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公開番号2025016406
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-03
出願番号2023119523
出願日2023-07-22
発明の名称幅木コーナーカバー、廻り縁コーナーカバー、幅木構造体、および、廻り縁構造体
出願人ケージーパルテック株式会社
代理人個人
主分類E04F 19/04 20060101AFI20250127BHJP(建築物)
要約【課題】成形紙を適用して強度を維持した状態で軽量化および環境対策を施した幅木コーナーカバーおよび廻り縁コーナーカバーを提供し、これらを用いた幅木構造体および廻り縁構造体を提供する。
【解決手段】幅木コーナーカバー1は、コーナー16を有する壁面14と床面15との取り合い部17に位置し、壁面14に平行に延長する平行面11と平行面11の上端から壁面14に伸びる上端面12とを外側に備える一対の幅木10がコーナー16で互いに接合する接合部13を覆う。幅木コーナーカバー1は、平行面11に沿う薄板状で、平行面11に接着されて接合部13で一対の幅木10を覆って隠す本体部3と、本体部3から伸びて上端面12に沿う薄板状で、上端面12を覆って接合部13で一対の幅木10を隠す上端部4と、を備える。本体部3および上端部4は、一体の成形紙である。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
コーナーを有する壁面と床面との取り合い部に位置し、前記壁面に平行に延長する平行面と前記平行面の上端から前記壁面に伸びる上端面とを外側に備える一対の幅木が前記コーナーで互いに接合する接合部を覆う幅木コーナーカバーであって、
前記平行面に沿う薄板状で、前記平行面に接着されて前記接合部で一対の前記幅木を覆って隠す本体部と、
前記本体部から伸びて前記上端面に沿う薄板状で、前記上端面を覆って前記接合部で一対の前記幅木を隠す上端部と、を備え、
前記本体部および前記上端部は、一体の成形紙であることを
特徴とする幅木コーナーカバー。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の幅木コーナーカバーであって、
前記本体部および前記上端部の厚みは、ほぼ0.3mmからほぼ0.6mmまでであることを
特徴とする幅木コーナーカバー。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の幅木コーナーカバーであって、
前記本体部および前記上端部は、少なくとも露出表面に合成樹脂を含有する表面装飾層を備えることを
特徴とする幅木コーナーカバー。
【請求項4】
請求項3に記載の幅木コーナーカバーであって、
前記表面装飾層は、アクリルウレタン層を含む複数層であり、厚みはほぼ40μmからほぼ60μmまでであることを
特徴とする幅木コーナーカバー。
【請求項5】
請求項4に記載の幅木コーナーカバーであって、
前記表面装飾層は、前記本体部および前記上端部に対して、下地層、アクリルウレタン層、模様形成層、表面保護層の順に積層されていることを
特徴とする幅木コーナーカバー。
【請求項6】
請求項1に記載の幅木コーナーカバーであって、
前記本体部は、前記平行面が表面に有する凹凸部に沿う成形凹凸部を備えることを
特徴とする幅木コーナーカバー。
【請求項7】
コーナーを有する壁面と床面との取り合い部に位置し、前記コーナーで接合部を介して互いに接合する一対の幅木と、前記コーナーで一対の前記幅木の間の前記接合部を覆う幅木コーナーカバーと、を備える幅木構造体であって、
一対の前記幅木は、前記壁面に平行に延長する平行面と前記平行面の上端から前記壁面に伸びる上端面とを外側に備え、
前記幅木コーナーカバーは、請求項1に記載の幅木コーナーカバーであることを
特徴とする幅木構造体。
【請求項8】
コーナーを有する壁面と天井面との取り合い部に位置し、前記壁面に平行に延長する平行面と前記平行面の下端から前記壁面に伸びる下端面とを外側に備える一対の廻り縁が前記コーナーで互いに接合する接合部を覆う廻り縁コーナーカバーであって、
前記平行面に沿う薄板状で、前記平行面に接着されて前記接合部で一対の前記廻り縁を覆って隠す本体部と、
前記本体部から伸びて前記下端面に沿う薄板状で、前記下端面を覆って前記接合部で一対の前記廻り縁を隠す下端部と、を備え、
前記本体部および前記下端部は、一体の成形紙であることを
特徴とする廻り縁コーナーカバー。
【請求項9】
請求項8に記載の廻り縁コーナーカバーであって、
前記本体部および前記下端部の厚みは、ほぼ0.3mmからほぼ0.6mmまでであることを
特徴とする廻り縁コーナーカバー。
【請求項10】
請求項8または請求項9に記載の廻り縁コーナーカバーであって、
前記本体部および前記下端部は、少なくとも露出表面に合成樹脂を含有する表面装飾層を備えることを
特徴とする廻り縁コーナーカバー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コーナーを有する壁面と床面との取り合い部に設けられてコーナーで互いに接合される一対の幅木を両方にわたって覆う幅木コーナーカバー、コーナーを有する壁面と天井面との取り合い部に設けられてコーナーで互いに接合される一対の廻り縁を両方にわたって覆う廻り縁コーナーカバー、幅木コーナーカバーを適用した幅木構造体、および、廻り縁コーナーカバーを適用した廻り縁構造体に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
本出願人は、幅木等の建材を扱っており、壁面のコーナーにおける幅木の接続部を覆う幅木カバーを提案した(例えば、特許文献1参照。)。
従来の技術によれば、一定の課題と目的は、達成できる。しかしながら、地球環境の劇的な変化にともなう新たな要請がされるようになっており、本出願人は、更に種々の検討を進めている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-160744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
技術の改良を種々検討するに伴い、従来の技術では、強度を維持した状態での軽量化および環境対策を図ることは困難があるという課題を見出した。
本願は、このような状況の下で検討されたものであり、新たな構造による、新たな技術を備える幅木コーナーカバー、廻り縁コーナーカバー、幅木コーナーカバーを備える幅木構造体、廻り縁コーナーカバーを備える廻り縁構造体を提案する必要があることに思い至った。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、成形紙を適用して強度を維持した状態で軽量化および環境対策を施した幅木コーナーカバーおよび廻り縁コーナーカバーを提供することを目的とする。
また、本発明は、本発明に係る幅木コーナーカバーを適用した幅木構造体および本願発明に係る廻り縁コーナーカバーを適用した廻り縁構造体を提供することを他の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る幅木コーナーカバーは、コーナーを有する壁面と床面との取り合い部に位置し、前記壁面に平行に延長する平行面と前記平行面の上端から前記壁面に伸びる上端面とを外側に備える一対の幅木が前記コーナーで互いに接合する接合部を覆う幅木コーナーカバーであって、前記平行面に沿う薄板状で、前記平行面に接着されて前記接合部で一対の前記幅木を覆って隠す本体部と、前記本体部から伸びて前記上端面に沿う薄板状で、前記上端面を覆って前記接合部で一対の前記幅木を隠す上端部と、を備え、前記本体部および前記上端部は、一体の成形紙であることを特徴とする。
したがって、本発明に係る幅木コーナーカバーは、強度を確保した状態で軽量化および環境対策を施すという効果を得られる。
【0006】
また、本発明の一実施の形態に係る幅木コーナーカバーでは、前記本体部および前記上端部の厚みは、ほぼ0.3mmからほぼ0.6mmまでであることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る幅木コーナーカバーでは、前記本体部および前記上端部は、少なくとも露出表面に合成樹脂を含有する表面装飾層を備えることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る幅木コーナーカバーでは、前記表面装飾層は、アクリルウレタン層を含む複数層であり、厚みはほぼ40μmからほぼ60μmまでであることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る幅木コーナーカバーでは、前記表面装飾層は、前記本体部および前記上端部に対して、下地層、アクリルウレタン層、模様形成層、表面保護層の順に積層されていることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る幅木コーナーカバーでは、前記本体部は、前記平行面が表面に有する凹凸部に沿う成形凹凸部を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る幅木構造体は、コーナーを有する壁面と床面との取り合い部に位置し、前記コーナーで接合部を介して互いに接合する一対の幅木と、前記コーナーで一対の前記幅木の間の前記接合部を覆う幅木コーナーカバーと、を備える幅木構造体であって、一対の前記幅木は、前記壁面に平行に延長する平行面と前記平行面の上端から前記壁面に伸びる上端面とを外側に備え、前記幅木コーナーカバーは、本発明に係る幅木コーナーカバーであることを特徴とする。
したがって、本発明に係る幅木構造体は、幅木の接合部において、幅木コーナーカバーの特性をそのまま有効に実現しやすい。
【0008】
本発明に係る廻り縁コーナーカバーは、コーナーを有する壁面と天井面との取り合い部に位置し、前記壁面に平行に延長する平行面と前記平行面の下端から前記壁面に伸びる下端面とを外側に備える一対の廻り縁が前記コーナーで互いに接合する接合部を覆う廻り縁コーナーカバーであって、前記平行面に沿う薄板状で、前記平行面に接着されて前記接合部で一対の前記廻り縁を覆って隠す本体部と、前記本体部から伸びて前記下端面に沿う薄板状で、前記下端面を覆って前記接合部で一対の前記廻り縁を隠す下端部と、を備え、前記本体部および前記下端部は、一体の成形紙であることを特徴とする。
したがって、本発明に係る廻り縁コーナーカバーは、強度を確保した状態で軽量化および環境対策を施すという効果を得られる。
【0009】
また、本発明の一実施の形態に係る廻り縁コーナーカバーでは、前記本体部および前記下端部の厚みは、ほぼ0.3mmからほぼ0.6mmまでであることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る廻り縁コーナーカバーでは、
前記本体部および前記下端部は、少なくとも露出表面に合成樹脂を含有する表面装飾層を備えることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る廻り縁コーナーカバーでは、前記表面装飾層は、アクリルウレタン層を含む複数層であり、厚みはほぼ40μmからほぼ60μmまでであることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る廻り縁コーナーカバーでは、前記表面装飾層は、前記本体部および前記下端部に対して、下地層、アクリルウレタン層、模様形成層、表面保護層の順に積層されていることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態に係る廻り縁コーナーカバーでは、前記本体部は、前記平行面が有する凹凸部に沿う成形凹凸部を備えることを特徴とする。
【0010】
また、本発明に係る廻り縁構造体は、コーナーを有する壁面と天井面との取り合い部に位置し、前記コーナーで接合部を介して互いに接合する一対の廻り縁と、前記コーナーで一対の前記廻り縁の間の前記接合部を覆う廻り縁コーナーカバーと、を備える廻り縁構造体であって、一対の前記廻り縁は、前記壁面に平行に延長する平行面と前記平行面の下端から前記壁面に伸びる下端面とを外側に備え、前記廻り縁コーナーカバーは、本発明に係る廻り縁コーナーカバーであることを特徴とする。
したがって、本発明に係る廻り縁構造体は、廻り縁の接合部において、廻り縁コーナーカバーの特性をそのまま有効に実現しやすい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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