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公開番号
2025016919
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-05
出願番号
2023119731
出願日
2023-07-24
発明の名称
エレベーターの冠水検知装置、及び冠水検知装置を備えたエレベーター
出願人
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B66B
3/00 20060101AFI20250129BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】本開示は、環境検出器10を容易に取り付けることができるエレベーター101の冠水検知装置1を提供することを目的としている。
【解決手段】本開示よるエレベーター101の冠水検知装置1は、制御部11と、記憶部12と、環境検出器10と、環境検出器10をかご102の外側に設置することができる取付部材13と、を備え、環境検出器10は、昇降路100aの下側方向の環境の情報を検出し、記憶部12には、冠水時判断データが予め記憶されており、冠水時判断データは、昇降路100aが冠水したときの環境の情報の特徴を示すものであって、制御部11は、冠水時判断データと環境情報とに基づいて昇降路100aの冠水を検知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
制御部と、
記憶部と、
環境検出器と、
少なくとも前記環境検出器をエレベーターのかごの外側に設置することができる取付部材と、
を備え、
前記環境検出器は、少なくとも前記かごが移動する昇降路の下側方向の環境の情報である環境情報を検出し、
前記記憶部には、冠水時判断データが予め記憶されており、
前記冠水時判断データは、前記昇降路が冠水したときの前記環境の情報の特徴を示すものであって、
前記制御部は、前記冠水時判断データと前記環境情報とに基づいて前記昇降路の冠水を検知する、
エレベーターの冠水検知装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記環境検出器は、湿度センサであり、
前記環境情報は、湿度である、
請求項1に記載のエレベーターの冠水検知装置。
【請求項3】
前記冠水時判断データは、冠水時の前記昇降路内の湿度の変動量の閾値であり、
前記制御部は、前記環境情報の変動量と、前記冠水時判断データとを比較することで、前記昇降路の冠水を検知する、
請求項2に記載のエレベーターの冠水検知装置。
【請求項4】
前記環境検出器は、集音装置であり、
前記環境情報は、音響データである、
請求項1に記載のエレベーターの冠水検知装置。
【請求項5】
前記冠水時判断データは、冠水時の前記昇降路内の音響データの周波数帯と音圧とであり、
前記制御部は、前記環境情報と前記冠水時判断データとを比較することで、前記昇降路の冠水を検知する、
請求項4に記載のエレベーターの冠水検知装置。
【請求項6】
前記環境検出器は、カメラであり、
前記環境情報は、画像である、
請求項1に記載のエレベーターの冠水検知装置。
【請求項7】
前記冠水時判断データは、冠水時の前記昇降路の画像における光量、及び光のゆらぎの程度を数値化したものであり、
前記制御部は、前記環境情報における光量、及び光のゆらぎの程度を数値化したものと、前記冠水時判断データとを比較することで、前記昇降路の冠水を検知する、
請求項6に記載のエレベーターの冠水検知装置。
【請求項8】
外部環境検出器を更に備え、
前記外部環境検出器は、前記昇降路の外側の環境の情報である外部環境情報を検出し、
前記制御部は、前記冠水時判断データと前記環境情報と前記外部環境情報とに基づいて前記昇降路の冠水を検知する、
請求項1に記載のエレベーターの冠水検知装置。
【請求項9】
前記制御部と前記記憶部と前記環境検出器とが前記取付部材を介して前記かごの外側に取り付けられている、
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のエレベーターの冠水検知装置。
【請求項10】
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のエレベーターの冠水検知装置を備えた
エレベーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、エレベーターの冠水検知装置、及び冠水検知装置を備えたエレベーターに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、エレベーターの昇降路への浸水を検出するために昇降路下部のピットに設置した浸水検出器が知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-169056号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の浸水検出器は、ピットに設置されているため、ピットに電源線、及び信号線を配線しなければならず、特にピットに重要な電気機器が設置されていないエレベーターでは、浸水検出器を設置するために信号線、及び電源線の配線敷設工事を伴うこととなり、浸水検出器を容易に取り付けられないという問題があった。
【0005】
本開示は、上記問題を解決するために、環境検出器を容易に取り付けることができるエレベーターの冠水検知装置、及び冠水検知装置を備えたエレベーターを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係るエレベーターの冠水検知装置は、制御部と、記憶部と、環境検出器と、少なくとも環境検出器をエレベーターのかごの外側に設置することができる取付部材と、を備え、環境検出器は、少なくともかごが移動する昇降路の下側方向の環境の情報である環境情報を検出し、記憶部には、冠水時判断データが予め記憶されており、冠水時判断データは、昇降路が冠水したときの環境の情報の特徴を示すものであって、制御部は、冠水時判断データと環境情報とに基づいて昇降路の冠水を検知する。
【0007】
本開示に係るエレベーターは、本開示の冠水検知装置を備えている。
【発明の効果】
【0008】
本開示のエレベーターの冠水検知装置、及び冠水検知装置を備えたエレベーターによれば、環境検出器を容易に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1によるエレベーターの冠水検知装置を示す概略図である。
図1の冠水検知装置の機能を示す概略図である。
実施の形態2による冠水検知装置の機能を示す概略図である。
実施の形態3による冠水検知装置の機能を示す概略図である。
実施の形態4による冠水検知装置の機能を示す概略図である。
実施の形態1から実施の形態4の制御部、及びエレベーター制御装置の機能を実現する処理回路の第1の例を示す構成図である。
実施の形態1から実施の形態4の制御部、及びエレベーター制御装置の機能を実現する処理回路の第2の例を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるエレベーター101の冠水検知装置1を示す概略図である。図2は、図1の冠水検知装置1の機能を示す概略図である。冠水検知装置1は、エレベーター101に設置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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