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公開番号2025120776
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015870
出願日2024-02-05
発明の名称磁気装置
出願人バイオアイ株式会社
代理人弁理士法人アスフィ国際特許事務所
主分類C02F 1/48 20230101AFI20250808BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約【課題】効率的に磁力線を水道管内の水に作用させることができる磁気装置を提供する。
【解決手段】水道管に配置される磁気装置であって、水道管の周方向に間隔を空けて配置される複数の永久磁石と、前記水道管に取り付けられ前記複数の永久磁石の向きを固定している固定具とを有し、前記複数の永久磁石は、それぞれ前記水道管に向かうに従って幅が狭くなっている縮幅部を有しており、前記複数の永久磁石の前記水道管に近い側の部分は、前記周方向に隣り合うものどうし互いに反対の極性を有している磁気装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
水道管に配置される磁気装置であって、
水道管の周方向に間隔を空けて配置される複数の永久磁石と、
前記水道管に取り付けられ前記複数の永久磁石の向きを固定している固定具とを有し、
前記複数の永久磁石は、それぞれ前記水道管に向かうに従って幅が狭くなっている縮幅部を有しており、
前記複数の永久磁石の前記水道管に近い側の部分は、前記周方向に隣り合うものどうし互いに反対の極性を有している磁気装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記複数の永久磁石は、それぞれ柱体であり、前記柱体の軸方向は前記水道管の延在方向と平行である請求項1に記載の磁気装置。
【請求項3】
前記柱体は、前記軸方向と直交する方向における断面形状が楕円形、長円形、または卵形である請求項2に記載の磁気装置。
【請求項4】
前記固定具は筒状体を有し、前記筒状体は第1半筒部、第2半筒部、及びこれらを連結する連結部を有している請求項1に記載の磁気装置。
【請求項5】
前記第1半筒部と前記第2半筒部は、それぞれ前記筒状体の軸方向に延在している複数の固定用内腔を有しており、前記複数の永久磁石は前記複数の固定用内腔に配置されて向きが固定されている請求項4に記載の磁気装置。
【請求項6】
更に複数のテラヘルツ鉱石を有し、
前記第1半筒部と前記第2半筒部は、それぞれ、更に前記筒状体の軸方向に延在している内腔を有しており、前記テラヘルツ鉱石は前記内腔に配置されている請求項5に記載の磁気装置。
【請求項7】
前記複数の永久磁石からなる第1永久磁石群を有し、
更に、第1永久磁石群と前記軸方向において隣り合い、前記周方向に間隔を空けて配置されている複数の永久磁石からなる第2永久磁石群を有し、
前記第2永久磁石群の前記複数の永久磁石は、それぞれ前記水道管に向かうに従って幅が狭くなっている縮幅部を有しており、前記複数の永久磁石の前記水道管に近い側の部分は、前記周方向に隣り合うものどうし互いに反対の極性を有しており、
前記第1永久磁石群の前記水道管に近い側の部分と前記第2永久磁石群の前記水道管に近い側の部分は、前記軸方向に隣り合うものどうし互いに反対の極性を有している請求項2に記載の磁気装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は磁気装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
これまでに水道水等に対して磁力線を作用させて水を活性化させる技術が知られている。例えば、特許文献1には、内部を液体が流通する配管の周囲に捲回され、磁力によって液体の活性化を行なう液体磁気処理装置において、前記配管周囲に装着されるバンドと、このバンドに複数挿着され、内部に永久磁石が複数収納された磁石収納体とを有する水処理部を備え、該水処理部を、非磁性体から成るケースで覆ったことを特徴とする液体磁気処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-126749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の磁気装置では、ある程度、配管内の水に対して磁力線を作用させて水を活性化させることができるが、近年では、効率的に磁力線を水に作用させることができる技術が求められている。本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、効率的に磁力線を水道管内の水に作用させることができる磁気装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施の形態に係る磁気装置は下記[1]の通りである。
[1]水道管に配置される磁気装置であって、
水道管の周方向に間隔を空けて配置される複数の永久磁石と、
前記水道管に取り付けられ前記複数の永久磁石の向きを固定している固定具とを有し、
前記複数の永久磁石は、それぞれ前記水道管に向かうに従って幅が狭くなっている縮幅部を有しており、
前記複数の永久磁石の前記水道管に近い側の部分は、前記周方向に隣り合うものどうし互いに反対の極性を有している磁気装置。
【0006】
上記のように水道管の周方向に間隔を空けて配置される複数の永久磁石が、それぞれ水道管に向かうに従って幅が狭くなっている縮幅部を有していることにより、水道管を通過する磁力線が多くなる。これにより、効率的に磁力線を水道管内の水に作用させることができる。
【0007】
更に実施の形態に係る磁気装置は、以下の[2]~[7]のいずれかであることが好ましい。
[2]前記複数の永久磁石は、それぞれ柱体であり、前記柱体の軸方向は前記水道管の延在方向と平行である[1]に記載の磁気装置。
[3]前記柱体は、前記軸方向と直交する方向における断面形状が楕円形、長円形、または卵形である[2]に記載の磁気装置。
[4]前記固定具は筒状体を有し、前記筒状体は第1半筒部、第2半筒部、及びこれらを連結する連結部を有している[1]~[3]のいずれかに記載の磁気装置。
[5]前記第1半筒部と前記第2半筒部は、それぞれ前記筒状体の軸方向に延在している複数の固定用内腔を有しており、前記複数の永久磁石は前記複数の固定用内腔に配置されて向きが固定されている[4]に記載の磁気装置。
[6]更に複数のテラヘルツ鉱石を有し、
前記第1半筒部と前記第2半筒部は、それぞれ、更に前記筒状体の軸方向に延在している内腔を有しており、前記テラヘルツ鉱石は前記内腔に配置されている[4]または[5]に記載の磁気装置。
[7]前記複数の永久磁石からなる第1永久磁石群を有し、
更に、第1永久磁石群と前記軸方向において隣り合い、前記周方向に間隔を空けて配置されている複数の永久磁石からなる第2永久磁石群を有し、
前記第2永久磁石群の前記複数の永久磁石は、それぞれ前記水道管に向かうに従って幅が狭くなっている縮幅部を有しており、前記複数の永久磁石の前記水道管に近い側の部分は、前記周方向に隣り合うものどうし互いに反対の極性を有しており、
前記第1永久磁石群の前記水道管に近い側の部分と前記第2永久磁石群の前記水道管に近い側の部分は、前記軸方向に隣り合うものどうし互いに反対の極性を有している[2]~[6]のいずれかに記載の磁気装置。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、上記構成により、効率的に磁力線を水道管内の水に作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施の形態に係る磁気装置の側面図である。
図2は、図1のA―A断面の断面図である。
図3(a)は、図1の磁気装置の複数の永久磁石の磁力線を説明するための模式図である。図3(b)は、縮幅部を有していない複数の永久磁石の磁力線を説明するための模式図である。
図4は、図1のB―B断面の断面図である。
図5は、図1の磁気装置の変形例のA―A断面である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態に係る磁気装置は、水道管に配置される磁気装置であって、水道管の周方向に間隔を空けて配置される複数の永久磁石と、水道管に取り付けられ複数の永久磁石の向きを固定している固定具とを有し、複数の永久磁石は、それぞれ水道管に向かうに従って幅が狭くなっている縮幅部を有しており、複数の永久磁石の水道管に近い側の部分は、周方向に隣り合うものどうし互いに反対の極性を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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