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公開番号
2025102953
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2025061944,2023206358
出願日
2025-04-03,2023-12-06
発明の名称
電解水生成装置及び電解水生成方法
出願人
株式会社日本トリム
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C02F
1/461 20230101AFI20250701BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】安定して任意の溶存水素濃度の電解水を生成できる電解水生成装置等を提供する。
【解決手段】電解水生成装置1は、供給された原水を電気分解することにより、水素が溶け込んだ電解水を生成するための電解ユニット3と、電解ユニットによって生成された第1電解水と第1電解水よりも溶存水素濃度が低い第2電解水又は水とを任意の比率で混合するための混合部7とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電解水生成装置であって、
供給された原水を電気分解することにより、水素が溶け込んだ第1電解水を生成するための電解ユニットと、
前記電解ユニットによって生成された前記第1電解水と前記第1電解水よりも溶存水素濃度が低い第2電解水又は水とを任意の混合比率で混合するための混合部と
、
前記電解ユニットによって生成された前記第1電解水を蓄えるための第1タンクと、
前記第2電解水又は前記水を蓄えるための第2タンクと
を含む、
電解水生成装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1タンクと前記電解ユニットとの間で前記第1電解水を循環させるための循環水路をさらに含み、
前記電解ユニットは、動作モードとして、前記第1電解水を前記循環水路を循環させながら再度電気分解することにより、前記第1タンク内の前記第1電解水の溶存水素濃度を維持又は高める再電気分解モードを備える、請求項1
に記載の電解水生成装置。
【請求項3】
前記再電気分解モードは、前記第1電解水の溶存水素濃度を飽和水素濃度に高めるものである、請求項2
に記載の電解水生成装置。
【請求項4】
前記第2タンクは、電気分解されていない非電解水を蓄えるためのものである、請求項1ないし3のいずれか
に記載の電解水生成装置。
【請求項5】
前記電解ユニットの上流側に設けられたろ過部を含む、請求項1ないし3のいずれか
に記載の電解水生成装置。
【請求項6】
前記電解ユニットの下流側に設けられたろ過部を含む、請求項1ないし3のいずれか
に記載の電解水生成装置。
【請求項7】
前記ろ過部の下流側に設けられた第2分岐流路を含み、
前記第2分岐流路は、前記ろ過部でろ過された前記第1電解水を前記第1タンクに供給するための第3流路と、前記ろ過部でろ過された前記第2電解水または前記水を前記第2タンクに供給するための第4流路とを備える、請求項6
に記載の電解水生成装置。
【請求項8】
前記混合部は、前記第1タンクの前記第1電解水と、前記第2タンクの前記第2電解水又は前記水との前記混合比率を調整可能な弁である、請求項1ないし3のいずれか
に記載の電解水生成装置。
【請求項9】
電解水生成装置であって、
供給された原水を電気分解することにより、水素が溶け込んだ第1電解水を生成するための電解ユニットと、
前記電解ユニットによって生成された前記第1電解水と前記第1電解水よりも溶存水素濃度が低い第2電解水又は水とを任意の混合比率で混合するための混合部と、
前記混合部の前記混合比率を制御するための制御部とを含み、
前記混合部の下流側の流路には、前記混合部で混合された混合水の溶存水素濃度を測定するためのセンサーが設けられ、
前記制御部は、前記センサーからの出力に基づいて、前記混合比率を制御する、
電解水生成装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記センサーからの出力に基づいて、前記電解ユニットを制御する、請求項9
に記載の電解水生成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電解水生成装置等に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電解水生成装置によって生成された電解水を用いた透析治療が注目されている。例えば、水を電気分解することによって生成された水素ガスが溶け込んだ電解水素水が、患者の酸化ストレスの低減に寄与することが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-139475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
大規模な病院等においては、多数の患者に対して同時に透析治療が行なわれる。このため、電解水生成装置には、大量の電解水を蓄えるためのタンクが備えられている。
【0005】
一方、透析治療は、通常、常時行なわれることはなく、タンク内の電解水が消費されない時間帯も存在する。このような時間帯では、電解水の溶存水素濃度の過度な上昇を抑制するため、タンク-電解ユニット間での電解水の循環及び電解ユニットでの電気分解は停止され、タンク内の電解水は、タンク内に留められ電気分解が行なわれることなく待機している。
【0006】
しかしながら、待機状態の電解水から溶け込んだ水素ガスが抜けることにより、溶存水素濃度が徐々に低下する。
【0007】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、安定して任意の溶存水素濃度の電解水を生成できる電解水生成装置等を提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、電解水生成装置であって、
供給された原水を電気分解することにより、水素が溶け込んだ第1電解水を生成するための電解ユニットと、
前記電解ユニットによって生成された前記第1電解水と前記第1電解水よりも溶存水素濃度が低い第2電解水又は水とを任意の混合比率で混合するための混合部とを含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明の前記電解水生成装置は、前記混合部が前記第1電解水と前記第1電解水よりも溶存水素濃度が低い第2電解水又は水とを任意の混合比率で混合するので、安定して任意の溶存水素濃度の電解水を生成できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の電解水生成装置の概略構成を示すブロック図である。
図1の電解ユニットの構成を示す図である。
本発明の電解水生成方法の概略手順を示すフローチャートである。
図1の電解水生成装置の変形例の概略構成を示すブロック図である。
図4の電解水生成装置の変形例の概略構成を示すブロック図である。
図3の電解水生成方法の変形例の概略手順を示すフローチャートである。
図5の電解水生成装置の変形例の概略構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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