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公開番号2025016521
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-04
出願番号2024179671,2023549856
出願日2024-10-15,2022-03-24
発明の名称動脈系と静脈系の間で血液をシャントする装置
出願人インスパイア エム.ディー リミテッド
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61M 1/36 20060101AFI20250128BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】体液移送装置に関し、特に、患者の動脈系から静脈系への血液の移送におけるシャント及びシャンティング装置及びそれらの使用のための方法を提供する。
【解決手段】シャンティングシステムは、血流が例えば循環系の動脈側から静脈側までそれを通して通過する場合に調節されるハウジングを含む。ハウジングは、ハウジング構成要素に容易に分離可能であり、その分離可能性は、コネクタディスクから容易に取り外し可能な血液フィルタを含む内部構成要素へのアクセスを可能にし、血液フィルタ及びコネクタディスクは、ハウジング構成要素が結合されるとハウジング内の所定の位置に保持される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シャントであって、
血液流入用の第1の導管を受け入れるように構成された第1のハウジングであって、前記第1の導管は、前記第1のハウジング内に延びる、第1のハウジングと、
前記第1の導管と通じるために前記第1のハウジング内に延び、前記第1の導管を通る血流速度を制御するためのレギュレータと、
前記第1のハウジングから取り外し可能に取り付け可能な第2のハウジングと、
を備え、
前記第2のハウジングは、前記第1の導管からの血液を受け入れて保持するための空洞を備えると共に第2の導管を受け入れるように構成されており、前記第2の導管は、前記第2の導管を通る血液の流出のために前記空洞と連通するように構成されている、シャント。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記第2のハウジングの前記空洞の中に少なくとも部分的に延びる血液フィルタをさらに備え、前記第2のハウジング内の前記血液フィルタは、前記第1のハウジング内の前記第1の導管と連通する、請求項1に記載のシャント。
【請求項3】
前記第1のハウジングを前記第2のハウジングに結合するためのコネクタをさらに備え、前記第2のハウジングは、前記第1のハウジングから取り外し可能に取り付けられるようになっている、請求項1に記載のシャント。
【請求項4】
前記第1のハウジング及び前記コネクタは、ねじ結合部を形成し、前記第1のハウジングと前記第2のハウジングは、互いに取り外し可能に取り付け可能になっている、請求項3に記載のシャント。
【請求項5】
前記レギュレータは、複数の位置の間で調節可能であり、前記位置の各々は、前記第1の導管を通る血流速度に対応する、請求項1に記載のシャント。
【請求項6】
前記レギュレータは、トリガーレバーを含み、前記トリガーレバーは、前記第1のハウジング内で移動可能に取り付けられている、請求項5に記載のシャント。
【請求項7】
血液が前記第1のハウジングの中に流入するために前記第1のハウジングを貫通して延びる前記第1の導管をさらに含む、請求項1に記載のシャント。
【請求項8】
前記第2のハウジングの前記空洞からの血液流出のために、前記空洞と連通する第2の導管をさらに含む、請求項1から7のいずれか一項に記載のシャント。
【請求項9】
前記第1のハウジングに着座するためのコネクタディスクをさらに含み、前記コネクタディスクは、反対側に配置された第1の側面及び第2の側面を含み、前記第1の側面と前記第2の側面との間に延びる開口を含み、前記コネクタディスクは、前記第1の側面の前記第1の導管と、前記第2の側面の前記血液フィルタとを接続し、これにより、前記第1の導管は、前記開口を介して前記血液フィルタと連通し、前記シャントを通る血流の経路を形成するようになっている、請求項2に記載のシャント。
【請求項10】
前記コネクタディスクは、少なくとも摩擦嵌めで第1の導管と接続するための、前記開口と一致して前記第1の側面から延びる導管コネクタと、前記開口の周りに外向きに延びると共の円周方向に配置された複数のフィンガーとを含み、前記フィンガーは少なくともスナップ嵌めで血液フィルタを受け入れるようになっており、これにより、前記第1の導管、前記導管コネクタ、前記開口及び前記血液フィルタは、シャントを通る血流のための経路を形成するように位置合わせされる、請求項9に記載のシャント。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願)
本出願は、同一出願人の2021年3月25日出願の米国仮出願番号第63/165,856号「患者の動脈系と静脈系との間で血液をシャントするための装置(Device For Shunting Blood Between The Arterial And Venous Systems Of A Patient)」に関連し、その優先権を主張するものであり、その開示内容全体は参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,100 文字)【0002】
(技術分野)
本開示は、一般に、体液移送装置に関し、特に、患者の動脈系から静脈系への血液の移送におけるシャント及びシャンティング装置及びそれらの使用のための方法に関する。
【背景技術】
【0003】
血液を含む体液移送のための現代の装置は、シャントを含む。血液の場合、シャントは、典型的には、患者の動脈系から静脈系へ血液を移送する役割を果たす。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
開示された装置及びシステムは、患者の循環系の動脈側から静脈側への血液のシャンティングを提供し、臨床医が、患者の健康を損なうことなく、血流の妨害又は障害を最小限に抑えながら、手術を行うことを可能にする。例えば、開示された装置及びシステムは、例えば、頸動脈へのステントの挿入など、動脈内膜剥離術、神経血管処置など、ヒト又は動物の病状の治療を助けるために使用される。
【0005】
開示された装置及びシステムは、2つの構成要素のハウジングを含み、これは、患者の動脈に接続される動脈側チューブ(動脈チューブとしても知られる)を受け入れるための構成要素である第1のハウジング構成要素、又はトリガーハウジングと、第1のハウジング構成要素を通過した血液を受け入れるための血液リザーバとして機能する第2のハウジング構成要素である。第2のハウジング構成要素は、血液が静脈側チューブ(静脈チューブとも呼ばれる)を通ってリザーバから出る前に、血液の送出圧力を安定させるために血液を保持し、血液は静脈側チューブを通り静脈を通って循環系に戻る。
【0006】
動脈側チューブは、第1のハウジング構成要素を貫通して延びる。調節可能なトリガー(レギュレータとしても知られる)は、第1のハウジング構成要素の中に延び、動脈側チューブに接触し、動脈側チューブを様々な深さで押し下げ、動脈側チューブの内腔の形状(例えば、直径)を制御し、結果として、動脈側チューブを通る血流速度を調整する(血流速度を調節する)。第2のハウジング構成要素、又はリザーバハウジングは、第1のハウジング構成要素に接合し、動脈側チューブから流入する血液のためのリザーバを含む。静脈側チューブは第2のハウジング構成要素から延びており、血液はこのチューブを通ってリザーバから患者の静脈に流れる。
【0007】
血液フィルタは、リザーバの中に延び、動脈側チューブと整列し、リザーバに流入するすべての血液が濾過を受けるようになっている。フィルタは、フィルタの捕捉機構又は保持器として機能するコネクタディスクによってスナップ嵌めで保持されるため、容易にアクセスでき、装置(ハウジング)から取り外し可能である。コネクタディスクは、第2のハウジング構成要素が第1のハウジング構成要素に接合される際に、第2のハウジング構成要素との圧縮嵌め又はプレス嵌めによって第1のハウジング構成要素の所定の位置に保持される。第1及び第2のハウジング構成要素は、摩擦嵌め、例えばプレス嵌めによって接合されるので互いに容易に分離可能であり、第2のハウジング構成要素の近位端の一部は、第1のハウジング構成要素の遠位端の一部にプレス嵌めを含む摩擦嵌めによって受け入れられるようになっている。コネクタリングは、第1のハウジング構成要素における第2のハウジング構成要素のプレス嵌めを維持し(また、第2のハウジング構成要素が遠位方向に移動するのを防止し)、第1のハウジング構成要素とのねじ係合を含む摩擦係合によって第1のハウジング構成要素に取り付けられる。
【0008】
本開示の実施形態は、シャントに関する。シャントは、血液流入用の第1の導管を受け入れるように構成された第1のハウジングであって、第1の導管は、第1のハウジング内に延びる、第1のハウジングと;第1の導管と通じるために第1のハウジング内に延び、第1の導管を通る血流速度を制御するためのレギュレータと;第1のハウジングから取り外し可能に取り付け可能な第2のハウジングと、を備え、第2のハウジングは、第1の導管からの血液を受け入れて保持するための空洞を備えると共に第2の導管を受け入れるように構成されており、第2の導管は、第2の導管を通る血液の流出のために空洞と連通するように構成されている。
【0009】
随意的に、シャントは、第2のハウジングの空洞の中に少なくとも部分的に延びる血液フィルタをさらに備え、第2のハウジング内の血液フィルタは、第1のハウジング内の第1の導管と連通するようなものである。
【0010】
随意的に、シャントは、第1のハウジングを第2のハウジングに結合するためのコネクタ、例えばコネクタリングをさらに備え、第2のハウジングは、第1のハウジングから取り外し可能に取り付けられるようなものである。
(【0011】以降は省略されています)

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