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公開番号
2025017048
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119918
出願日
2023-07-24
発明の名称
推論装置、超音波診断装置、訓練装置、推論方法、表示方法、およびプログラム
出願人
コニカミノルタ株式会社
代理人
弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類
A61B
8/14 20060101AFI20250129BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】訓練済みモデルを用いて神経根に関する精度のよい推論を行うことができる推論装置、および、当該推論装置に関する超音波診断装置、訓練装置、推論方法、表示方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】本開示に係る推論装置は、被検体に対して送信された超音波の反射波に基づいて生成された超音波画像に関する超音波画像データを取得する画像取得部と、前記超音波画像データを推論対象データとして訓練済みモデルに入力し、前記訓練済みモデルから出力された出力データに基づいて、前記超音波画像における神経根に関する推論を行う推論部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被検体に対して送信された超音波の反射波に基づいて生成された超音波画像に関する超音波画像データを取得する画像取得部と、
前記超音波画像データを推論対象データとして訓練済みモデルに入力し、前記訓練済みモデルから出力された出力データに基づいて、前記超音波画像における神経根に関する推論を行う推論部と、
を備える推論装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
前記推論部は、前記訓練済みモデルから出力される前記出力データに含まれる、神経根の周囲の骨の位置に基づいて、前記神経根の位置を推論する、
請求項1に記載の推論装置。
【請求項3】
前記超音波画像に含まれる血管を流れる血流情報を取得する血流情報取得部をさらに備え、
前記推論部は、前記血流情報に基づいて、前記神経根の位置を推論する、
請求項2に記載の推論装置。
【請求項4】
前記訓練済みモデルは、前記神経根の周囲に存在する骨が含まれる前記超音波画像を訓練用データとして用いて、前記超音波画像データが入力された場合に前記出力データを出力するように訓練されている、
請求項1に記載の推論装置。
【請求項5】
前記訓練済みモデルは、第5腰椎、第4腰椎、または仙骨の少なくともいずれかの骨が含まれる前記超音波画像を訓練用データとして用いて訓練されている、
請求項4に記載の推論装置。
【請求項6】
前記訓練済みモデルは、前記神経根に並走する血管を流れる血流に関する血流情報を前記訓練用データとしてさらに用いて訓練されている、
請求項4に記載の推論装置。
【請求項7】
前記訓練済みモデルは、前記神経根がマーキングされている前記超音波画像を訓練用データとして用いて訓練されている、
請求項1に記載の推論装置。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか一項に記載の推論装置と、
前記超音波画像を生成する画像生成部と、
前記超音波画像、および、前記推論部による前記推論に基づく前記神経根に関する表示を行う表示部と、
を備える、超音波診断装置。
【請求項9】
前記表示部は、前記推論部による前記推論に基づいて、前記超音波画像に、前記神経根の位置を示す神経根位置表示要素を重畳させて表示する、
請求項8に記載の超音波診断装置。
【請求項10】
前記表示部は、前記超音波画像において前記神経根位置表示要素を強調させて表示する、
請求項9に記載の超音波診断装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、推論装置、超音波診断装置、訓練装置、推論方法、表示方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年のディープラーニング技術の進展によって、機械学習モデルが様々な用途に利用されるようになってきている。例えば、医療分野においては、超音波画像データの画像診断などに機械学習モデルを利用することが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2020-519369号公報
特開2021-164573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
腰の痛みを訴える患者に対して、腰部の神経根ブロックが行われている。一般的に、神経根ブロックは、麻酔液を腰部の神経根に対する注射である。一般的に、神経根ブロックは、X線透視下での穿刺により実行されるが、神経根そのものは画像化されない。このため、医師は、穿刺針が神経根近傍に到達したことを、穿刺針を神経根に接触させ、患者の痛み反応を見て判断している。
【0005】
しかしながら、このような方法は患者の負担が大きいため、改善が要望されている。
【0006】
近年、頸部の神経根に対する神経根ブロックの際、超音波診断装置を用いて神経根の位置をリアルタイムで確認しながら穿刺を行う手法が開発されている。
【0007】
超音波診断装置を用いて腰部の神経根を描画しようとした場合、特に穿刺頻度が高い第5腰椎神経根(L5神経根とも呼ばれる)は体表から深い位置にあり、かつ、周囲が骨で囲まれているため、頸部の神経根と比較して描画しにくいという問題がある。また、腰部神経根を背部から観察する場合、多裂筋、脊柱起立筋などの筋肉を通して観察することになる。高齢化に伴い筋肉が脂肪化した患者に対しては、脂肪により超音波が散乱してしまい、腰部の神経根をさらに描画しづらくなる。
【0008】
このような事情に鑑み、本開示は、訓練済みモデルを用いて神経根に関する精度のよい推論を行うことができる推論装置、および、当該推論装置に関する超音波診断装置、訓練装置、推論方法、表示方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様に係る推論装置は、被検体に対して送信された超音波の反射波に基づいて生成された超音波画像に関する超音波画像データを取得する画像取得部と、前記超音波画像データを推論対象データとして訓練済みモデルに入力し、前記訓練済みモデルから出力された出力データに基づいて、前記超音波画像における神経根に関する推論を行う推論部と、を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、訓練済みモデルを用いて神経根に関する精度のよい推論を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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