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公開番号2025014006
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-28
出願番号2024189093,2020205973
出願日2024-10-28,2020-12-11
発明の名称積層装置及び方法
出願人株式会社ニコン
代理人弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類H01L 21/68 20060101AFI20250121BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】基板ホルダの湾曲によって生じる基板のアライメントマークの観察上の位置のずれ量を補正できる積層装置及び方法を提供する。
【解決手段】積層装置100は、第1基板を保持する第1ステージと、第2基板213が第1基板に対向するように、第2基板を湾曲させて保持する第2ステージ223と、第2ステージに保持されている第2基板の表面に設けられたアライメントマーク218の位置を観察する観察部と、観察部により観察されるアライメントマークの位置に基づいて第1ステージおよび第2ステージの少なくとも一方を制御する制御部と、を備え、制御部は、湾曲によって生じるアライメントマークの観察上の位置のずれ量に基づいて第1ステージおよび第2ステージの少なくとも一方を制御する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
第1基板を保持する第1ステージと、
第2基板を湾曲させて保持する第2ステージと、
前記第2ステージに湾曲された状態で保持されている前記第2基板に設けられたアライメントマークを観察する観察部と、を含み、
前記観察部によって観察された前記アライメントマークの位置と、前記第2ステージに湾曲された状態で保持されている前記第2基板の湾曲に関する情報と、に基づいて、前記第1基板を保持している状態の前記第1ステージおよび前記第2基板を保持している状態の前記第2ステージの少なくとも一方を制御する積層装置。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記情報は、前記第2基板の表面が平面である場合の前記アライメントマークの位置と、前記第2ステージに湾曲された状態で保持されている前記第2基板に設けられた前記アライメントマークの位置との間のずれ量を含む、請求項1に記載の積層装置。
【請求項3】
前記ずれ量は、前記平面に平行な方向における第1のずれ量を含む、請求項2に記載の積層装置。
【請求項4】
前記第2ステージは、湾曲した保持面によって前記第2基板を保持する保持部材を含む、請求項1に記載の積層装置。
【請求項5】
前記情報は、前記保持部材の形状に関する情報と、前記保持部材の基準位置からの前記アライメントマークの距離および前記アライメントマークの前記位置の情報の少なくとも一方を含む、請求項4に記載の積層装置。
【請求項6】
前記保持部材の形状に関する情報は、前記保持部材の曲率半径、前記保持部材の曲率、前記保持部材の外縁部に対する中心部の高さ、および、前記保持部材の形状の3Dモデルの少なくとも一つを含む、請求項5に記載の積層装置。
【請求項7】
前記ずれ量は、前記平面に直交する方向における第2のずれ量を含む、請求項2に記載の積層装置。
【請求項8】
前記第2のずれ量に基づいて前記第1ステージおよび前記第2ステージの少なくとも一方の傾斜角度を制御する、請求項7に記載の積層装置。
【請求項9】
前記第2ステージは、湾曲した保持面によって前記第2基板を保持する保持部材を含み、
前記第2のずれ量は、前記第2基板の曲率半径および曲率の少なくとも一方と、前記保持部材の中心からの前記アライメントマークの距離および前記保持部材の中心を原点とする座標系における前記アライメントマークの座標の少なくとも一方に基づいて設定される、請求項8に記載の積層装置。
【請求項10】
前記ずれ量に基づいて、前記第1基板と前記第2基板の位置合わせに用いられるパラメータを設定する、請求項1から9のいずれか1項に記載の積層装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、積層装置及び方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基板に形成されたアライメントマークを顕微鏡で観察して一対の基板を位置合わせする装置が記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2005-251972号公報
【発明の概要】
【0003】
本発明の第1の態様においては、第1基板を保持する第1ステージと、第2基板を湾曲させて保持する第2ステージと、前記第2ステージに湾曲された状態で保持されている前記第2基板に設けられたアライメントマークを観察する観察部と、を含み、前記観察部によって観察された前記アライメントマークの位置と、前記第2ステージに湾曲された状態で保持されている前記第2基板の湾曲に関する情報と、に基づいて、前記第1基板を保持している状態の前記第1ステージおよび前記第2基板を保持している状態の前記第2ステージの少なくとも一方を制御する積層装置が提供される。
【0004】
本発明の第2の態様においては、第1基板を第1ステージで保持することと、第2基板を湾曲させて第2ステージで保持することと、前記第2ステージに湾曲された状態で保持されている前記第2基板に設けられたアライメントマークを観察することと、前記観察することによって観察された前記アライメントマークの位置と、前記第2ステージに湾曲された状態で保持されている前記第2基板の湾曲に関する情報と、に基づいて、前記第1基板を保持している状態の前記第1ステージおよびと前記第2基板を保持している状態の前記第2ステージの少なくとも一方を制御する、方法が提供される。
【0005】
本発明の第3の態様においては、第1基板を第1ステージで保持することと、第2基板を湾曲させて第2ステージで保持することと、前記第2ステージに湾曲された状態で保持されている前記第2基板に設けられたアライメントマークを観察することと、前記観察することによって観察された前記アライメントマークの位置と、前記第2ステージに湾曲された状態で保持されている前記第2基板の湾曲に関する情報と、に基づいて、エンハンストグローバルアライメント法による処理を行う、方法が提供される。
【0006】
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態における積層装置100の模式的平面図である。
積層装置100において積層される基板211,213の模式的平面図である。
積層装置100において積層される二つの基板211,213のうち上の基板211を保持する基板ホルダ221の模式的断面図である。
積層装置100において積層される二つの基板211,213のうち下の基板213を保持する基板ホルダ223の模式的断面図である。
積層装置100において基板211,213を積層して積層体230を作製する手順を示すフローチャートである。
積層部300の構造と共に、基板211,213を保持した基板ホルダ221,223が積層部300に搬入された後の様子を示す図である。
ステップS03における積層部300の動作を説明する図である。
(a)から(c)は、基板ホルダ223の湾曲に起因するXY方向の視差を示す概略図である。
(a)は、基板ホルダ223の凸量ごとのアライメントマーク218の位置と視差量との関係を示す図であり、(b)は、基板ホルダ223の凸量ごとのアライメントマーク218の位置と視差起因の倍率変化量との関係を示す図である。
基板211,213を位置合わせした状態における積層部300の模式的断面図である。
位置合わせされた状態の基板211,213および基板ホルダ221,223の状態を示す図である。
基板211,213の接合を開始した状態における積層部300の模式的断面図である。
接合が開始された状態の基板211,213および基板ホルダ221,223の状態を示す図である。
基板ホルダ221による基板211の保持を解除状態の基板211,213および基板ホルダ221,223の状態を示す図である。
(a)から(c)は、第2の実施形態における基板ホルダ223の湾曲に起因するアライメントマーク218のZ方向の視差を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0009】
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態における積層装置100の模式的平面図である。積層装置100は、ひとつの基板211を他の基板213と積層して積層体230を形成する装置であり、筐体110と、筐体110の外側に配された基板カセット120、130と、制御部150と、筐体110の内部に配された搬送部140と、積層部300と、ホルダストッカ400と、プリアライナ500と、活性化装置600とを備える。
【0010】
一方の基板カセット120は、これから積層する基板211,213を収容する。他方の基板カセット130は、基板211,213を積層して形成された複数の積層体230を収容する。基板カセット120を用いることにより、複数の基板211,213を一括して積層装置100に搬入できる。また、基板カセット130を用いることにより、複数の積層体230を一括して積層装置100から搬出できる。
(【0011】以降は省略されています)

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