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公開番号2025016329
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2024035494
出願日2024-03-08
発明の名称ダイ・トゥ・ダイに用いられる接続インターフェース、およびその接続方法
出願人乾セン科技股ふん有限公司
代理人個人,個人,個人
主分類H04L 25/02 20060101AFI20250124BHJP(電気通信技術)
要約【課題】ダイ・トゥ・ダイの接続技術に適した高速接続インターフェースおよびそのラインの接続方法を提供する。
【解決手段】制御器は各受信ラインを複数の第1の使用ラインのいずれか1つに接続するために用いられ、且つ、各第1の使用ラインをそれぞれモニタリングし、第1の使用ラインが不健全ラインであるとモニタリングされたとき、制御器は、不健全ラインに接続された受信ラインを、複数の第1のバックアップラインのいずれか1つに切り換える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の第1の使用ラインと、複数の第1のバックアップラインと、複数の受信ラインと、制御器とを備えるダイ・トゥ・ダイに用いられる接続インターフェースにおいて、
前記制御器が、各前記受信ラインを複数の前記第1の使用ラインのいずれか1つに接続するために用いられ、且つ、各該第1の使用ラインをそれぞれモニタリングし、
該第1の使用ラインが不健全ラインであるとモニタリングされたとき、前記制御器が、前記不健全ラインに接続された前記受信ラインを、複数の前記第1のバックアップラインのいずれか1つに切り換える、ことを特徴とするダイ・トゥ・ダイに用いられる接続インターフェース。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記制御器が、前記第1の使用ラインまたは前記第1のバックアップラインを介して入力データを受信したとき、
前記入力データにおけるテストデータに基づいて前記不健全ラインに対して修理プログラムを執行し、且つ該修理プログラムを執行後の前記不健全ラインの健全程度がデフォルト値よりも大きいかどうかを判断し、
前記健全程度が前記デフォルト値より大きいと判断されたとき、前記制御器が、前記不健全ラインを前記第1のバックアップラインに切り換える、ことを特徴とする請求項1に記載のダイ・トゥ・ダイに用いられる接続インターフェース。
【請求項3】
複数の第2の使用ラインと、複数の第2のバックアップラインと、複数の出力ラインとを備え、
各該出力ラインが、複数の前記第2の使用ラインのいずれか1つおよび複数の前記第2のバックアップラインのいずれか1つに接続される、ことを特徴とする請求項1に記載のダイ・トゥ・ダイに用いられる接続インターフェース。
【請求項4】
複数の第2の使用ラインと、複数の第2のバックアップラインと、複数の出力ラインとを備え、
各該出力ラインが複数の前記第2の使用ラインのいずれか1つに接続され、且つ各前記出力ラインが少なくとも1つの前記第2のバックアップラインに対応し、
前記制御器が他の接続インターフェースからの出力交換リクエストを受信したとき、
該出力交換リクエストに対応する前記出力ラインを、対応する少なくとも1つの前記第2のバックアップラインの中のいずれか1つに接続し、
前記出力ラインが接続されている前記第2のバックアップラインに基づいて入力置換命令を生成し、併せて該入力置換命令を前記他の接続インターフェースに出力する、ことを特徴とする請求項1に記載のダイ・トゥ・ダイに用いられる接続インターフェース。
【請求項5】
前記第1の使用ラインが前記不健全ラインであるとモニタリングされたとき、
前記制御器が前記不健全ラインに基づいて出力交換リクエストを生成すると共に、該出力交換リクエストを他の接続インターフェースに出力し、該他の接続インターフェースから入力置換命令を受信したとき、
前記不健全ラインに接続されている前記受信ラインを、前記入力置換命令に対応する前記第1のバックアップラインに切り換える、ことを特徴とする請求項1に記載のダイ・トゥ・ダイに用いられる接続インターフェース。
【請求項6】
接続インターフェースの複数の受信ラインを前記接続インターフェースの複数の第1の使用ラインに接続し、各前記受信ラインを複数の前記第1の使用ラインのいずれか1つに接続し、
各該第1の使用ラインをそれぞれモニタリングし、
該第1の使用ラインが不健全ラインであるとモニタリングしたとき、該不健全ラインに接続している前記受信ラインを前記接続インターフェースの複数の第1のバックアップラインにおけるいずれか1つに切り換える、ことを特徴とするダイ・トゥ・ダイに用いられるラインの接続方法。
【請求項7】
前記第1の使用ラインまたは前記第1のバックアップラインを介して入力データを受信したとき、前記入力データがテストデータを含み、
該テストデータは前記不健全ラインに対して修理プログラムを執行し、
前記不健全ラインが前記修理プログラムを執行した後の健全程度がデフォルト値より大きい気どうか判断し、
前記健全程度が前記デフォルト値より大きいとき、前記不健全ラインを前記第1のバックアップラインに切り換える、ことを特徴とする請求項6に記載のダイ・トゥ・ダイに用いられるラインの接続方法。
【請求項8】
前記接続インターフェースの複数の出力ラインを、前記接続インターフェースの複数の第2の使用ラインと複数の第2のバックアップラインとに接続し、
各前記出力ラインを複数の前記第2の使用ラインのいずれか1つと複数の前記第2のバックアップラインのいずれか1つとに接続する、ことを特徴とする請求項6に記載のダイ・トゥ・ダイに用いられるラインの接続方法。
【請求項9】
前記接続インターフェースの複数の出力ラインを前記接続インターフェースの複数の第2の使用ラインに接続し、
各前記出力ラインを複数の前記第2の使用ラインのいずれか1つに接続し、且つ各前記出力ラインを、複数の第2のバックアップラインの少なくとも1つの該第2のバックアップラインに対応させ、
他の接続インターフェースからの出力交換リクエストを受信したとき、該出力交換リクエストに対応する前記出力ラインを対応する少なくとも1つの前記第2のバックアップラインのいずれか1つに接続し、
前記出力ラインが接続されている前記第2のバックアップラインに基づいて入力置換命令を生成し、
該入力置換命令を前記他の接続インターフェースに出力する、ことを特徴とする請求項6に記載のダイ・トゥ・ダイに用いられるラインの接続方法。
【請求項10】
前記不健全ラインに接続される前記受信ラインを前記接続インターフェースの複数の前記第1のバックアップラインのいずれか1つに切り換えるステップには、
前記不健全ラインに基づいて出力交換リクエストを生成し、
該出力交換リクエストを他の接続インターフェースに出力し、
該他の接続インターフェースからの入力置換命令を受信したとき、前記不健全ラインに接続された前記受信ラインを前記入力置換命令に対応する前記第1のバックアップラインに切り換える、ことを特徴とする請求項6に記載のダイ・トゥ・ダイに用いられるラインの接続方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、接続インターフェースおよびそのラインの接続方法に関し、特にダイ・トゥ・ダイ(Die-to-Die,D2D)の接続技術に適した高速接続インターフェースおよびそのラインの接続方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
ハイパフォーマンスコンピューティング(high performance computing,HPC)と人工知能(artificial intelligence,AI)技術の急速な進歩により、大きな回路を複数の小さなモジュールでパッケージしてマルチチップモジュールを形成できるダイ・トゥ・ダイ(Die-to-Die,D2D)は、半導体チップパッケージングの重要な技術の1つとなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
一般的に、高速伝送はブリッジ基板の接続ラインを介して2つのダイ間で実行される。そして、通常、伝送システムが一定期間に渡り稼働すると、ブリッジ基板の接続ラインに伝送減衰等の問題が発生し、伝送品質に影響を与える場合がある。更に、ブリッジ基板の接続ラインが損傷すると、2つのダイ間の高速伝送が実行できなくなり、中断が必要となる場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
このような問題に鑑みて本発明は以下の構成を備える。
即ち、本発明の一態様は、複数の第1の使用ラインと、複数の第1のバックアップラインと、複数の受信ラインと、制御器とを備えるダイ・トゥ・ダイに用いられる接続インターフェースにおいて、前記制御器が、各前記受信ラインを複数の前記第1の使用ラインのいずれか1つに接続するために用いられ、且つ、各該第1の使用ラインをそれぞれモニタリングし、該第1の使用ラインが不健全ラインであるとモニタリングされたとき、前記制御器が、前記不健全ラインに接続された前記受信ラインを、複数の前記第1のバックアップラインのいずれか1つに切り換える、ことを特徴とするダイ・トゥ・ダイに用いられる接続インターフェースである。
上記態様においては、前記制御器が、前記第1の使用ラインまたは前記第1のバックアップラインを介して入力データを受信したとき、前記入力データにおけるテストデータに基づいて前記不健全ラインに対して修理プログラムを執行し、且つ該修理プログラムを執行後の前記不健全ラインの健全程度がデフォルト値よりも大きいかどうかを判断し、前記健全程度が前記デフォルト値より大きいと判断されたとき、前記制御器が、前記不健全ラインを前記第1のバックアップラインに切り換えてもよい。
【0005】
また、上記態様においては、複数の第2の使用ラインと、複数の第2のバックアップラインと、複数の出力ラインとを備え、各該出力ラインが、複数の前記第2の使用ラインのいずれか1つおよび複数の前記第2のバックアップラインのいずれか1つに接続されてもよい。
【0006】
また、上記態様においては、複数の第2の使用ラインと、複数の第2のバックアップラインと、複数の出力ラインとを備え、各該出力ラインが複数の前記第2の使用ラインのいずれか1つに接続され、且つ各前記出力ラインが少なくとも1つの前記第2のバックアップラインに対応し、前記制御器が他の接続インターフェースからの出力交換リクエストを受信したとき、該出力交換リクエストに対応する前記出力ラインを、対応する少なくとも1つの前記第2のバックアップラインの中のいずれか1つに接続し、前記出力ラインが接続されている前記第2のバックアップラインに基づいて入力置換命令を生成し、併せて該入力置換命令を前記他の接続インターフェースに出力してもよい。
【0007】
また、上記態様においては、前記第1の使用ラインが前記不健全ラインであるとモニタリングされたとき、前記制御器が前記不健全ラインに基づいて出力交換リクエストを生成すると共に、該出力交換リクエストを他の接続インターフェースに出力し、該他の接続インターフェースから入力置換命令を受信したとき、前記不健全ラインに接続されている前記受信ラインを、前記入力置換命令に対応する前記第1のバックアップラインに切り換えてもよい。
【0008】
本発明の他の態様は、接続インターフェースの複数の受信ラインを前記接続インターフェースの複数の第1の使用ラインに接続し、各前記受信ラインを複数の前記第1の使用ラインのいずれか1つに接続し、各該第1の使用ラインをそれぞれモニタリングし、該第1の使用ラインが不健全ラインであるとモニタリングしたとき、該不健全ラインに接続している前記受信ラインを前記接続インターフェースの複数の第1のバックアップラインにおけるいずれか1つに切り換える、ことを特徴とするダイ・トゥ・ダイに用いられるラインの接続方法である。
【0009】
上記態様においては、前記第1の使用ラインまたは前記第1のバックアップラインを介して入力データを受信したとき、前記入力データがテストデータを含み、該テストデータは前記不健全ラインに対して修理プログラムを執行し、前記不健全ラインが前記修理プログラムを執行した後の健全程度がデフォルト値より大きい気どうか判断し、前記健全程度が前記デフォルト値より大きいとき、前記不健全ラインを前記第1のバックアップラインに切り換えてもよい。
【0010】
また、上記態様においては、前記接続インターフェースの複数の出力ラインを、前記接続インターフェースの複数の第2の使用ラインと複数の第2のバックアップラインとに接続し、各前記出力ラインを複数の前記第2の使用ラインのいずれか1つと複数の前記第2のバックアップラインのいずれか1つとに接続してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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