010】
(基本的構成)
本発明の一実施形態に係る液体処理装置1は、外部から取り込んだ空気Aを冷却して結露させることで水Wを生成し、生成した水Wに対して複数の浄化処理を施すことで飲料水を生成することができる。
また、液体処理装置1は、外部から取り込んだ液体Lに対して複数の浄化処理を施すことで飲料水を生成することもできる。
(【0011】以降は省略されています)

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