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公開番号2025020678
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124197
出願日2023-07-31
発明の名称回路装置及び表示システム
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G09G 3/36 20060101AFI20250205BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】ローカルディミングにおける調光処理と色補正の各々について適切に処理速度を下げることができる回路装置等を提供すること。
【解決手段】回路装置100は、輝度解析回路130と調光回路150と第1色補正回路121と第2色補正回路122とを含む。輝度解析回路130は、入力画像の画像データIMAに対する輝度解析及び解像度低減を行うことで、入力画像よりも解像度が低減された輝度情報INTを出力する。調光回路150は、輝度情報INTに応じて、複数の光源素子の各光源素子が発光する発光輝度を示す光源輝度情報を決定する。第1色補正回路121は、光源輝度情報に基づいて、表示パネル220の第1領域AR1に対応した第1分割画像データIMA1を色補正する。第2色補正回路122は、光源輝度情報に基づいて、表示パネル220の第2領域AR2に対応した第2分割画像データIMA2を色補正する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の光源素子と表示パネルとを含む表示装置を制御する回路装置であって、
入力画像の画像データに対する輝度解析及び解像度低減を行うことで、前記入力画像よりも解像度が低減された輝度情報を出力する輝度解析回路と、
前記輝度情報に応じて、前記複数の光源素子の各光源素子が発光する発光輝度を示す光源輝度情報を決定する調光回路と、
前記光源輝度情報に基づいて、前記画像データのうち前記表示パネルの第1領域に対応した第1分割画像データを色補正する第1色補正回路と、
前記光源輝度情報に基づいて、前記画像データのうち前記表示パネルの第2領域に対応した第2分割画像データを色補正する第2色補正回路と、
を含むことを特徴とする回路装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載された回路装置において、
前記調光回路は、
前記光源輝度情報の前記第1色補正回路への出力と、前記光源輝度情報の前記第2色補正回路への出力とを、交互に行うことを特徴とする回路装置。
【請求項3】
請求項2に記載された回路装置において、
前記調光回路は、
前記第1色補正回路からの第1リクエスト信号に対して、前記第1色補正回路が使用する前記光源輝度情報を出力し、
前記第2色補正回路からの第2リクエスト信号に対して、前記第2色補正回路が使用する前記光源輝度情報を出力することを特徴とする回路装置。
【請求項4】
請求項2に記載された回路装置において、
水平走査方向における光源素子の配置間隔は、前記表示パネルの2画素以上であることを特徴とする回路装置。
【請求項5】
請求項1に記載された回路装置において、
前記画像データが入力され、前記第1分割画像データを前記第1色補正回路へ出力し、前記第2分割画像データを前記第2色補正回路へ出力するスプリッター回路を含むことを特徴とする回路装置。
【請求項6】
請求項1に記載された回路装置において、
光源素子が画素を照らすときの前記光源素子と前記画素の距離に対する光の減衰率分布を示す第1減衰率分布情報を記憶する第1記憶部を含み、
前記調光回路は、
前記第1記憶部から前記第1減衰率分布情報を読み出し、前記第1減衰率分布情報と前記輝度情報に基づいて前記光源輝度情報を決定することを特徴とする回路装置。
【請求項7】
請求項6に記載された回路装置において、
前記減衰率分布を示す第2減衰率分布情報を記憶する第2記憶部と、
前記減衰率分布を示す第3減衰率分布情報を記憶する第3記憶部と、
を含み、
前記第1色補正回路は、
前記第2記憶部から前記第2減衰率分布情報を読み出し、前記第2減衰率分布情報と前記光源輝度情報に基づいて前記第1分割画像データを色補正し、
前記第2色補正回路は、
前記第3記憶部から前記第3減衰率分布情報を読み出し、前記第3減衰率分布情報と前記光源輝度情報に基づいて前記第2分割画像データを色補正することを特徴とする回路装置。
【請求項8】
請求項1に記載された回路装置において、
前記輝度情報の画素数は、前記画像データの画素数の半分以下であることを特徴とする回路装置。
【請求項9】
請求項1に記載された回路装置において、
前記第1領域は、前記表示パネルの左側領域であり、
前記第2領域は、前記表示パネルの右側領域であることを特徴とする回路装置。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載された回路装置と、
前記表示装置と、
を含むことを特徴とする表示システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回路装置及び表示システム等に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バックライト発光強度決定部と表示データ生成部とを含む表示装置が開示されている。バックライト発光強度決定部は、バックライトの制御エリアごとの光源の発光強度を決定する。表示データ生成部は、バックライト発光強度決定部から取得した発光強度データに基づいて、補正後画像データを生成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-9170号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像が高解像化すると、その画像データに基づくローカルディミング処理の速度が上がる。しかし、回路装置の処理速度等に合わせて、ローカルディミング処理の速度を下げたい場合がある。上記の特許文献1には、ローカルディミング処理に関係するバックライト発光強度決定部と表示データ生成部のそれぞれに関して、計算速度を下げる適切な方法は開示されていない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、複数の光源素子と表示パネルとを含む表示装置を制御する回路装置であって、入力画像の画像データに対する輝度解析及び解像度低減を行うことで、前記入力画像よりも解像度が低減された輝度情報を出力する輝度解析回路と、前記輝度情報に応じて、前記複数の光源素子の各光源素子が発光する発光輝度を示す光源輝度情報を決定する調光回路と、前記光源輝度情報に基づいて、前記画像データのうち前記表示パネルの第1領域に対応した第1分割画像データを色補正する第1色補正回路と、前記光源輝度情報に基づいて、前記画像データのうち前記表示パネルの第2領域に対応した第2分割画像データを色補正する第2色補正回路と、を含む回路装置に関係する。
【0006】
本開示の他の態様は、上記の回路装置と、前記表示装置と、を含む表示システムに関係する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電子機器の構成例。
表示ドライバーの詳細構成例。
回路装置の構成例。
輝度解析回路の詳細構成例。
回路装置の詳細構成例。
入力画像の画素データの例。
第1分割画像データの例。
第2分割画像データの例。
スプリッター回路の動作を説明する信号波形例。
輝度情報の画素データの例。
輝度解析回路の動作を説明する信号波形例。
輝度情報と光源素子の対応を説明する図。
調光回路の動作を説明する信号波形例。
第1分割画像データと光源素子との対応、及び第2分割画像データと光源素子との対応を説明する図。
第1色補正回路及び第2色補正回路の動作を説明する信号波形例。
調光回路が行う処理のフロー。
周囲光源素子の例。
第1色補正回路が行う照明輝度演算処理のフロー。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが必須構成要件であるとは限らない。
【0009】
1.電子機器、表示システム及び回路装置
図1は、本実施形態の表示システムを含む電子機器の構成例である。電子機器500は、処理装置300と表示システム400とを含む。電子機器500は、一例としては、メーターパネル、センターインフォメーションディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ又は電子ミラーを含む車載表示機器、テレビジョン装置、或いは、ディスプレイを含む情報処理装置である。
【0010】
表示システム400は、回路装置100と表示装置200とを含む。回路装置100は、例えば、半導体基板に複数の回路素子が集積された集積回路装置である。なお、図1には回路装置100と表示装置200を別の構成要素として記載したが、回路装置100が表示装置200内に含まれてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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