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公開番号
2025017272
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023120326
出願日
2023-07-24
発明の名称
ダクトユニット、及び画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250129BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】装置の小型化と、ファンの動作に伴い生じる気流音の静音化とを両立することができるダクトユニットの提供。
【解決手段】作像排気ファン410に接続されたファン接続ダクト710の外側に吸音部材850を配置する。吸音部材850は、吸音孔が形成された有孔板状部材830と、それら複数の吸音孔を覆う吸音シート815とを有する。この吸音部材850を配置することで、作像排気ファン410の動作に伴い生じる気流音の静音効果が得られる。気流音の一部が1層目の有孔板状部材830の吸音孔を通る際に、音エネルギーの一部が熱エネルギーに変化して、気流音は静音化される。また、2層目の吸音シート815によって吸音孔を通った音の音エネルギーの一部がさらに熱エネルギーに変化されることで、気流音はより静音化される。そして、吸音部材850は小さいスペースに配置できる。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
気流を発生させるファンと、
前記ファンにより発生された気流を通す風路を形成する筒状の本体部を有するダクトと、
前記本体部の風路の少なくとも一部に沿って前記本体部の外側に配置された吸音部材と、を備え、
前記吸音部材は、第1の層と、前記本体部の外面に直交する方向において前記第1の層と積層され、前記第1の層とは異なる吸音性を有する第2の層と、を含む、
ことを特徴とするダクトユニット。
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【請求項2】
前記第1の層は、複数の貫通孔が形成された有孔板状部材であり、
前記第2の層は、前記複数の貫通孔に重なるように配置された多孔質部材である、
ことを特徴とする請求項1に記載のダクトユニット。
【請求項3】
前記吸音部材は、第1の吸音部材であり、
前記本体部の外面に直交する方向において、前記本体部の外面と前記第1の吸音部材との間に配置され、前記第1の層と異なる吸音性を有する第2の吸音部材を、さらに備えた、
ことを特徴とする請求項1に記載のダクトユニット。
【請求項4】
前記吸音部材の前記第1の層が、前記第2の層に対して前記本体部側に位置するように配置され、
前記第1の層は、複数の貫通孔が形成された有孔板状部材であり、
前記第2の層は、前記複数の貫通孔に重なるように配置された多孔質部材であり、
前記2の吸音部材は、前記複数の貫通孔に重なるように配置された多孔質部材である、
ことを特徴とする請求項3に記載のダクトユニット。
【請求項5】
前記第1の吸音部材と前記第2の吸音部材は、接触している、
ことを特徴とする請求項3に記載のダクトユニット。
【請求項6】
前記第1の吸音部材と前記第2の吸音部材は、隙間を空けて配置される、
ことを特徴とする請求項3に記載のダクトユニット。
【請求項7】
前記第1の層及び前記第2の層は、材質の異なる多孔質部材である、
ことを特徴とする請求項1に記載のダクトユニット。
【請求項8】
前記本体部は、複数の貫通孔が形成された有孔壁を有し、
前記吸音部材は、前記有孔壁に直交する方向に関して前記有孔壁の外側に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のダクトユニット。
【請求項9】
前記本体部は、複数の凹部が形成された有孔壁を有し、
前記吸音部材は、前記有孔壁に直交する方向に関して前記有孔壁の外側に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載のダクトユニット。
【請求項10】
前記本体部は、前記本体部の断面が多角形となる複数の面を有し、
前記吸音部材は、前記複数の面のうちの少なくとも一面に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載のダクトユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ファンにより発生された気流を通す風路を形成するダクトユニット、及びそれを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
画像形成装置は、筐体内に空気を送風するためにファンと筒状のダクトとを備えている。ダクトは、オゾンが生じるコロナ帯電器、飛散トナーが生じる現像器、高温になる定着器や電源等の各種機器とファンとを結び、ファンにより発生される気流を通す風路を形成する。例えばコロナ帯電器へ送風することにより、感光ドラムの帯電に伴い生じるオゾンを気流に乗せてフィルタへと運んでフィルタに捕集させることができる。また、筐体内に気流を生じさせることで、駆動に伴い生じる熱を機外へ排出させたり、筐体内に分散させたりすることができる。
【0003】
特許文献1では、長さの異なる複数のダクトを設けたり、あるいは一端が閉端の中空管状のサイドブランチをダクトに設けたりして、それらを通る音を互いに干渉させることによって、気流音を静音化することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平8-156367号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、最近では画像形成装置のより一層の小型化が望まれており、画像形成装置内においてファンやダクトを設置できるスペースには限りがある。他方、上記したような長さの異なる複数のダクトや、サイドブランチを設けたダクトを用いるには、比較的に大きなスペースが求められる。そのため、従来の静音化技術には、画像形成装置の小型化が困難であるという課題がある。
【0006】
本発明は上記問題に鑑みてなされ、装置の小型化と、ファンの動作に伴い生じる気流音を静音化とを両立することができるダクトユニット、及びそれを備えた画像形成装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係るダクトユニットは、気流を発生させるファンと、前記ファンにより発生された気流を通す風路を形成する筒状の本体部を有するダクトと、前記本体部の風路の少なくとも一部に沿って前記本体部の外側に配置された吸音部材と、を備え、前記吸音部材は、第1の層と、前記本体部の外面に直交する方向において前記第1の層と積層され、前記第1の層とは異なる吸音性を有する第2の層と、を含む、ことを特徴とする。
【0008】
本発明の一実施形態に係るダクトユニットは、気流を発生させるファンと、前記ファンにより発生された気流を通す風路を形成する筒状の本体部を有するダクトと、前記ファンの外側に配置された吸音部材と、を備え、前記吸音部材は、第1の層と、前記本体部の外面に直交する方向において前記第1の層と積層され、前記第1の層とは異なる吸音性を有する第2の層と、を含む、ことを特徴とする。
【0009】
本発明の一実施形態に係るダクトユニットは、気流を発生させるファンと、前記ファンにより発生された気流を通す風路を形成する筒状の本体部を有するダクトと、前記本体部の風路の少なくとも一部に沿って前記本体部の外側に配置された吸音部材と、を備え、前記本体部は、非貫通孔が外側に設けられた壁部を含み、前記吸音部材は、前記壁部の外側に配置されている、ことを特徴とする。
【0010】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、筐体と、記録材に画像を形成する画像形成部と、気流を発生させるファンと、前記筐体に設けられ、前記ファンにより発生された気流を通す風路を形成する筒状の本体部を有するダクトと、前記本体部の風路の少なくとも一部に沿って前記本体部の外側に配置されるように、前記筐体に固定された吸音部材と、を備え、前記吸音部材は、第1の層と、前記本体部の外面に直交する方向において前記第1の層と積層され、前記第1の層とは異なる吸音性を有する第2の層と、を含む、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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