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公開番号
2025013628
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024196109,2023512859
出願日
2024-11-08,2022-02-28
発明の名称
配線パターン形成方法
出願人
株式会社ニコン
代理人
弁理士法人片山特許事務所
主分類
G03F
7/20 20060101AFI20250117BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 FO-WLPの配線パターン形成におけるスループットを向上する。
【解決手段】 配線パターン形成方法は、第1トレイに配置された第1の基板に含まれる複数のチップのそれぞれの位置と、前記第1トレイに配置された第2の基板に含まれる複数のチップのそれぞれの位置との計測である位置計測を行うこと、および前記第1の基板に含まれる前記複数のチップのそれぞれの前記位置に基づいた、前記第1の基板に含まれる前記複数のチップを接続する配線のパターンデータである第1パターンデータと、前記第2の基板に含まれる前記複数のチップのそれぞれの前記位置に基づいた、前記第2の基板に含まれる前記複数のチップを接続する配線のパターンデータである第2パターンデータとの作成であるデータ作成を行うこと、を含み、前記位置計測を行う期間に、前記データ作成を開始する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
第1トレイに配置された第1の基板に含まれる複数のチップのそれぞれの位置と、前記第1トレイに配置された第2の基板に含まれる複数のチップのそれぞれの位置との計測である位置計測を行うこと、および
前記第1の基板に含まれる前記複数のチップのそれぞれの前記位置に基づいた、前記第1の基板に含まれる前記複数のチップを接続する配線のパターンデータである第1パターンデータと、前記第2の基板に含まれる前記複数のチップのそれぞれの前記位置に基づいた、前記第2の基板に含まれる前記複数のチップを接続する配線のパターンデータである第2パターンデータとの作成であるデータ作成を行うこと、を含み、
前記位置計測を行う期間に、前記データ作成を開始する、
配線パターン形成方法。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
空間光変調器を含む露光装置へ前記第1パターンデータと前記第2パターンデータの転送であるデータ転送を行うことを含み、
前記データ作成を行う期間に、前記データ転送を開始する、
請求項1に記載の配線パターン形成方法。
【請求項3】
前記露光装置による第2トレイに配置された複数の基板の露光である基板露光を行うことを、さらに含み、
前記基板露光を行う期間に、前記位置計測、前記データ作成、および、前記データ転送を開始する、
請求項2に記載の配線パターン形成方法。
【請求項4】
前記第1パターンデータおよび前記第2パターンデータの第1記憶装置への記憶を行うこと、を含み、
前記第1記憶装置とは異なる第2記憶装置から、前記第2トレイに配置された前記複数の基板の露光に使用されるパターンデータの前記露光装置への転送を行う期間に、前記記憶を行う、
請求項3に記載の配線パターン形成方法。
【請求項5】
前記基板は、ウエハ基板である、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の配線パターン形成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
配線パターン形成方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、FO-WLP(Fan Out Wafer Level Package)、FO-PLP(Fan Out Plate Level Package)と呼ばれる半導体デバイスのパッケージが知られている。
【0003】
例えば、FO-WLPの製造では、複数の半導体チップをウエハ状の支持基板に並べ、樹脂などのモールド材で固めることで疑似ウエハを形成し、露光装置を用いて半導体チップのパッド同士を接続する再配線層を形成する。
【0004】
FO-WLP及びFO-PLPの再配線層の形成におけるスループットの向上が望まれている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-081281号公報
【発明の概要】
【0006】
開示の態様によれば、空間光変調器と、第1の基板上に複数配置された半導体チップのセットそれぞれに含まれる前記半導体チップの位置を計測する計測系から計測結果を取得し、前記計測結果に基づいて、前記セットそれぞれに含まれる前記半導体チップ間を接続する配線パターンを決定し、決定した前記配線パターンを生成するときに前記空間光変調器の制御に利用する第1の制御データを作成し、第1の記憶部に記憶させる作成部と、前記第1の記憶部に記憶された前記第1の制御データを用いて前記空間光変調器を制御して、前記セットそれぞれに含まれる前記半導体チップ間を接続する配線パターンを露光する露光処理部と、を備え、前記露光処理部が前記第1の基板とは異なる第2の基板を露光処理している間に、前記第1の基板上の前記半導体チップの位置の計測、前記計測結果の取得、前記配線パターンの決定、前記第1の制御データの作成、及び前記第1の制御データの前記第1の記憶部への記憶、の少なくとも1つが実行される、露光装置が提供される。
【0007】
開示の態様によれば、配線パターン形成方法は、第1トレイに配置された第1の基板に含まれる複数のチップのそれぞれの位置と、前記第1トレイに配置された第2の基板に含まれる複数のチップのそれぞれの位置との計測である位置計測を行うこと、および 前記第1の基板に含まれる前記複数のチップのそれぞれの前記位置に基づいた、前記第1の基板に含まれる前記複数のチップを接続する配線のパターンデータである第1パターンデータと、前記第2の基板に含まれる前記複数のチップのそれぞれの前記位置に基づいた、前記第2の基板に含まれる前記複数のチップを接続する配線のパターンデータである第2パターンデータとの作成であるデータ作成を行うこと、を含み、前記位置計測を行う期間に、前記データ作成を開始する。
【0008】
なお、後述の実施形態の構成を適宜改良しても良く、また、少なくとも一部を他の構成物に代替させても良い。更に、その配置について特に限定のない構成要件は、実施形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1実施形態に係る露光装置を含む、FO-WLPの配線パターン形成システムの概要を示す上面図である。
図2は、第1実施形態に係る露光装置の構成を概略的に示す斜視図である。
図3(A)及び図3(B)は、配線パターン形成システムによって形成する配線パターンについて説明するための図である。
図4は、光学定盤に配置されたモジュールについて説明するための図である。
図5(A)は、照明・投影モジュールの光学系を示す図であり、図5(B)は、DMDを概略的に示す図であり、図5(C)は、電源がOFFの場合のDMDを示す図であり、図5(D)は、ON状態のミラーについて説明するための図であり、図5(E)は、OFF状態のミラーについて説明するための図である。
図6は、照明・投影モジュール付近の拡大図である。
図7は、第1実施形態に係る露光装置の制御系を示すブロック図である。
図8(A)は、全てのチップが設計位置に配置された状態のウエハWFを示す概略図であり、図8(B)は、設計位置からずれてチップが配置されたウエハWFを示す概略図である。
図9は、露光装置におけるFO-WLPの配線パターン形成手順を示す概念図である。
図10は、第2実施形態に係る配線パターン形成システムの概要を示す上面図である。
図11は、第2実施形態におけるFO-WLPの製造手順の概念図である。
図12は、第3実施形態に係る配線パターン形成システムの概要を示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
《第1実施形態》
第1実施形態に係る露光装置について、図1~図9に基づいて説明する。なお、以後の説明において、単に基板Pと記載した場合には、矩形状の基板を示し、ウエハ状の基板についてはウエハWFと記載する。また、後述する基板ステージ30に載置された基板PまたはウエハWFの法線方向をZ軸方向、これに直交する面内で空間光変調器(SLM:Spatial Light Modulator)に対して基板PまたはウエハWFが相対走査される方向をX軸方向、Z軸及びY軸に直交する方向をY軸方向とし、X軸、Y軸、及びZ軸周りの回転(傾斜)方向をそれぞれθx、θy、及びθz方向として説明を行なう。空間光変調器の例としては、液晶素子、デジタルミラーデバイス(デジタルマイクロミラーデバイス、DMD)、磁気光学空間光変調器(MOSLM:Magneto Optic Spatial Light Modulator)等が挙げられる。第1実施形態に係る露光装置EXは、空間光変調器としてDMD204を備えるが、他の空間光変調器を備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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