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公開番号
2025016464
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-04
出願番号
2024173093,2022033219
出願日
2024-10-02,2008-08-14
発明の名称
神経変性を治療するための方法及び組成物
出願人
サンバイオ,インコーポレイティド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
35/28 20150101AFI20250128BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】神経変性疾患の治療のための、成人神経幹細胞及び様々な成人多能性細胞、神経変性疾患の治療のための新規方法及び組成物を提供すること。
【解決手段】本明細書には、様々な神経変性疾患の治療のための、骨髄接着幹細胞及びその子孫、例えば骨髄由来神経再生細胞、の使用のための方法及び組成物を開示する。ある実施態様では、神経変性部位に移植された骨髄由来神経再生細胞は、宿主ニューロンの成長及び/又は生存を刺激する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
宿主における損傷神経組織に栄養担体(trophic support)を提供するための方法であって、
宿主における神経変性部位又はその近くに骨髄接着ストロマ細胞又は骨髄由来神経再生細胞を移植することを含む、方法。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記栄養担体が宿主神経細胞の生存を促進する、請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記栄養担体が宿主神経細胞の死を抑制する、請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記細胞死がアポトーシスによるものである、請求項3記載の方法。
【請求項5】
前記栄養担体が宿主神経細胞の機能を亢進する、請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記栄養担体が宿主神経細胞を刺激する、請求項1記載の方法。
【請求項7】
神経繊維の成長が刺激される、請求項6記載の方法。
【請求項8】
前記神経繊維が軸索である、請求項7記載の方法。
【請求項9】
前記神経繊維が樹状突起である、請求項7記載の方法。
【請求項10】
新しいシナプスが形成される、請求項6記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
分野
本明細書に開示された方法及び組成物は、神経変性(例えば、神経変性疾患)及びその治療の分野にある。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
関連出願への相互参照
本願は、2007年8月15日に出願された米国仮出願第60/964,763号、2007年10月30日に出願された米国仮出願第61/000,972号、2007年12月3日に出願された米国仮出願第61/005,181号、及び2008年4月30日に出願された米国仮出願第61/125,991号の優先権を請求する;その開示は、すべての目的のためにその全体が参考として援用される。
【0003】
連邦支持に関する陳述
適用なし。
【0004】
背景
パーキンソン病、アルツハイマー病及び筋萎縮性側索硬化変性(ALS)は、ニューロン及び神経組織の死及び/又は変性によって特徴付けられる。末端が分化したニューロンはは増殖するその能力に限定されないため、神経変性によって特徴付けられる症状の可能な治療方法は、神経及び神経組織の死滅及び/又は喪失にとって代わる新しい神経細胞を提供することである。これまでに、神経細胞移植が、胚又は成人神経幹細胞、ES細胞及び胚神経細胞を用いる動物実験において試みられてきた。しかしながら、かかる使用は、ヒトでのその適用に対する主な障害に直面する。胚幹細胞又は神経細胞の使用は、倫理上の問題が伴い、安定供給を保証する問題も懸念される。ES細胞の証明された分化能力は、現在では、高い注目を引きつけているが、特定の細胞種への分化を誘導するため必要とされる費用及び労力、並びに移植後の奇形腫の形成の危険性は、この技術の安定な適用を遅らせる要因である。一方、成人神経幹細胞の移植を経験した患者は、途方にない危険性及び負荷に曝される。これらの細胞は、中枢神経系の非常に限定されたコア部分(すなわち、脳の深部)に見出され、よって頭蓋切開によって切除されなければならないからである。最後に、他の種類の多能性細胞、例えば造血幹細胞の移植による神経変性及び神経損傷を治療する試みは、移植された細胞の分化を制御する困難性のために成功が限られている。
【0005】
胚細胞の使用に関連した上記困難性の結果として、神経変性疾患の治療のための、成人神経幹細胞及び様々な成人多能性細胞、神経変性疾患の治療のための新規方法及び組成物が必要とされる。
【発明の概要】
【0006】
概要
本明細書に開示されている神経変性疾患の治療の新規方法は、神経変性部位に移植される時に、周囲の非-神経細胞の、神経又は神経組織への分化を誘導することによって、損傷神経細胞又は死にかけているニューロンの回復を促進することによって、及び/又は宿主神経の生存を促進することによって周囲細胞に対して働く細胞を利用する。追加の新規な治療法は、神経細胞死及び/又は変性のプロセスにおいて介在するあるいは参加する宿主細胞の作用を阻害する細胞の移植を含む。
【0007】
従って、例えば神経変性疾患及び神経変性疾患の治療において使用され得る神経再生のための方法が、本明細書に開示される。かかる方法は、神経変性部位又はその近くに神経再生を促進するある性質を獲得するために誘導されている骨髄由来細胞の移植を含む。従って、ある実施態様では、神経再生及び神経変性の治療の方法についての開示された方法は、神経変性部位又はその近くに骨髄接着ストロマ細胞又は骨髄由来神経再生細胞を移植することを含む。
【0008】
開示された方法及び組成物は、中枢神経系又は末梢神経系のいずれかにおける変性の治療のために有用である。例えば、開示された方法及び組成物は、中枢神経系疾患、例えばパーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、卒中及びアルツハイマー病の治療のために使用され得る。神経変性又は末梢神経系における神経に対する物理的損傷はまた、開示された方法及び組成物を用いて治療され得る。
【0009】
ある実施態様では、骨髄由来神経再生細胞は、ノッチ細胞内ドメイン(NICD)のアミノ酸配列を発現するように改変されている、骨髄間質細胞(骨髄接着ストロマ細胞としても知られている)に由来する。ある実施態様では、骨髄ストロマ細胞は、ノッチ細胞内ドメインをコードする配列を含む核酸又はポリヌクレオチドでトランスフェクトされ、このトランスフェクトされた細胞に由来する骨髄由来神経再生細胞は、移植のために使用される。ある実施態様では、ノッチ細胞内ドメインは、ヒトノッチ-タンパク質のアミノ酸1703~2504から成る。Ellison他 (1991) Cell 66: 649-661。
【0010】
任意の特定の理論に拘束されるものではないが、ある実施態様では、移植された骨髄接着ストロマ細胞及び骨髄由来神経再生細胞は、神経変性部位又はその近くで、宿主神経繊維(例えば、軸索)の成長を支持することによってその再生効果を発揮する。他の実施態様では、移植された骨髄接着ストロマ細胞及び骨髄由来神経再生細胞は、神経変性部位又はその近くで、宿主ニューロンの生存を促進することによってその再生効果を発揮する。それらの再生効果は、移植された細胞による1以上の栄養因子の分泌から得られる。あるいは、再生は、宿主神経細胞の成長及び/又は生存を促進する、移植された細胞による1以上の細胞外マトリクス分子(複数)の産生から得られる。再生効果はまた、分泌された拡散性因子(例えば、成長因子)と非-拡散性因子H(例えば、細胞外マトリクス)との併せた効果から得られる。
(【0011】以降は省略されています)
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