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公開番号
2025017400
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120398
出願日
2023-07-25
発明の名称
トレーニング用モデル
出願人
テルモ株式会社
代理人
IBC一番町弁理士法人
主分類
G09B
23/30 20060101AFI20250130BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】トレーニング後のメンテナンス作業の簡略化を図ること。
【解決手段】トレーニング用モデル1は、内腔11を有する管状体で構成され、血管等の生体内の管状組織を模擬する疑似管状組織部10と、疑似管状組織部10の内腔11に配置され、管状組織に生じる狭窄病変部又は閉塞病変部を模擬する疑似病変部70と、を含み、疑似病変部70は、疑似管状組織部10における流路を確保するために医療用長尺体100を用いて疑似病変部70に対する通過トレーニングを行なったとき、通過前の形状に復元可能に構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内腔を有する管状体で構成され、生体内の管状組織を模擬する疑似管状組織部と、
前記疑似管状組織部の前記内腔に配置され、前記管状組織に生じる狭窄病変部又は閉塞病変部を模擬する疑似病変部と、を含み、
前記疑似病変部は、前記疑似管状組織部における流路を確保するために医療用長尺体を用いて前記疑似病変部に対する通過トレーニングを行なったとき、通過前の形状に復元可能に構成される、トレーニング用モデル。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記疑似病変部は、
前記医療用長尺体の通過前の形状に復元可能な多孔性材料で形成される第1疑似病変部と、
塑性変形可能なシリコーン粘土、ゴム粘土、樹脂粘土及び油粘土のうちの少なくとも1種を含む材料で形成される第2疑似病変部と、で構成される、請求項1に記載のトレーニング用モデル。
【請求項3】
前記疑似管状組織部の最大内径は、6mm以上20mm以下である、請求項1に記載のトレーニング用モデル。
【請求項4】
前記多孔性材料は、複数の孔部を有し、
前記医療用長尺体の通過前の前記孔部の孔径は、0.1mm以上2.0mmである、請求項2に記載のトレーニング用モデル。
【請求項5】
前記疑似管状組織部は、下肢静脈を模擬したものである、請求項1に記載のトレーニング用モデル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生体管腔内に挿入する医療用長尺体のトレーニング用モデルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、カテーテルやガイドワイヤ等の医療用長尺体を皮膚から生体管腔(血管等)内に挿入し、前記管腔を走行させて目的の位置まで送達させて所定の処置を行うインターベンションが行われている。インターベンションでは、複雑に湾曲した血管を通過して行われるため、医師にはカテーテル等を目的の位置まで到達させる技術が要求される。そのため、医師は、医療用長尺体を用いた手技の技量向上を図るため、血管を模擬した血管モデルを備えたトレーニング用モデルを用いている。
【0003】
特許文献1には、トレーニングモデルの一例が開示されている。特許文献1の訓練用生体モデルは、内腔部を有する管状体で構成され、管状組織を模した疑似管状組織と、疑似管状組織の内腔部に配置され、内腔部を狭窄又は閉塞する形状をなし、管状組織に生じた病変部を模した疑似病変部材とを備えている。疑似管状組織及び疑似病変部材は、それぞれ、塑性変形可能な材料で構成されており、疑似管状組織における流路を確保するために疑似病変部材に対する拡張訓練を行なったとき、その拡張により、拡張前の形状に戻らない程度に塑性変形する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-27794号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の発明は、訓練時に医療用長尺体を操作して疑似病変部材を通過させるが、通過後の疑似病変部材は拡張前の形状に戻らないように塑性変形可能な材料で構成される。そのため、訓練後の疑似病変部材は、通過した医療用長尺体の外径に則した貫通孔が形成され得る。したがって、上記訓練用生体モデルは、次の訓練を実施する前に使用後の疑似病変部材を新品と交換したり、形成された孔を修復したりする等のメンテナンス作業が必要となり煩雑であった。
【0006】
本発明の少なくとも一実施形態は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、具体的には、メンテナンス作業の簡略化が図れるトレーニング用モデルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の上記目的は、下記(1)~(5)の何れか1つによって達成される。
【0008】
(1)内腔を有する管状体で構成され、生体内の管状組織を模擬する疑似管状組織部と、前記疑似管状組織部の前記内腔に配置され、前記管状組織に生じる狭窄病変部又は閉塞病変部を模擬する疑似病変部と、を含み、前記疑似病変部は、前記疑似管状組織部における流路を確保するために医療用長尺体を用いて前記疑似病変部に対する通過トレーニングを行なったとき、通過前の形状に復元可能に構成される、トレーニング用モデル。
【0009】
(2)前記疑似病変部は、前記医療用長尺体の通過前の形状に復元可能な多孔性材料で形成される第1疑似病変部と、塑性変形可能なシリコーン粘土、ゴム粘土、樹脂粘土及び油粘土のうちの少なくとも1種を含む材料で形成される第2疑似病変部と、で構成される、上記(1)に記載のトレーニング用モデル。
【0010】
(3)前記疑似管状組織部の最大内径は、6mm以上20mm以下である、上記(1)又は(2)に記載のトレーニング用モデル。
(【0011】以降は省略されています)
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