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公開番号
2025124559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-26
出願番号
2024020722
出願日
2024-02-14
発明の名称
汚染物質回収装置
出願人
宗教法人立善寺
,
個人
代理人
個人
主分類
C02F
1/40 20230101AFI20250819BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】汚染物質を汚染水から誰でも簡単に低コストで回収することができ、新たな環境汚染を招くことがない汚染物質回収装置を提供する。
【解決手段】汚染物質回収装置1は、装置周囲の汚染水を容器内15に取り込む汚染水取り込み口13と、取り込んだ汚染水を収容する容器17と、容器内で水と油に分離した汚染水から水を吸引して排出する水排出流路19を有している。水排出流路19の一端の吸引口31が容器17内の底部近傍に位置するように、水排出流路19が容器内に位置決めされている。これにより、容器内で上下に分離した油層と水層から、下に位置する水だけを抜き取ることができる。したがって、容器内の汚染水から水だけを効率的に排水することができ、それに応じて、容器内に占める油の量(容器内の汚染水における油量の割合)が相対的に増加するので、容器に満たされた油を回収することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
油で汚染された汚染水に浮かせた状態で用いられ、周囲の汚染水を取り込んでその汚染水から水を排除して油を回収する汚染物質回収装置であって、
装置周囲の汚染水を容器内に取り込むための汚染水取り込み口と、
前記汚染水取り込み口を介して取り込んだ汚染水を、遠心力に頼ることなく自然沈降により水層と油層に分離可能な状態で収容し、かつ、自然沈降による分離によって水層が水油境界面より下に位置し、油層が水油境界面より上に位置するように収容するための容器と、
前記容器内で自然沈降により水層と油層に分離した状態の汚染水から、水油境界面より下に位置する水を吸引して前記容器の外に排出するための水排出流路と、を有しており、
前記水排出流路は、その一端の吸引口が前記容器内の水油境界面より下に位置し、他端の排出口が前記容器の外部に位置するように、前記容器に設けられている、
ことを特徴とする汚染物質回収装置。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記水排出流路は、その一端の吸引口が前記容器内の底面近傍に位置するように、前記容器に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の汚染物質回収装置。
【請求項3】
前記汚染水取り込み口は、装置周囲の水面近傍の汚染水を、前記容器内に取り込むように設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の汚染物質回収装置。
【請求項4】
前記容器の底部に、
前記容器内で水層と油層に分離した状態の汚染水から水を排出するための水排出口と、
前記水排出口を開け閉めするための弁体と、
が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の汚染物質回収装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、油等で汚染された汚染水(例えば油やプラスチックで汚れた海面や排水)に浮かせた状態で用いられ、水面に浮かせた状態で周囲の汚染水を容器内に取り込んで、その取り込んだ汚染水から水だけを排水して残った油等の汚染物質を回収する汚染物質回収装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、環境問題のひとつとして海洋汚染が問題となっている。
人間が出したごみや排水などが原因となって、世界中の海で汚染が起きている。
海洋汚染の問題は、ただ海が汚れることだけにとどまらず、海で暮らす生物の住処が減ったり、有害物質の影響を受けた海産物が人間の身体に入ったりするなど、多方面に影響を及ぼす。
【0003】
海洋汚染の要因として主となるのが油やマイクロプラスチックであり、生活排水や工場排水などに含まれる油やマイクロプラスチックが川や水路に流れ出し、最終的に海洋に流れ出すことで、環境を壊し、生態系を狂わせる事態を招いている。また、船舶などによる燃料油の流出が海洋を汚染しているという報告もある。
【0004】
このような油等に起因する環境汚染対策として、従来では、例えば油吸着材や吸着シートなどを用いた回収方法が採用されている。しかしながら、油吸着材や吸着シートの使用には、大量の資源と膨大なコストがかかるほか、その回収に手間がかかるといった問題がある。また、船舶からの油流出事故が発生した際に、油吸着材や吸着シートだけで対応するのは難しい。さらに、油吸着材や吸着シートを大量に使用する場合には、二次的な環境汚染を招くおそれがあるほか、その回収、貯蔵、処分のために重大な補給・後方支援上の問題が生じる恐れもある。
【0005】
そのため、油等に起因する環境汚染対策として、油吸着材や吸着シートに替わる環境に優しいあらたな解決手段の提案が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した従来技術の問題点に鑑み、本発明の目的は、繰り返し利用することができ、海洋汚染の原因となる油などの汚染物質を汚染水から誰でも簡単に低コストで回収することができ、新たな環境汚染を招くことがない、油吸着材や吸着シートに替わる新たな汚染物質回収装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的は、油で汚染された汚染水である処理対象液に浮かせた状態で用いられ、周囲の汚染水を取り込んでその汚染水から水を排除して残った油を回収する汚染物質回収装置であって、
装置周囲の汚染水を容器内に取り込むための汚染水取り込み口と、
前記汚染水取り込み口を介して取り込んだ汚染水を、遠心力に頼ることなく自然沈降により水層と油層に分離可能な状態で収容し、かつ、自然沈降による分離によって水層が水油境界面より下に位置し、油層が水油境界面より上に位置するように収容するための容器と、
前記容器内で自然沈降により水層と油層に分離した状態の汚染水から、水油境界面より下に位置する水を吸引して前記容器の外に排出するための水排出流路と、を有しており、
前記水排出流路は、その一端の吸引口が前記容器内の水油境界面より下に位置し、他端の排出口が前記容器の外部に位置するように、前記容器に設けられている、
ことを特徴とする汚染物質回収装置によって達成される。
【0008】
なお、本発明の汚染物質回収装置による処理対象液である汚染水(例えば油やプラスチックで汚れた海水や排水)は、主として水を含んでいるとともに、当該水を汚染する物質として例えば油やプラスチックを含んでいる。
【0009】
上記汚染物質回収装置において、水排出流路は、その一端の吸引口が前記容器内の底面近傍に位置するように、前記容器に設けられている。
【0010】
また、上記汚染物質回収装置において、水排出流路は、その他端の排出口が前記容器の外部であって、処理対象液である汚染水の水中に位置するように、前記容器に設けられている。そして、汚染水に浮いた状態の汚染物質回収装置は、前記水排出流路の排出口から排出される水流を推進力として、汚染水上を移動するようになっている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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