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公開番号2025117779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012683
出願日2024-01-31
発明の名称液体処理装置
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類C02F 1/32 20230101AFI20250805BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】発光素子に起因する、液体に照射される紫外線の強度の低下を検出することができる液体処理装置を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る液体処理装置は、一方の端部に開口する凹部を有する筐体と;前記凹部の内部に設けられ、紫外線を出射する発光素子と;前記凹部の内部に設けられ、前記発光素子から出射した前記紫外線を検出する第1の検出部と;前記凹部の開口を塞ぎ、前記発光素子から出射した前記紫外線を透過する窓と;を具備している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
一方の端部に開口する凹部を有する筐体と;
前記凹部の内部に設けられ、紫外線を出射する発光素子と;
前記凹部の内部に設けられ、前記発光素子から出射した前記紫外線を検出する第1の検出部と;
前記凹部の開口を塞ぎ、前記発光素子から出射した前記紫外線を透過する窓と;
を具備した液体処理装置。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記凹部の内部に設けられた反射部をさらに備え、
前記第1の検出部は、前記発光素子から出射し、前記反射部により反射された前記紫外線を検出する請求項1記載の液体処理装置。
【請求項3】
前記第1の検出部と電気的に接続されたコントローラをさらに備え、
前記コントローラは、前記第1の検出部からの出力信号に基づいて、前記発光素子から出射する前記紫外線の強度の低下を検出する請求項1、または2に記載の液体処理装置。
【請求項4】
前記筐体の外部に設けられ、前記コントローラと電気的に接続され、前記発光素子から出射し液体を透過した前記紫外線を検出する第2の検出部をさらに備え、
前記コントローラは、前記第1の検出部からの出力信号と、前記第2の検出部からの出力信号と、に基づいて、前記紫外線の強度の低下の要因を判定する請求項3記載の液体処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、液体処理装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
水などの液体に紫外線を照射して、液体を殺菌したり、液体に含まれている有機物を除去したりする液体処理装置がある。例えば、筐体と、筐体の内部に設けられ、紫外線を出射する発光素子(例えば、発光ダイオード)と、筐体の開口に設けられ、発光素子が設けられる筐体の内部空間を封止する窓と、を有する液体処理装置が提案されている。
【0003】
ここで、液体に照射される紫外線の強度が低下する場合がある。例えば、窓は液体に接触するため、窓の表面が汚れる場合がある。窓の表面が汚れると、窓を介して液体に照射される紫外線の強度が低下する。また、液体における紫外線の透過率が低くなると、液体処理装置から離れた位置にある液体に照射される紫外線の強度が低下する。また、発光素子の機能低下や故障などが生じても、液体に照射される紫外線の強度が低下する。いずれの要因であっても、液体に照射される紫外線の強度が低下すれば、液体の殺菌効果などが低下するおそれがある。
【0004】
そのため、筐体の外部に、紫外線の強度を検出する検出部を設ける技術が提案されている。筐体の外部に検出部を設ければ、液体に照射される紫外線の強度の低下を検出することができる。しかしながら、液体に照射される紫外線の強度が低下する要因は複数あるので、筐体の外部に検出部を設けて、紫外線の強度を検出しても、発光素子に起因する紫外線の強度の低下であるか否かの判別をすることができない。
【0005】
そこで、発光素子に起因する、液体に照射される紫外線の強度の低下を検出することができる液体処理装置の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2017-051290号公報
特開2018-069158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、発光素子に起因する、液体に照射される紫外線の強度の低下を検出することができる液体処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態に係る液体処理装置は、一方の端部に開口する凹部を有する筐体と;前記凹部の内部に設けられ、紫外線を出射する発光素子と;前記凹部の内部に設けられ、前記発光素子から出射した前記紫外線を検出する第1の検出部と;前記凹部の開口を塞ぎ、前記発光素子から出射した前記紫外線を透過する窓と;を具備している。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によれば、発光素子に起因する、液体に照射される紫外線の強度の低下を検出することができる液体処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る液体処理装置を例示するための模式斜視図である。
図1における液体処理装置のA-A線方向の模式断面図である。
他の実施形態に係る液体処理装置を例示するための模式断面図である。
他の実施形態に係る液体処理装置を例示するための模式断面図である。
液体処理装置の使用状態を例示するための模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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