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公開番号2025016701
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024193577,2023022431
出願日2024-11-05,2018-11-14
発明の名称物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補決定のための方法
出願人インターデイジタル パテント ホールディングス インコーポレイテッド
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類H04L 27/26 20060101AFI20250128BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ブラインド検出の複雑さを制限する。
【解決手段】無線送受信ユニット(WTRU)は、PDCCH候補を決定する。スロットに対して、WTRUは、スロット内のWTRUに関連付けられたいくつかの指定された探索空間、探索空間のタイプ、探索空間に関連付けられた優先度、探索空間に関連付けられたいくつかの必要なCCEチャネル推定、スロット内の最大数のPDCCH候補、およびスロットに関連付けられたいくつかの制御リソースセット(CORESET)に基づいて、少なくとも1つの探索空間に関連付けられたいくつかの有効なPDCCH候補を決定する。WTRUは、WTRUに関連付けられたPDCCHを回復するために、少なくとも1つの探索空間内のCCEを復号することを試みることができる。WTRUは、PDCCH候補の数が最大値を超えるとき、探索空間からPDCCH候補を削除することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
無線送受信ユニット(WTRU)によって実行される方法であって、
複数の探索空間を示す構成情報を受信することであって、前記構成情報は、前記複数の探索空間のそれぞれの探索空間に関連付けられるそれぞれの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補を示し、前記構成情報は、前記複数の探索空間の第1の探索空間がPDCCH候補のセットに関連付けられていることを示す、ことと、
グループにおいて監視するPDCCH候補の最大数を決定することであって、前記グループは、1つまたは複数のスロットまたは1つまたは複数のシンボルを含む、ことと、
前記WTRUが前記グループにおいて監視するPDCCHのために使用するように構成された探索空間に関連付けられる構成されたPDCCH候補の総数が前記グループにおいて監視するPDCCH候補の最大数を超えることと、前記第1の探索空間が探索空間の第1のタイプに対応することと、に基づいて、前記グループにおいて前記PDCCH候補のセットのサブセットを監視することを決定することと、
前記第1の探索空間に関連付けられるPDCCH候補のサブセットを少なくとも使用して前記グループにおいて少なくとも1つのPDCCH送信を監視することと、
を備える方法。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記グループは、複数のスロットまたは複数のシンボルを含む、請求項1の方法。
【請求項3】
前記PDCCH候補のセットのサブセットのそれぞれのPDCCH候補に関連付けられるインデックスに基づいて、前記グループの前記第1の探索空間を使用して前記PDCCH候補のセットのサブセットを監視することを決定することをさらに備える、請求項1の方法。
【請求項4】
構成されたアクティブなコンポーネントキャリアの数に基づいて、前記グループの前記第1の探索空間を使用して前記PDCCH候補のセットのサブセットを監視することを決定することをさらに備える、請求項1の方法。
【請求項5】
前記グループにおいて監視するPDCCH候補の最大数は、サブキャリアサイズ(SCS)に基づいて決定される、請求項1の方法。
【請求項6】
前記探索空間の第1のタイプは、WTRU固有探索空間または共通探索空間に相当する、請求項1の方法。
【請求項7】
監視されるPDCCH候補のサブセットは、前記第1の探索空間に関連付けられる優先度に基づいて決定される、請求項1の方法。
【請求項8】
前記方法は、前記WTRUが前記グループにおいて監視するPDCCHのために使用するように構成された前記探索空間に関連付けられる前記PDCCH候補の少なくとも1つを介して、少なくとも1つのPDCCH送信を受信することをさらに備える、請求項1の方法。
【請求項9】
プロセッサおよびメモリを備えた無線送受信ユニット(WTRU)であって、
前記プロセッサおよび前記メモリは、
複数の探索空間を示す構成情報を受信することであって、前記構成情報は、前記複数の探索空間のそれぞれの探索空間に関連付けられるそれぞれの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補を示し、前記構成情報は、前記複数の探索空間の第1の探索空間がPDCCH候補のセットに関連付けられていることを示す、ことと、
グループにおいて監視するPDCCH候補の最大数を決定することであって、前記グループは、1つまたは複数のスロットまたは1つまたは複数のシンボルを含む、ことと、
前記WTRUが前記グループにおいて監視するPDCCHのために使用するように構成された探索空間に関連付けられる構成されたPDCCH候補の総数が前記グループにおいて監視するPDCCH候補の最大数を超えることと、前記第1の探索空間が探索空間の第1のタイプに対応することと、に基づいて、前記グループにおいて前記第1の探索空間を使用して前記PDCCH候補のセットのサブセットを監視することを決定することと、
前記第1の探索空間に関連付けられるPDCCH候補のサブセットを少なくとも使用して前記グループにおいて少なくとも1つのPDCCH送信を監視することと、
を実行するように構成される、WTRU。
【請求項10】
前記グループは、複数のスロットまたは複数のシンボルを含む、請求項9のWTRU。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、全体が記載されたように参照により組み込まれている、2017年11月14日に出願した米国特許出願第62/585,992号明細書および2018年1月10日に出願した米国特許出願第62/615,787号明細書の利益を主張する。
続きを表示(約 4,500 文字)【背景技術】
【0002】
無線アクセスネットワーク(RAN)は、コアネットワーク(CN)への接続を有する無線送受信ユニット(WTRU)をもたらすモバイル電気通信システムの一部である。第5世代(5G)または次世代(NG)無線システムでは、RANは新無線(NR)または次世代RANと呼ばれ得る。NRは大きな柔軟性をサポートするように設計される。このような柔軟性は、異なる能力を有するWTRUが、異なるタイプのトラフィックによって同時にサービスされ得ることを確実にする。NRに対する異なる能力は多様であり、高度モバイルブロードバンド(extreme Mobile Broadband)(eMBB)、超高信頼低遅延通信(URLLC)、および大規模マシンタイプ通信(mMTC)に分類され得る。加えて、NRは、センチメートル(cm)波およびミリメートル(mm)波周波数など、ずっと高い周波数帯域における送信をサポートする必要がある。これらの能力および送信方法の全てをサポートするために、WTRUは、多数の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補を監視し、いつそれがデータ送信を受信するようにスケジュールされるかを決定する必要があり得る。従って、WTRUは、全ての可能なPDCCH候補をチェックすることが必要になり、これはブラインド検出の複雑さを必然的に増加させ得る。従って、任意の所与の時点において、どのPDCCH候補が監視される必要があるかを決定することによって、ブラインド検出の複雑さを制限することが望ましくなる。
【発明の概要】
【0003】
無線送受信ユニット(WTRU)は、PDCCH候補を決定する。スロットに対して、WTRUは、スロット内のWTRUに関連付けられたいくつかの指定された探索空間、探索空間のタイプ、探索空間に関連付けられた優先度、探索空間に関連付けられたいくつかの必要なCCEチャネル推定、スロット内の最大数のPDCCH候補、およびスロットに関連付けられたいくつかの制御リソースセット(CORESET)に基づいて、少なくとも1つの探索空間に関連付けられたいくつかの有効なPDCCH候補を決定する。WTRUは次いで、WTRUに関連付けられたPDCCHを回復(recover)するために、少なくとも1つの探索空間内のCCEを復号することを試みることができる。WTRUは、PDCCH候補の数が最大値を超えるとき、探索空間からPDCCH候補を削除することができる。
【図面の簡単な説明】
【0004】
より詳細な理解は、添付図面と共に例として示される以下の説明から得られ、図における類似の参照番号は類似の要素を示す。
1つまたは複数の開示される実施形態が実施され得る、例示の通信システムを示すシステム図である。
実施形態による、図1Aに示される通信システム内で用いられ得る例示の無線送受信ユニット(WTRU)を示すシステム図である。
実施形態による、図1Aに示される通信システム内で用いられ得る例示の無線アクセスネットワーク(RAN)および例示のコアネットワーク(CN)を示すシステム図である。
実施形態による、図1Aに示される通信システム内で用いられ得る他の例示のRANおよび他の例示のCNを示すシステム図である。
スロット当たりの可変数の制御リソースセット(CORESET)の中での、例示の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)候補割り振りを示す図である。
異なる不連続受信(DRX)状態に対する例示のPDCCH候補割り振りを示す図である。
探索空間からPDCCH候補を削除するためのアルゴリズムを示す方法フロー図である。
本明細書で述べられる実施形態による、1つのPDCCH候補決定を示す方法フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
図1Aは、1つまたは複数の開示される実施形態が実施され得る、例示の通信システム100を示す図である。通信システム100は、複数の無線ユーザに音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなどのコンテンツをもたらす多元接続方式とすることができる。通信システム100は、複数の無線ユーザが、無線帯域幅を含む、システムリソースの共有を通してこのようなコンテンツにアクセスすることを可能にする。例えば通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)、ゼロテールユニークワードDFT拡散OFDM(ZT UW DTS-s OFDM)、ユニークワードOFDM(UW-OFDM)、リソースブロックフィルタ型OFDM、フィルタバンクマルチキャリア(FBMC)などの1つまたは複数のチャネルアクセス方法を使用することができる。
【0006】
図1Aに示されるように、通信システム100は、無線送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102d、RAN104/113、CN106/115、公衆交換電話ネットワーク(PSTN)108、インターネット110および他のネットワーク112を含むことができるが、開示される実施形態は任意の数のWTRU、基地局、ネットワークおよび/またはネットワーク要素を企図することが理解されるであろう。WTRU102a、102b、102c、102dのそれぞれは、無線環境において動作および/または通信するように構成された任意の種類のデバイスとすることができる。例えば、そのいずれも「ステーション」および/または「STA」と呼ばれ得るWTRU102a、102b、102c、102dは、無線信号を送信および/または受信するように構成され、ユーザ機器(UE)、移動局、固定または移動体加入者ユニット、サブスクリプションベースのユニット、ページャ、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、無線センサ、ホットスポットまたはMi-Fiデバイス、モノのインターネット(IoT)デバイス、ウォッチまたは他のウェアラブル、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、乗り物、ドローン、医療機器およびアプリケーション(例えば、遠隔手術)、産業用機器およびアプリケーション(例えば、産業および/または自動化処理チェーンの関連において動作する、ロボットおよび/または他の無線デバイス)、民生用エレクトロニクスデバイス、商用および/または産業用無線ネットワーク上で動作するデバイスなどを含み得る。WTRU102a、102b、102cおよび102dのいずれも、同義的にUEと呼ばれ得る。
【0007】
通信システム100はまた、基地局114aおよび/または基地局114bを含み得る。基地局114a、114bのそれぞれは、CN106/115、インターネット110、および/または他のネットワーク112などの1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするために、WTRU102a、102b、102c、102dの少なくとも1つとワイヤレスにインターフェース接続するように構成された任意の種類のデバイスとすることができる。例えば、基地局114a、114bは、基地トランシーバ局(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、gNB、NRノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、無線ルータなどとすることができる。基地局114a、114bはそれぞれ単一の要素として描かれるが、基地局114a、114bは、任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含み得ることが理解されるであろう。
【0008】
基地局114aは、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、中継ノードなどの、他の基地局および/またはネットワーク要素(図示せず)も含み得るRAN104/113の一部とすることができる。基地局114aおよび/または基地局114bは、セル(図示せず)と呼ばれ得る1つまたは複数のキャリア周波数上で無線信号を送信および/または受信するように構成され得る。これらの周波数は認可されたスペクトル、無認可のスペクトル、または認可されたおよび無認可のスペクトルの組合せにおけるものすることができる。セルは、比較的固定的であり得る、または時間と共に変化し得る、特定の地理的エリアに対する無線サービスのためのカバレッジをもたらし得る。セルは、セルセクタにさらに分割され得る。例えば、基地局114aに関連付けられたセルは、3つのセクタに分割され得る。従って、一実施形態において、基地局114aは3つのトランシーバ、即ち、セルの各セクタに対して1つずつを含むことができる。実施形態において、基地局114aは、MIMO技術を使用することができ、セルの各セクタに対して複数のトランシーバを利用することができる。例えば、所望の空間方向において信号を送信および/または受信するようにビームフォーミングが用いられ得る。
【0009】
基地局114a、114bは、任意の適切な無線通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、センチメートル波、マイクロメートル波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)とすることができるエアインターフェース116を通して、WTRU102a、102b、102c、102dの1つまたは複数と通信することができる。エアインターフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を用いて確立され得る。
【0010】
より具体的には、上記のように、通信システム100は多元接続方式とすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMAなどの1つまたは複数のチャネルアクセス方式を使用することができる。例えば、RAN104/113内の基地局114a、およびWTRU102a、102b、102cは、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実施することができ、これは広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を用いてエアインターフェース116を確立することができる。WCDMAは、高速パケットアクセス(HSPA)および/または発展型HSPA(HSPA+)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、高速ダウンリンク(DL)パケットアクセス(HSDPA)および/または高速ULパケットアクセス(HSUPA)を含み得る。
(【0011】以降は省略されています)

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