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公開番号
2025016724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024194104,2022520513
出願日
2024-11-06,2020-09-30
発明の名称
HARQプロセス/エンティティベースのアップリンク多重化
出願人
コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ
,
Koninklijke Philips N.V.
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04L
1/1812 20230101AFI20250128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】アップリンク送信のスケジューリングを向上または改善する。
【解決手段】装置は、複数のハイブリッドARQ(HARQ)エンティティであり、複数のHARQエンティティの各々は複数のHARQ挙動のうちの1つに関連付けられたHARQプロセスを動作させ、複数のHARQ挙動は、異なる複数のHARQエンティティおよび/または複数のHARQプロセスを動作させるHARQエンティティを含み、装置はまた、無線通信システムにおけるトランシーバから制御情報を受信し、制御情報を無線通信システムの無線チャネルを介して送信する。制御情報は、複数のHARQ挙動のうちの1つのHARQ挙動又は複数のHARQプロセスのうちの1つのHARQプロセスを識別するHARQ識別子を含み、1つのHARQプロセスは、HARQ挙動に関連付けられている。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
装置であって、
前記装置は、
・複数のハイブリッドARQ(HARQ)エンティティであり、前記複数のHARQエンティティの各々は、複数のHARQ挙動のうちの1つに関連付けられたHARQプロセスを動作させるように構成され、前記複数のHARQ挙動は同期HARQおよび非同期HARQを含む、複数のHARQエンティティ、および/または
・複数のHARQプロセスを動作させるように構成されたハイブリッドARQ(HARQ)エンティティであり、各HARQプロセスは、複数のHARQ挙動のうちの1つに関連付けられ、前記複数のHARQ挙動は同期HARQおよび非同期HARQを含む、HARQエンティティ
を含み、
前記装置は、ワイヤレス通信システムにおけるトランシーバから制御情報を受信するように構成されており、前記制御情報は、前記ワイヤレス通信システムの無線チャネルを介して送信され、前記制御情報は、前記複数のHARQ挙動のうちの1つのHARQ挙動または前記複数のHARQプロセスのうちの1つのHARQプロセスを識別するハイブリッドARQ(HARQ)識別子を含み、前記1つのHARQプロセスは前記複数のHARQ挙動のうちの1つのHARQ挙動に関連付けられており、前記装置は、複数の異なるチャネルまたは要素を含み、前記複数の異なるチャネルまたは要素は、チャネルまたは要素の構成に従って、前記複数のHARQプロセスおよび/または挙動のうちの1つまたは複数のHARQプロセスおよび/または挙動にリンクされている、装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、モバイル通信システムの分野に関し、より詳細には、送信器によって送信された情報が受信器で正しく受信されたかどうかをチェックまたは検証して、情報の送信が成功しなかった場合に再送を開始する技法に関する。実施形態は、基地局、またはユーザ機器、UEのような、ワイヤレス通信システムのネットワークエンティティにおけるHARQ、ハイブリッド自動再送要求、動作に関する。いくつかの実施形態は、HARQ、ハイブリッド自動再送要求、プロセス/エンティティベースのアップリンク多重化に関する。
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【背景技術】
【0002】
図1は、図1(a)に示されるように、コアネットワーク102、および1つまたは複数の無線アクセスネットワークRAN
1
、RAN
2
、…RAN
N
を含む地上ワイヤレスネットワーク100の一例の概略表現である。図1(b)は、それぞれのセル106
1
~106
5
によって概略的に表される基地局を囲む固有のエリアに各々サービス提供する、1つまたは複数の基地局gNB
1
~gNB
5
を含み得る無線アクセスネットワークRAN
n
の一例の概略表現である。基地局は、セル内のユーザにサービス提供するために提供される。1つまたは複数の基地局は、認可および/または無認可帯域でユーザにサービス提供し得る。基地局BSという用語は、5GネットワークにおけるgNB、UMTS/LTE/LTE-A/LTE-A ProにおけるeNB、または他のモバイル通信規格における単にBSを指す。ユーザは、固定デバイスでもよく、またはモバイルデバイスでもよい。ワイヤレス通信システムはまた、基地局またはユーザに接続するモバイルまたは固定IoTデバイスによってアクセスされてもよい。モバイルデバイスまたはIoTデバイスは、物理デバイス、ロボットまたは自動車など地上ベースの車両、後者はドローンとも呼ばれる、有人または無人の航空機(UAV)などの航空機、建物、ならびに、電子機器、ソフトウェア、センサー、アクチュエータなど、および、これらのデバイスが既存のネットワークインフラストラクチャにわたってデータを収集および交換することを可能にするネットワーク接続性が埋め込まれた他のアイテムまたはデバイスを含み得る。図1(b)は、5つのセルの例示的な図を示すが、RAN
n
は、より多くのまたはより少ないそのようなセルを含んでもよく、また、RAN
n
は、1つの基地局のみを含んでもよい。図1(b)は、セル106
2
にあり、基地局gNB
2
によってサービス提供される、ユーザ機器、UEとも呼ばれる、2つのユーザUE
1
およびUE
2
を示す。基地局gNB
4
によってサービス提供されるセル106
4
に、別のユーザUE
3
が示されている。矢印108
1
、108
2
、および108
3
は、ユーザUE
1
、UE
2
、およびUE
3
から基地局gNB
2
、gNB
4
にデータを送信するため、または基地局gNB
2
、gNB
4
からユーザUE
1
、UE
2
、UE
3
にデータを送信するためのアップリンク/ダウンリンク接続を概略的に表す。これは、認可帯域上または無認可帯域上で実現され得る。さらに、図1(b)は、セル106
4
内の2つのIoTデバイス110
1
および110
2
を示し、これらは、固定デバイスまたはモバイルデバイスであり得る。IoTデバイス110
1
は、矢印112
1
によって概略的に表されるように、データを送受信するために、基地局gNB
4
を介してワイヤレス通信システムにアクセスする。IoTデバイス110
2
は、矢印112
2
によって概略的に表されるように、ユーザUE
3
を介してワイヤレス通信システムにアクセスする。それぞれの基地局gNB
1
~gNB
5
は、「コア」を指す矢印によって図1(b)に概略的に表される、それぞれのバックホールリンク114
1
~114
5
を介して、たとえばS1インターフェースを介して、コアネットワーク102に接続されてもよい。コアネットワーク102は、1つまたは複数の外部ネットワークに接続され得る。さらに、それぞれの基地局gNB
1
~gNB
5
のいくつかまたはすべては、たとえば、NR内のS1またはX2インターフェースまたはXNインターフェースを介して、「gNB」を指す矢印によって図1(b)に概略的に表される、それぞれのバックホールリンク116
1
~116
5
を介して互いに接続され得る。サイドリンクチャネルは、デバイスツーデバイス(D2D)通信とも呼ばれる、UE間の直接通信を可能にする。3GPP(登録商標)におけるサイドリンクインターフェースは、PC5と名付けられている。
【0003】
データ送信のために、物理リソースグリッドが使用されてもよい。物理リソースグリッドは、様々な物理チャネルおよび物理信号がマッピングされるリソース要素のセットを含み得る。たとえば、物理チャネルは、ダウンリンク、アップリンクおよびサイドリンクペイロードデータとも呼ばれる、ユーザ固有データを搬送する物理ダウンリンク、アップリンク、およびサイドリンク共有チャネル(PDSCH、PUSCH、PSSCH)、たとえばマスタ情報ブロック(MIB)およびシステム情報ブロック(SIB)のうちの1つまたは複数を搬送する物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、たとえばダウンリンク制御情報(DCI)、アップリンク制御情報(UCI)、およびサイドリンク制御情報(SCI)を搬送する物理ダウンリンク、アップリンク、およびサイドリンク制御チャネル(PDCCH、PUCCH、PSSCH)を含み得る。サイドリンクインターフェースは、2段SCIをサポートし得ることに留意されたい。これは、SCIのいくつかの部分を含む第1の制御領域、および任意選択で、制御情報の第2の部分を含む第2の制御領域を指す。
【0004】
アップリンクの場合、物理チャネルは、UEが同期してMIBおよびSIBを取得すると、ネットワークにアクセスするためにUEによって使用される物理ランダムアクセスチャネル(PRACHまたはRACH)をさらに含み得る。物理信号は、基準信号またはシンボル(RS)、同期信号などを含み得る。リソースグリッドは、時間領域において特定の持続時間を有し、周波数領域において所与の帯域幅を有するフレームまたは無線フレームを含み得る。フレームは、たとえば1msなど、あらかじめ定義された長さのある数のサブフレームを有し得る。各サブフレームは、サイクリックプレフィックス(CP)長に応じて、12個または14個のOFDMシンボルの1つまたは複数のスロットを含み得る。フレームはまた、たとえば、短縮された送信時間間隔(sTTI)またはほんの数個のOFDMシンボルを含むミニスロット/ノンスロットベースのフレーム構造を利用するとき、より少ない数のOFDMシンボルから構成されてもよい。
【0005】
ワイヤレス通信システムは、直交周波数分割多重(OFDM)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、または、たとえばDFT-s-OFDMなど、CPを伴うまたは伴わない任意の他のIFFTベースの信号のような、周波数分割多重を使用する任意のシングルトーンまたはマルチキャリアシステムであってもよい。たとえば、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC)、汎用周波数分割多重(GFDM)、またはユニバーサルフィルタマルチキャリア(UFMC)など、多元接続のための非直交波形のような他の波形が使用されてもよい。ワイヤレス通信システムは、たとえば、LTE-Advanced pro規格、または5GもしくはNR、ニューラジオの規格、もしくはNR-U、ニューラジオ無認可の規格に従って動作し得る。
【0006】
図1に示されたワイヤレスネットワークまたは通信システムは、たとえば、各マクロセルが基地局gNB
1
~gNB
5
のようなマクロ基地局を含む、マクロセルのネットワーク、およびフェムト基地局またはピコ基地局のようなスモールセル基地局のネットワーク(図1には図示せず)など、別個のオーバーレイされたネットワークを有する異種ネットワークであってもよい。
【0007】
上述の地上ワイヤレスネットワークに加えて、衛星のような宇宙輸送トランシーバ、および/または無人航空機システムのような空中輸送トランシーバを含む非地上ワイヤレス通信ネットワーク(NTN)も存在する。非地上ワイヤレス通信ネットワークまたはシステムは、図1を参照して上述した地上システムと同様の方法で、たとえば、LTE-Advanced pro規格または5GもしくはNRニューラジオ規格に従って動作してもよい。
【0008】
モバイル通信ネットワークでは、たとえば、LTEまたは5G/NRネットワークのような、図1を参照して上述したようなネットワークにおいて、たとえば、PC5インターフェースを使用して、1つまたは複数のサイドリンク(SL)チャネルを介して互いに直接通信するUEが存在し得る。サイドリンクを介して互いに直接通信するUEは、他の車両と直接通信する車両(V2V通信)、ワイヤレス通信ネットワークの他のエンティティ、たとえば、信号機、交通信号、または歩行者のような道路側エンティティと通信する車両(V2X通信)を含み得る。他のUEは、車両関連UEでなくてもよく、上述のデバイスのうちのいずれかを含んでいてもよい。そのようなデバイスは、SLチャネルを使用して互いに直接通信(D2D通信)してもよい。
【0009】
サイドリンクを介して互いに直接通信する2つのUEを考慮すると、両方のUEは、同じ基地局によってサービス提供されてもよく、すなわち、両方のUEは、図1に示される基地局のうちの1つのように、基地局のカバレージエリア内にあってもよい。これは、「カバレージ内」シナリオと呼ばれる。他の例によれば、サイドリンクを介して通信する両方のUEは、「カバレージ外」シナリオと呼ばれる基地局によってサービス提供されないことがある。「カバレージ外」は、2つのUEが、図1に示されるセルのうちの1つの中にないことを意味するのではなく、むしろ、これらのUEが基地局に接続されていないこと、たとえば、RRC接続状態にないことを意味することに留意されたい。また別のシナリオは、「部分カバレージ」シナリオと呼ばれ、それによれば、サイドリンクを介して互いに通信する2つのUEのうちの一方は基地局によってサービス提供され、他方のUEは基地局によってサービス提供されない。
【0010】
図2は、互いに直接通信する2つのUEが両方とも基地局のカバレージ内にある状況の概略表現である。基地局gNBは、基本的に図1に概略的に表されるセルに対応する円140によって概略的に表されるカバレージエリアを有する。互いに直接通信するUEは、両方とも基地局gNBのカバレージエリア140内に第1の車両142および第2の車両144を含む。両方の車両140、142は、基地局gNBに接続され、加えて、PC5インターフェースを介して互いに直接接続される。V2Vトラフィックのスケジューリングおよび/または干渉管理は、基地局とUEとの間の無線インターフェースであるUuインターフェースを介する制御シグナリングを介してgNBによって支援される。gNBは、サイドリンクを介してV2V通信に使用されるようにリソースを割り当てる。この構成をモード3構成とも呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)
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