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公開番号
2025016784
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024196154,2023084090
出願日
2024-11-08,2020-06-19
発明の名称
符号化・復号化の方法、装置、および記憶媒体
出願人
杭州海康威視数字技術股フン有限公司
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
19/13 20140101AFI20250128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】符号化・復号化の方法、装置および記憶媒体を提供する。
【解決手段】方法は、第1のISP指示情報の符号化または復号化を行うと確定したときに、1つのコンテキストモデルに基づいて、第1のISP指示情報に対してコンテキストに基づく適応バイナリ算術符号化またはコンテキストに基づく適応バイナリ算術復号化を行う。第1のISP指示情報は、イントラサブブロック予測モードを起動するかどうかを指示するために使用される。方法はまた、第2のISP指示情報の符号化または復号化を行うと確定したときに、第2のISP指示情報に対してバイパスに基づくバイナリ算術符号化または復号化を行い、第2のISP指示情報は、イントラサブブロック予測モードのサブブロック分割方式を指示するために使用される。このようにすると、プロセスに必要なコンテキストモデルの数を減らし、プロセスの複雑さを軽減し、メモリオーバーヘッドを削減できる。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
現在のブロックが複数行予測モードをサポートする場合、複数行予測モードに基づいて現在のブロックを予測するときに、目標参照行に基づいて現在のブロックを予測し、前記目標参照行は、参照行指示情報に基づいて確定されることを含み、
ここで、前記参照行指示情報は、複数行予測モードに基づいて現在のブロックの予測を行うときに使用される目標参照行のインデックス情報を指示するために使用され、前記目標参照行は、候補参照行から選択された1行であり、ここで、前記複数行予測モードに対応する候補参照行の行数は3であり、且つ現在のブロックの境界に最も近い3行3列が前記候補参照行として用いられ、
前記参照行指示情報が、最大2ビットを占め、且つこの2ビットについて、2つのコンテキストモデルを使用して復号化し、ここで、前記参照行指示情報の第1のビットは、第1のコンテキストモデルに基づいて復号化し、前記参照行指示情報の第2のビットを復号化する必要があるとき、前記参照行指示情報の第2のビットは、第2のコンテキストモデルに基づいて復号化し、前記第1のコンテキストモデルと前記第2のコンテキストモデルは異なる、
ことを特徴とするビデオ復号化の方法。
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
前記行は、現在のブロックの上側の行、または現在のブロックの左側の列であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記現在のブロックの境界に最も近い3行3列が前記候補参照行として用いられることは、0行目、1行目および2行目が前記候補参照行として用いられることを含み、
ここで、前記0行目は、前記現在のブロックの境界に隣接する行であり、前記1行目は、前記現在のブロックの境界に次に隣接する行であり、前記2行目は、前記1行目に隣接する行である、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
インデックス情報が0である候補参照行は0行目であり、インデックス情報が1である候補参照行は1行目であり、インデックス情報が2である候補参照行は2行目である場合、前記目標参照行が参照行指示情報に基づいて確定されることは、
参照行指示情報で指示されるインデックス情報が0である場合、前記目標参照行が、前記0行目であることと、
前記参照行指示情報で指示されるインデックス情報が1である場合、前記目標参照行が、前記1行目であることと、
前記参照行指示情報で指示されるインデックス情報が2である場合、前記目標参照行が、前記2行目であることと、
を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記現在のブロックの境界に最も近い3行3列が前記候補参照行として用いられることは、0行目、1行目、2行目、0列目、1列目、および2列目が前記候補参照行として用いられることを含み、ここで、前記0行目は、前記現在のブロックの上境界に隣接する行であり、前記1行目は、前記現在のブロックの上境界に次に隣接する行であり、前記2行目は、前記1行目に隣接する行であり、前記0列目は、前記現在のブロックの左境界に隣接する列であり、前記1列目は、前記現在のブロックの左境界に次に隣接する列であり、前記2列目は、前記1列目に隣接する列であり、前記目標参照行が参照行指示情報に基づいて確定されることは、参照行指示情報で指示されるインデックス情報が0である場合、前記目標参照行が、前記0行目および0列目であることと、前記参照行指示情報で指示されるインデックス情報が1である場合、前記目標参照行が、前記1行目および1列目であることと、前記参照行指示情報で指示されるインデックス情報が2である場合、前記目標参照行が、前記2行目および2列目であることと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記複数行予測モードは、現在のブロックの参照画素に基づいて予測するために使用され、ここで、前記目標参照行が前記0行目および0列目である場合、現在のブロックの予測に使用される参照画素は、前記0行目または0列目から取得され、前記目標参照行が前記1行目および1列目である場合、現在のブロックの予測に使用される参照画素は、前記1行目または1列目から取得され、前記目標参照行が前記2行目および2列目である場合、現在のブロックの予測に使用される参照画素は、前記2行目または2列目から取得されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項7】
現在のブロックが複数行予測技術をサポートする条件を満たすかどうかを確定することと、現在のブロックが複数行予測技術をサポートする条件を満たす場合、現在のブロックが複数行予測モードをサポートすると確定することと、をさらに含み、ここで、前記複数行予測技術をサポートする条件は、現在のブロックが輝度イントラブロックであることと、現在のブロックのサイズが一定の制限条件を満たすことと、現在のブロックが符号化ツリーユニットの第1の行を含まないことと、を含む、または、
前記複数行予測モードは、現在のブロックの参照画素に基づいて予測するために使用され、ここで、現在のブロックの予測に使用される参照画素は、現在のブロックの前記目標参照行から取得される、または、
前記目標参照行のインデックス情報は、intra_luma_ref_idxで表記されている
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
複数行予測モードに基づいて現在のブロックの予測を行うときに使用される目標参照行を確定することと、
第1のコンテキストモデルに基づいて、参照行指示情報の第1のビットに対して符号化を行うことと、
前記参照行指示情報の第2のビットに対して符号化を行う必要があるときに、第2のコンテキストモデルに基づいて、前記参照行指示情報の第2のビットに対して符号化を行うことと、
を含み、
ここで、前記参照行指示情報が、最大2ビットを占め、且つこの2ビットについて、2つのコンテキストモデルを使用して符号化し、前記第1のコンテキストモデルと前記第2のコンテキストモデルは異なり、前記参照行指示情報は、複数行予測モードに基づいて前記現在のブロックの予測を行うときに使用される目標参照行のインデックス情報を指示するために使用され、ここで、前記目標参照行は、参照行指示情報におけるインデックス情報に基づいて候補参照行から選択され、ここで、前記複数行予測モードに対応する候補参照行の行数は3であり、且つ前記現在のブロックの境界に最も近い3行3列が前記候補参照行として用いられる、
ことを特徴とするビデオ符号化の方法。
【請求項9】
前記目標参照行の行は、前記現在のブロックの上側の行、または前記現在のブロックの左側の列であることを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
0行目は、前記現在のブロックの境界に隣接する行であり、1行目は、前記現在のブロックの境界に次に隣接する行であり、2行目は、前記1行目に隣接する行であり、
インデックス情報が0である候補参照行は前記0行目であり、インデックス情報が1である候補参照行は前記1行目であり、インデックス情報が2である候補参照行は前記2行目である場合、前記目標参照行が参照行指示情報におけるインデックス情報に基づいて候補参照行から選択されることは、
参照行指示情報で指示されるインデックス情報が0である場合、前記目標参照行が、前記0行目であることと、
前記参照行指示情報で指示されるインデックス情報が1である場合、前記目標参照行が、前記1行目であることと、
前記参照行指示情報で指示されるインデックス情報が2である場合、前記目標参照行が、前記2行目であることと、
を含む、
ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、2019年06月21日に提出された出願番号201910545251.0、発明名称「符号化・復号化の方法、装置、および記憶媒体」の中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は参照により本明細書に援用する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【0002】
本発明は、画像処理技術の分野に関し、特に符号化・復号化の方法、装置、および記憶媒体に関するものである。
【背景技術】
【0003】
現在、画像の符号化・復号化技術の分野では、符号化側が画像ブロックを符号化する場合、通常、コンテキストモデルを使用していくつかの構文要素を符号化することにより、これらの構文要素を画像ブロックの符号化ストリームに伝送して復号化側に送信する必要がある。復号化側が画像ブロックの符号化ストリームを受信した後、符号化側と同じコンテキストモデルに従ってこれらの構文要素を解析することにより、これらの構文要素に基づいて画像を再構築する必要がある。これらの構文要素は、第1のISP指示情報または第2のISP指示情報のような様々な指示情報であってもよく、第1のISP指示情報は、イントラサブブロック予測モードを起動するかどうかを指示するために使用され、第2のISP指示情報は、イントラサブブロック予測モードのサブブロック分割方式を指示するために使用される。
【0004】
しかしながら、異なる構文要素について、異なるコンテキストモデルに基づいてコンテキストに基づく適応バイナリ算術符号化・復号化を行う必要がある可能性があり、同じ構文要素について、異なる状況において、異なるコンテキストモデルに基づいてコンテキストに基づく適応バイナリ算術符号化・復号化を行う必要がある可能性もあり、このようにすると、符号化・復号化プロセスでは、より多くのコンテキストモデルを使用する必要があり、符号化・復号化プロセスの複雑度が高く、メモリオーバーヘッドが大きい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の実施例は、関連技術における符号化・復号化プロセスにおいて必要とされるコンテキストモデルが多く、メモリオーバーヘッドが大きいという問題を解決するための符号化・復号化の方法および記憶媒体を提供する。技術案は以下の通りである。
【0006】
一側面において、第1のISP指示情報の符号化または復号化を行うと確定したときに、1つのコンテキストモデルに基づいて、前記第1のISP指示情報に対してコンテキストに基づく適応バイナリ算術符号化またはコンテキストに基づく適応バイナリ算術復号化を行い、前記第1のISP指示情報は、イントラサブブロック予測モードを起動するかどうかを指示するために使用されることと、
【0007】
第2のISP指示情報の符号化または復号化を行うと確定したときに、前記第2のISP指示情報に対してバイパスに基づくバイナリ算術符号化または復号化を行い、前記第2のISP指示情報は、イントラサブブロック予測モードのサブブロック分割方式を指示するために使用されることと、を含む、
符号化・復号化の方法に関する。
【0008】
一側面において、第1のISP指示情報の符号化または復号化を行うと確定したときに、第1のISP指示情報に対してバイパスに基づくバイナリ算術符号化または復号化を行い、前記第1のISP指示情報は、イントラサブブロック予測モードを起動するかどうかを指示するために使用されることと、
第2のISP指示情報の符号化または復号化を行うと確定したときに、第2のISP指示情報に対してバイパスに基づくバイナリ算術符号化または復号化を行い、前記第2のISP指示情報は、イントラサブブロック予測モードのサブブロック分割タイプを指示するために使用されることと、を含む、
符号化・復号化の方法に関する。
【0009】
一側面において、現在のブロックの幅と高さのサイズがM*Nであり、前記Mが64未満且つ前記Nが64未満の場合、前記現在のブロックは、複数行予測モードをサポートしないことを含む、
符号化・復号化の方法に関する。
【0010】
本発明の一実現可能な実施形態において、前記現在のブロックの幅と高さのサイズが4*4である場合、前記現在のブロックは、複数行予測モードをサポートしない。
(【0011】以降は省略されています)
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