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公開番号
2025016725
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024194138,2023131014
出願日
2024-11-06,2019-07-18
発明の名称
撮像装置
出願人
株式会社ニコン
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/75 20230101AFI20250128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】被写体の明るさが変化し、そのため、絞りが頻繁に駆動されることで、ライブビュー画像の画面の明るさが変化する問題があった
【解決手段】撮像装置は、絞りを有する光学系により形成される被写体の像を撮像し信号を出力する撮像素子と、前記信号に基づいて生成された画像を表示する表示部と、操作により前記撮像素子による撮像を指示する操作部と、前記信号に基づいて、前記操作部の操作に基づく撮影の絞りの値である第1の絞り値を算出する算出部と、前記第1の絞り値と、前記撮像素子で繰り返し撮像された前記信号に基づく前記画像を前記表示部に表示するスルー画表示用の撮影の絞りの値である第2の絞り値と、を設定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記被写体の明るさの変化に応じて前記第1の絞り値が変更される頻度よりも前記第2の絞り値が変更される頻度が少なくなるように、前記第2の絞り値を設定する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
絞りを有する光学系により形成される被写体の像を撮像し信号を出力する撮像素子と、
前記信号に基づいて生成された画像を表示する表示部と、
操作により前記撮像素子による撮像を指示する操作部と、
前記信号に基づいて、前記操作部の操作に基づく撮影の絞りの値である第1の絞り値を算出する算出部と、
前記第1の絞り値と、前記撮像素子で繰り返し撮像された前記信号に基づく前記画像を前記表示部に表示するスルー画表示用の撮影の絞りの値である第2の絞り値と、を設定する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記被写体の明るさの変化に応じて前記第1の絞り値が変更される頻度よりも前記第2の絞り値が変更される頻度が少なくなるように、前記第2の絞り値を設定する、
撮像装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第1の絞り値が変更されたときに、変更後の前記第1の絞り値に基づく許容範囲内に前記第2の絞り値がある場合に、前記第2の絞り値を変更しない、
請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1の絞り値が変更されたときに、前記許容範囲内に前記第2の絞り値がない場合に、前記第2の絞り値を変更する、
請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記許容範囲を前記第1の絞り値よりも開放側に設定する、
請求項2または3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記光学系から受信した情報に基づいて前記許容範囲を決定する、
請求項2または3に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記制御部は、第1のスルー画表示モードと、第2のスルー画表示モードを択一的に設定可能であり、
前記第1のスルー画表示モードが設定された場合に、前記被写体の明るさの変化に応じて前記第1の絞り値が変更される頻度よりも前記第2の絞り値が変更される頻度が少なくなるように、前記第2の絞り値を設定し、
前記第2のスルー画表示モードが設定された場合に、前記第1の絞り値の変更を前記第2の絞り値に反映させるように、前記第2の絞り値を設定する、
請求項1から5のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記第1の絞り値と、前記第2の絞り値との差に基づいて、前記第2の絞り値を前記第1の絞り値に基づいて変更する制御と、前記第2の絞り値を変更しない制御とを行う、
請求項1から6のいずれか一項に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記第1の絞り値が前記第2の絞り値より大きく、前記第1の絞り値と前記第2の絞り値との差が第1の値より大きくなると、前記第2の絞り値を前記第1の絞り値に基づいて変更する制御を行う、
請求項7に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記第1の絞り値が前記第2の絞り値より大きく、前記第1の絞り値と前記第2の絞り値との差が第1の値以下であると、前記第2の絞り値を変更しない制御を行う、
請求項8に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記制御部は、前記第1の絞り値が前記第2の絞り値よりも小さくなると、前記第2の絞り値を前記第1の絞りに基づいて変更する、
請求項1から9のいずれか一項に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
ライブビュー画像と称されるモニタ用の画像を表示するカメラが知られている。また、被写体の明るさが変化すると、露出補正のために撮影レンズの絞りが頻繁に駆動される(特許文献1参照)。そのため、絞りが頻繁に駆動されることで、ライブビュー画像の画面の明るさが変化する問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
日本国特開2018-33061号公報
【発明の概要】
【0004】
本発明の一態様によると、撮像装置は、絞りを有する光学系により形成される被写体の像を撮像し信号を出力する撮像素子と、前記信号に基づいて生成された画像を表示する表示部と、操作により前記撮像素子による撮像を指示する操作部と、前記信号に基づいて、前記操作部の操作に基づく撮影の絞りの値である第1の絞り値を算出する算出部と、前記第1の絞り値と、前記撮像素子で繰り返し撮像された前記信号に基づく前記画像を前記表示部に表示するスルー画表示用の撮影の絞りの値である第2の絞り値と、を設定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記被写体の明るさの変化に応じて前記第1の絞り値が変更される頻度よりも前記第2の絞り値が変更される頻度が少なくなるように、前記第2の絞り値を設定する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
カメラシステムを例示する斜視図である。
図1のカメラの要部構成を説明するブロック図である。
図3(a)から図3(d)は、第1の絞り値および第2の絞り値を説明する図である。
図4(a)から図4(d)は、第1の絞り値および第2の絞り値を説明する図である。
図5(a)から図5(c)は、第1の絞り値および第2の絞り値を説明する図である。
ボディ側制御部がライブビューモード時に実行する処理の一例を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
図1は、発明の一実施の形態によるカメラボディ2に交換レンズ3が装着される前のカメラシステム1の斜視図である。カメラボディ2と交換レンズ3の結合は、ボディ側マウント210とレンズ側マウント310のバヨネット構造により行われる。カメラボディ2と交換レンズ3が結合すると、各マウントに設けられた端子同士が物理的に接触し、カメラボディ2と交換レンズ3とが電気的に接続される。図2を使って後述するが、カメラボディ2はレリーズボタンなどの操作部材280および撮像素子260を備える。
図1にはレンズ交換式のカメラシステム1を例示するが、カメラシステム1は、カメラボディとレンズとが一体型のカメラ及びビデオカメラでもよい。
【0007】
図2は、第1の実施形態によるカメラシステム1の要部構成を説明するブロック図である。
<交換レンズ>
交換レンズ3は、レンズ側マウント310、レンズ側制御部330、レンズ側通信部340、レンズ側記憶部350、撮影レンズ360、レンズ駆動部370、および絞り駆動部380を有する。
【0008】
円環状のレンズ側マウント310には、レンズ側端子保持部320が設けられる。レンズ側端子保持部320は、光軸Oを中心とした円弧状に複数のレンズ側端子を有する。複数のレンズ側端子には、例えば、交換レンズ3がカメラボディ2に装着されたことを示すことをカメラボディ2に伝える装着検出用端子、交換レンズ3とカメラボディ2との間の通信で使用する複数の通信用端子、カメラボディ2から交換レンズ3へ電力が供給される給電用端子、および接地用(グラウンド)端子などが含まれる。
【0009】
レンズ側制御部330は、マイクロコンピュータおよびその周辺回路等から構成される。レンズ側制御部330は、レンズ側記憶部350に記憶されている制御プログラムを実行して交換レンズ3の各部を制御する。レンズ側制御部330は、レンズ側通信部340、レンズ側記憶部350、レンズ駆動部370および絞り駆動部380と接続される。
【0010】
レンズ側通信部340は、交換レンズ3がカメラボディ2に装着された状態でボディ側通信部240との間で所定の通信を行う。レンズ側通信部340は、レンズ側制御部330および上述したレンズ側端子と接続される。接触しているレンズ側端子とボディ側端子を介してレンズ側通信部340とボディ側通信部240との間で行われる通信により、レンズ制御部330による後述するレンズ361などの移動等の指示が行われる。またカメラボディ2から交換レンズ3のレンズ制御部330へはレンズ駆動部370の状態を示す情報などの交換レンズ3内の情報をカメラボディ2へ送信する送信要求が送られる。
(【0011】以降は省略されています)
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