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公開番号
2025016350
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2024092864
出願日
2024-06-07
発明の名称
半導体フォトレジスト用組成物およびこれを利用したパターン形成方法
出願人
三星エスディアイ株式会社
,
SAMSUNG SDI Co., LTD.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03F
7/027 20060101AFI20250124BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】感度特性に優れた半導体フォトレジスト用組成物を提供する。
【解決手段】有機金属化合物;ビニル基含有酸化合物および溶媒を含む、半導体フォトレジスト用組成物。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
有機金属化合物;
ビニル基含有酸化合物および
溶媒を含む、半導体フォトレジスト用組成物。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記ビニル基含有酸化合物は、少なくとも1個のカルボキシル基、少なくとも1個のスルホン酸基および少なくとも1個のホスホン酸基のうちの一つ以上を含むものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項3】
前記ビニル基含有酸化合物は、下記化学式1~化学式3のうちのいずれか一つで表されるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
TIFF
2025016350000014.tif
104
170
(前記化学式1~化学式3で、
R
1
~R
3
は、それぞれ独立して、水素、または置換もしくは非置換のC1~C10アルキル基であり、
L
1
~L
3
は、それぞれ独立して、単一結合、置換もしくは非置換のC1~C10アルキレン基、または置換もしくは非置換のC6~C20アリーレン基であり、
n1~n3は、それぞれ独立して、1以上の整数である。)
【請求項4】
前記R
1
~R
3
は、それぞれ独立して、水素、または置換もしくは非置換のC1~C5アルキル基であり、
前記L
1
~L
3
は、それぞれ独立して、単一結合、置換もしくは非置換のC1~C5アルキレン基、置換もしくは非置換のフェニレン基、置換もしくは非置換のビフェニレン基、または置換もしくは非置換のナフチレン基である、請求項3に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項5】
前記ビニル基含有酸化合物は、4-ビニル安息香酸、ビニルスルホン酸、ビニルホスホン酸、ビニル酢酸、(メタ)アクリル酸、1-ビニルピラゾール-4-カルボン酸の中から選択される一つ以上である、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項6】
前記ビニル基含有酸化合物は、半導体フォトレジスト用組成物100重量%に対して0.1~15重量%で含まれるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項7】
前記有機金属化合物は、半導体フォトレジスト用組成物の100重量%に対して1重量%~30重量%で含まれるものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項8】
前記有機金属化合物は、スズ(Sn)を含むものである、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項9】
前記有機金属化合物は、有機オキシ基および有機カルボニルオキシ基のうちの少なくとも一つを含む、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
【請求項10】
前記有機金属化合物は、下記化学式4で表される、請求項1に記載の半導体フォトレジスト用組成物。
TIFF
2025016350000015.tif
39
170
(前記化学式4で、
R
4
は、置換もしくは非置換のC1~C20アルキル基、置換もしくは非置換のC3~C20シクロアルキル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルケニル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルキニル基、置換もしくは非置換のC6~C30アリール基、置換もしくは非置換のC7~C30アリールアルキル基、およびL
a
-O-R
a
(ここでL
a
は、置換もしくは非置換のC1~C20アルキレン基であり、R
a
は、置換もしくは非置換のC1~C20アルキル基である)の中から選択され、
R
5
~R
7
は、それぞれ独立して、-OR
b
または-OC(=O)R
c
の中から選択され、
R
b
は、置換もしくは非置換のC1~C20アルキル基、置換もしくは非置換のC3~C20シクロアルキル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルケニル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルキニル基、置換もしくは非置換のC6~C30アリール基、またはこれらの組み合わせであり、
R
c
は、水素、置換もしくは非置換のC1~C20アルキル基、置換もしくは非置換のC3~C20シクロアルキル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルケニル基、置換もしくは非置換のC2~C20アルキニル基、置換もしくは非置換のC6~C30アリール基、またはこれらの組み合わせである。)
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本記載は、半導体フォトレジスト用組成物およびこれを利用したパターン形成方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
次世代の半導体デバイスを製造するための要素技術の一つとして、EUV(極端紫外線光)リソグラフィが注目されている。EUVリソグラフィは、露光光源として波長13.5nmのEUV光を利用するパターン形成技術である。EUVリソグラフィによれば、半導体デバイス製造プロセスの露光工程で、極めて微細なパターン(例えば、20nm以下)を形成できることが実証されている。
【0003】
極端紫外線(extreme ultraviolet、EUV)リソグラフィの実現は、16nm以下の空間解像度(spatial resolutions)で行うことができる互換可能なフォトレジストの現像(development)を必要とする。現在、伝統的な化学増幅型(CA:chemically amplified)フォトレジストは、次世代デバイスのための解像度(resolution)、光速度(photospeed)、およびフィーチャー粗さ(feature roughness)、ラインエッジ粗さ(line edge roughnessまたはLER)に対する仕様(specifications)を充足させるために努力している。
【0004】
これら高分子型フォトレジストで起きる酸触媒反応(acid catalyzed reactions)に起因した固有のイメージぼやけ(intrinsic image blur)は、小さいフィーチャー(feature)大きさで解像度を制限するが、これは電子ビーム(e-beam)リソグラフィで長い間に知られてきた事実である。化学増幅型(CA)フォトレジストは、高い敏感度(sensitivity)のために設計されたが、それらの典型的な元素構成(elemental makeup)が13.5nmの波長でフォトレジストの吸光度を低め、その結果、敏感度を減少させるため、部分的にはEUV露光下でさらに困難を経験することがある。
【0005】
CAフォトレジストはまた、小さいフィーチャー大きさで粗さ(roughness)問題により困難を経験することがあり、部分的に酸触媒工程の本質に起因して、光速度(photospeed)が減少することによってラインエッジ粗さ(LER)が増加することが実験で現れた。CAフォトレジストの欠点および問題に起因して、半導体産業では新たな類型の高性能フォトレジストに対する要求がある。
【0006】
前述した化学増幅型有機系感光性組成物の短所を克服するために、無機系感光性組成物が研究されてきた。無機系感光性組成物の場合、主に非化学増幅型機作による化学的変性により現像剤組成物による除去に耐性を有するネガティブトーンパターニングに使用される。無機系組成物の場合、炭化水素に比べて高いEUV吸収率を有する無機系元素を含有しており、非化学増幅型機作でも敏感性を確保することができ、ストキャスティク効果にも少なく敏感であるため、ラインエッジ粗さおよび欠陥の個数も少ないと知られている。
【0007】
タングステン、およびニオビウム(niobium)、チタニウム(titanium)、および/またはタンタル(tantalum)と混合されたタングステンのペルオキソポリ酸(peroxopolyacids)に基づいた無機フォトレジストは、パターニングのための放射敏感性材料(radiation sensitive materials)用で報告されてきた(US5061599,;H. Okamoto, T. Iwayanagi, K. Mochiji, H. Umezaki, T. Kudo, Applied Physics Letters, 49(5), 298-300, 1986)。
【0008】
これら材料は、深紫外線(deep UV)、x線、および電子ビームソースであり、二重層構成(bilayer configuration)に大きいフィーチャーをパターニングするのに効果的であった。より最近は、プロジェクションEUV露光により15nmハーフピッチ(HP)をイメージング(image)するためにペルオキソ錯化剤(peroxo complexing agent)と共に陽イオン性ハフニウムメタルオキシドスルフェート(cationic hafnium metal oxide sulfate、HfSOx)材料を使用する場合、印象的な性能を示した(US2011-0045406,;J. K. Stowers, A. Telecky, M. Kocsis, B. L. Clark, D. A. Keszler, A. Grenville, C. N. Anderson, P. P. Naulleau, Proc. SPIE, 7969, 796915, 2011)。このシステムは非CAフォトレジスト(non-CA photoresist)の最上の性能を示し、実行可能なEUVフォトレジストのための要件に接近する光速度を有する。しかし、ペルオキソ錯化剤を有するハフニウムメタルオキシドスルフェート材料(hafnium metal oxide sulfate materials)は、いくつかの現実的な欠点を有する。第一に、この材料は、高い腐食性の硫酸(corrosive sulfuric acid)/過酸化水素(hydrogen peroxide)混合物でコーティングされ、保存期間(shelf-life)安定性(stability)が良くない。第二に、複合混合物であり、性能改善のための構造変更が容易ではない。第三に、25wt%程度の極めて高い濃度のTMAH(tetramethylammonium hydroxide)溶液などで現像されなければならない。
【0009】
最近、スズを含む分子が極端紫外線の吸収が卓越するということが知られながら、活発な研究が行われている。そのうちの一つである有機スズ高分子の場合、光吸収またはこれにより生成された二次電子によりアルキルリガンドが解離されながら、周辺鎖とのオキソ結合を通じた架橋を通じて有機系現像液で除去されないネガティブトーンパターニングが可能である。このような有機スズ高分子は、解像度、ラインエッジ粗さを維持しながらも飛躍的に感度が向上することをみせたが、商用化のためには前記パターニング特性の追加的な向上が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
一実施形態の目的は、感度特性に優れた半導体フォトレジスト用組成物を提供することにある。他の実施形態の目的は、前記半導体フォトレジスト用組成物を利用したパターン形成方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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