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公開番号
2025016658
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024192372,2023538175
出願日
2024-10-31,2021-07-30
発明の名称
認証システム及び撮像装置
出願人
日本電気株式会社
,
NECプラットフォームズ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/50 20230101AFI20250128BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】虹彩画像を用いて対象を認証可能な認証装置、及び認証システムを提供する。
【手段】認証装置は、撮像素子を有し対象の虹彩を撮像することで虹彩画像を取得する第一撮像手段と、前記虹彩画像を用いた認証に関する情報を表示面に表示するディスプレイとを備え、前記撮像素子は、前記ディスプレイの背面側に配置され、前記表示面と直交する直交方向から見た際に前記表示面と重なっており、前記第一撮像手段の光軸は、前記直交方向と交差している。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像素子を有し、対象の虹彩を撮像することで虹彩画像を取得する第一撮像手段と、
前記虹彩画像を用いた認証に関する情報を表示面に表示するディスプレイと
を備え、
前記撮像素子は、前記ディスプレイの背面側に配置され、前記表示面と直交する直交方向から見た際に前記表示面と重なっており、
前記第一撮像手段の光軸は、前記直交方向と交差している
ことを特徴とする認証装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第一撮像手段の光軸は、前記表示面に沿って延びる
ことを特徴とする請求項1に記載の認証装置。
【請求項3】
前記第一撮像手段の光軸と交差するとともに、前記直交方向と交差する反射面を有する反射手段を備え、
前記反射手段は、前記直交方向から見た際に前記表示面と重ならない
ことを特徴とする請求項2に記載の認証装置。
【請求項4】
回転軸を介して前記反射手段を回転させる回転駆動手段を備え、
前記回転軸は、前記第一撮像手段の光軸及び前記直交方向と直交する方向に延びる
ことを特徴とする請求項3に記載の認証装置。
【請求項5】
前記第一撮像手段は光学系を有し、
前記光学系は、前記ディスプレイの背面側に配置され、前記直交方向から見た際に前記表示面と重なる、
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の認証装置。
【請求項6】
対象の顔を撮像する第二撮像手段を備え、
前記第二撮像手段は、前記直交方向から見た際に、前記表示面に沿う方向において、前記撮像素子と前記反射手段との間にある、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の認証装置。
【請求項7】
前記第二撮像手段は、前記第一撮像手段の光軸及び前記直交方向と直交する方向から見た際に、前記直交方向において、前記ディスプレイと重なっている
ことを特徴とする請求項6に記載の認証装置。
【請求項8】
前記反射手段が基準位置から許容上限角度回転した場合に前記反射手段に接触することで、前記反射手段の回転を制限する回転制限手段を更に備え、
前記回転制御手段は、
前記反射手段が前記回転制限手段に接触するまで前記反射手段が回転するように前記回転駆動手段を制御し、
前記反射手段が前記回転制限手段に接触するまで前記反射手段が回転するように前記回転駆動手段を制御するために用いた実際の指令信号と、前記許容上限角度だけ前記反射手段が回転するように前記回転駆動手段を制御する理想的な指令信号との差分に基づいて、前記回転駆動手段を較正する
請求項4に記載の認証装置。
【請求項9】
撮像素子を有し、対象の虹彩を撮像することで虹彩画像を取得する第一撮像手段と、
前記虹彩画像を用いた認証に関する情報を表示面に表示するディスプレイと
を備え、
前記撮像素子は、前記ディスプレイの背面側に配置され、前記表示面と直交する直交方向から見た際に前記表示面と重なっており、
前記第一撮像手段の光軸は、前記直交方向と交差している
ことを特徴とする認証システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、例えば、対象の虹彩を撮像することで生成される虹彩画像を用いて対象を認証可能な認証システム、及び、認証システムにおいて利用可能な撮像装置の技術分野に関する。
続きを表示(約 4,100 文字)
【背景技術】
【0002】
対象の虹彩を撮像することで生成される虹彩画像を用いて対象を認証可能な認証システムの一例が、特許文献1に記載されている。その他、この開示に関連する先行技術文献として、特許文献2から特許文献6があげられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/038158号パンフレット
特開2000-237169公報
特開2000-220333公報
国際公開第2021/059526号パンフレット
国際公開第2020/170914号パンフレット
特開2020-194599号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この開示は、先行技術文献に記載された技術の改良を目的とする認証システム及び撮像装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
認証システムの一の態様は、対象の虹彩を撮像することで虹彩画像を生成可能な撮像手段と、前記虹彩画像を用いた対象の認証に関する情報を表示可能な表示手段とを備えており、前記撮像手段の少なくとも一部は、前記情報を表示する表示面とは反対側である前記表示手段の裏面に隣接する空間に配置され、前記撮像手段は、前記対象が存在する方向とは異なる方向を向いている。
【0006】
撮像装置の一の態様は、対象の虹彩を撮像することで虹彩画像を生成可能な撮像手段と、前記虹彩画像を用いた対象の認証に関する情報を表示可能な表示手段とを備えており、前記撮像手段の少なくとも一部は、前記情報を表示する表示面とは反対側である前記表示手段の裏面に隣接する空間に配置され、前記撮像手段は、前記対象が存在する方向とは異なる方向を向いている。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態における認証システムの構成を示す断面図である。
図2は、第2実施形態における認証システムの構成を示すブロック図である。
図3(a)は、第2実施形態におけるゲートユニットの構成の一例を示す上面図であり、図3(b)は、第2実施形態におけるゲートユニットの構成の一例を示す斜視図である。
図4は、第2実施形態における撮像ユニットの構成を示すブロック図である。
図5は、第2実施形態における撮像ユニットの外観を示す斜視図である。
図6は、第2実施形態における撮像ユニットの断面(特に、顔カメラ、ディスプレイ及び筐体を含む断面)を示す断面図である。
図7は、第2実施形態における撮像ユニットの断面(特に、虹彩カメラ、ミラー、ディスプレイ及び筐体を含む断面)を示す断面図である。
図8は、顔カメラの撮像範囲と虹彩カメラの撮像範囲とを示す断面図である。
図9は、顔カメラの撮像範囲と虹彩カメラの撮像範囲とを示す断面図である。
図10は、第2実施形態における撮像ユニットの断面(特に、回転モータを含む断面)を示す断面図である。
図11は、第2実施形態における制御ユニットの構成を示すブロック図である。
図12は、第2実施形態における制御ユニットが行う認証動作の流れを示すフローチャートである。
図13は、第1フラッパーゲートの状態が開状態となったゲートユニットを示す平面図である。
図14は、顔カメラが対象人物の顔を撮像するばあいにディスプレイに表示されるUI画面の一例を示す。
図15は、虹彩カメラの撮像範囲と対象人物の目との位置関係を示す断面図である。
図16は、第2フラッパーゲートの状態が開状態となったゲートユニットを示す平面図である。
図17は、対象人物の認証が成功した場合にディスプレイに表示されるUI画面の一例を示す。
図18は、第1及び第2フラッパーゲートの状態が閉状態となったゲートユニットを示す平面図である。
図19は、対象人物の認証が失敗した場合にディスプレイに表示されるUI画面の一例を示す。
図20は、第3実施形態における撮像ユニットの構成を示すブロック図である。
図21は、位置が調整される虹彩カメラ及び回転ミラーを示す断面図である。
図22は、第3実施形態において虹彩カメラ及び回転ミラーの位置を調整する動作の流れを示すフローチャートである。
図23(a)は、第4実施形態におけるストッパと回転ミラーとを示す斜視図であり、図23(b)は、第4実施形態におけるストッパと回転ミラーとを示す側面図である。
図24は、ストッパを用いて回転モータのキャリブレーションを行う動作の流れを示すフローチャートである。
図25は、第5実施形態における制御ユニットの構成を示すブロック図である。
図26は、回転ミラーが停止する場合の減速度を制御する動作の流れを示すフローチャートである。
図27は、第5実施形態における回転ミラーの回転速度を示すグラフである。
図28は、回転ミラーが振動している場合に生成される複数の虹彩画像を示す。
図29は、第6実施形態における撮像ユニットの構成を示すブロック図である。
図30(a)及び図27(b)は、リレーミラーを介して対象人物を撮像する虹彩カメラを示す。
図31は、対象人物の虹彩からの光を回転ミラーに向けて反射するリレーミラーを切り替える動作の流れを示すフローチャートである。
図32(a)及び図32(b)は、リレーミラーを介して対象人物を撮像する虹彩カメラを示す。
図33は、対象人物の虹彩からの光を回転ミラーに向けて反射するリレーミラーを切り替える動作の流れを示すフローチャートである。
図34(a)及び図34(b)は、リレーミラーを介して対象人物を撮像する虹彩カメラを示す。
図35(a)及び図35(b)は、リレーミラーを介して対象人物を撮像する虹彩カメラを示す。
図36は、第7実施形態における撮像ユニットの構成を示すブロック図である。
図37は、第7実施形態における撮像ユニットの構成を示す断面図である。
図38は、第7実施形態における撮像ユニットの配置位置を示す上面図である。
図39は、第7実施形態における撮像ユニットの他の例を示す斜視図である。
図40は、第7実施形態における撮像ユニットの他の例を示す透視上面図である。
図41は、第7実施形態における撮像ユニットの他の例の配置位置を示す上面図である。
図42は、複数の回転ミラーを制御する動作の流れを示すフローチャートである。
図43は、第8実施形態における撮像ユニットが備える回転ミラーを示す断面図である。
図44は、第9実施形態における撮像ユニットの構成を示すブロック図である。
図45(a)は、虹彩カメラが対象人物を撮像する期間における撮像ユニットを示す上面図であり、図45(b)は、対象人物が認証された後の期間における撮像ユニットを示す上面図である。
図46は、撮像ユニットを移動する動作の流れを示すフローチャートである。
図47(a)は、虹彩カメラが対象人物を撮像する期間における撮像ユニットを示す上面図であり、図47(b)は、対象人物が認証された後の期間における撮像ユニットを示す上面図である。
図48は、折れ曲がったレーンを示す上面図である。
図49は、回転ミラーを放熱ファンとして駆動させる動作の流れを示すフローチャートである。
図50は、第11実施形態における制御ユニットの構成を示すブロック図である。
図51は、第11実施形態における制御ユニットが行う認証動作の流れを示すフローチャートである。
図52は、第12実施形態における照明装置の構成を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、認証システムの実施形態について説明する。
【0009】
(1)第1実施形態
初めに、認証システム及び撮像装置の第1実施形態について説明する。以下では、図1を参照しながら、認証システム及び撮像装置の第1実施形態が適用された認証システム1000について説明する。図1は、第1実施形態における認証システム1000の構成を示す断面図である。尚、図1では、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸から構成される3次元座標系を用いて、認証システム1000を構成する構成要素の位置関係について説明する。X軸及びY軸の夫々は、水平面に沿った軸(つまり、水平方向に延びる軸)であり、Z軸は、水平面に直交する軸(つまり、鉛直方向に延びる軸)である。
【0010】
図1に示すように、認証システム1000は、後述する付記における「撮像手段」の一具体例である撮像装置1010と、後述する付記における「表示手段」の一具体例である表示装置1020とを備えている。撮像装置1010は、対象2000の虹彩を撮像することで虹彩画像を生成可能である。表示装置1020は、虹彩画像を用いた対象2000の認証に関する情報(例えば、認証結果に関する情報)を表示可能である。尚、第1実施形態では、認証システム1000は、虹彩画像を用いて対象2000を認証するための認証装置を備えていてもよいし、備えていなくてもよい。認証システム1000が認証装置を備えていない場合には、認証システム1000は、撮像システム若しくは撮像装置又は表示システム若しくは表示装置と称されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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