TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025016244
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-31
出願番号
2023119385
出願日
2023-07-21
発明の名称
取引装置
出願人
富士通フロンテック株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G03B
17/56 20210101AFI20250124BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【解決手段】撮影部の検査作業を容易に行い、かつ検査精度を向上する。
【課題】取引装置は、筐体と、筐体の前面に配置されて筐体の外側を撮影する撮影部と、撮影部によって撮影される被撮影部を有して撮影部による被撮影部の撮影結果に基づいて撮影部を検査するための検査部材と、を備える。筐体には、検査部材が前面に対して移動可能に設けられている。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体の前面に配置され、前記筐体の外側を撮影する撮影部と、
前記撮影部によって撮影される被撮影部を有し、前記撮影部による前記被撮影部の撮影結果に基づいて前記撮影部を検査するための検査部材と、を備え、
前記筐体には、前記検査部材が前記前面に対して移動可能に設けられている、取引装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記検査部材は、前記被撮影部が前記筐体の内部に収容される収容位置と、前記被撮影部が前記筐体の外部に配置される検査位置と、に回動可能に設けられている、
請求項1に記載の取引装置。
【請求項3】
前記検査部材は、前記撮影部を覆うカバー部を有する、
請求項1または2に記載の取引装置。
【請求項4】
前記検査部材は、前記検査位置に回動されたときに前記筐体の前記前面に接することで前記撮影部の視野に対して前記被撮影部を位置決めする位置決め部を有する、
請求項2に記載の取引装置。
【請求項5】
前記検査部材は、前記検査部材を前記収容位置に保持するための保持部を有する、
請求項2に記載の取引装置。
【請求項6】
前記カバー部は、前記撮影部のレンズの光軸が通過する開口を有する、
請求項3に記載の取引装置。
【請求項7】
前記検査部材は、前記収容位置に位置するときに前記筐体の外側に向く前面が、前記筐体の前記前面に沿う形状に形成され、
前記筐体の前記前面には、前記検査部材の前記前面の外形形状と一致する開口部が形成されている、
請求項2に記載の取引装置。
【請求項8】
前記筐体の前記前面には、取り引きするときに利用者が操作する操作部が設けられ、
前記撮影部は、前記操作部側を撮影する、
請求項1または2に記載の取引装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、取引装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、現金自動預払機等の取引装置としては、筐体の前面に、操作パネル等の筐体の外側を撮影する撮影部を備えるものが知られている。この種の取引装置の製造工程では、製品出荷時に撮影部が正常に作動するか否かを検査する検査工程が行われている。検査工程では、撮影部によって撮影される撮影ターゲットを有する撮影治具を用いて、撮影部による撮影ターゲットの撮影結果に基づいて焦点距離の調節が行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-282488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した撮影部の検査工程では、撮影部のレンズの視野に対して検査治具の撮影ターゲットを所定位置に手作業で位置決めし、検査治具を手で支えながら検査が行われている。また、撮影部の視野に対して位置決めされた検査治具を載せる載置台を用いて検査が行われる場合もある。この場合、取引装置の前面の構造等によっては載置台を安定的に設置できないこともある。そのため、撮影部の検査作業が煩雑となり、検査毎や作業者毎によっても検査精度がばらつく問題があった。
【0005】
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、撮影部の検査作業を容易に行い、かつ、検査精度を向上することができる取引装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の開示する取引装置の一態様は、筐体と、前記筐体の前面に配置され、前記筐体の外側を撮影する撮影部と、前記撮影部によって撮影される被撮影部を有し、前記撮影部による前記被撮影部の撮影結果に基づいて前記撮影部を検査するための検査部材と、を備え、前記筐体には、前記検査部材が前記前面に対して移動可能に設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本願の開示する取引装置の一態様によれば、撮影部の検査作業を容易に行い、かつ、検査精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施例の取引装置の外観を示す斜視図である。
図2は、実施例の取引装置が備える検査部材を示す斜視図である。
図3は、実施例の取引装置が備える検査部材を示す斜視図である。
図4は、実施例の取引装置が備える検査部材を示す側面図である。
図5は、実施例の取引装置が備える検査部材を示す背面図である。
図6は、実施例の取引装置において検査部材が収容位置に位置する状態を示す縦断面図である。
図7は、実施例の取引装置において検査部材が収容位置から回動された状態を示す縦断面図である。
図8は、実施例の取引装置において検査部材が収容位置から更に回動された状態を示す縦断面図である。
図9は、実施例の取引装置において検査部材が検査位置に位置する状態を示す縦断面図である。
図10は、実施例において、撮影部が検査部材の撮影ターゲット部を撮影する状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願の開示する取引装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例によって、本願の開示する取引装置が限定されるものではない。
【実施例】
【0010】
(取引装置)
図1は、実施例の取引装置の外観を示す斜視図である。図1に示すように、取引装置1は、一例として現金自動預払機であり、取引装置1の筐体5と、筐体5の外側を撮影する撮影部6と、取り引きするときに利用者が操作する操作部としての操作パネル部7と、取引装置1に対して貨幣を出し入れするための入出金部8と、撮影部6を検査するための検査部材11と、を備える。実施例における検査部材11は、いわゆる検査治具であり、筐体5に組み込まれている。検査部材11は、撮影部6によって撮影された後述する撮影ターゲット部13の撮影結果に基づいて撮影部6を検査するために用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
露光方法
16日前
個人
表示装置
1か月前
個人
露光裕度拡大方法
3か月前
株式会社シグマ
撮像装置
16日前
株式会社リコー
装置
3日前
株式会社シグマ
レンズフード
3か月前
株式会社シグマ
フードキャップ
1か月前
キヤノン株式会社
電子機器
3か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
16日前
キヤノン株式会社
撮像装置
3か月前
キヤノン株式会社
光学機器
2か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
株式会社リコー
画像形成装置
2か月前
株式会社リコー
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
株式会社リコー
現像装置
3か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
信越ポリマー株式会社
スポンジローラ
23日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
国立大学法人広島大学
撮像装置
1か月前
シャープ株式会社
画像形成装置
3か月前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
2か月前
個人
水中及び水上の同時撮影用具
3か月前
キヤノン株式会社
定着装置
1か月前
三洋化成工業株式会社
トナーバインダー
1か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
2か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
1か月前
三菱製紙株式会社
ドライフィルムレジスト
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3か月前
株式会社14才
吊り下げ用ストラップ
3か月前
日本放送協会
レンズアダプター
3か月前
ブラザー工業株式会社
ドラムユニット
10日前
続きを見る
他の特許を見る