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公開番号2025016061
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-31
出願番号2023119077
出願日2023-07-21
発明の名称無線通信端末及び無線通信システム
出願人株式会社国際電気
代理人個人
主分類H04M 11/00 20060101AFI20250124BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 複数の無線モジュールが高温になった場合に、無線通信を段階的に停止させて、一部のモジュールが通信停止になっても、他のモジュールでは通信を継続できる無線通信端末及び無線通信システムを提供する。
【解決手段】 複数の無線モジュール13と、端末内の温度を測定する温度センサ11と、複数の無線モジュールの無線通信を停止する温度が段階的に設定されており、温度センサで測定された温度に従って複数の無線モジュールの無線通信を段階的に停止させる制御を行う制御部12とを有する無線通信端末及び無線通信システムである。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
複数の無線モジュールを備えた無線通信端末であって、
当該無線通信端末内の温度を測定する温度センサと、
前記複数の無線モジュールの無線通信を停止する温度が段階的に設定されており、前記温度センサで測定された温度に従って前記複数の無線モジュールの無線通信を段階的に停止させる制御を行う制御部とを有することを特徴とする無線通信端末。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記制御部は、無線通信を停止させる無線モジュールを通信状況の悪い順に選択することを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
【請求項3】
前記制御部は、無線通信を停止させる無線モジュールを予め定められた順に選択することを特徴とする請求項1記載の無線通信端末。
【請求項4】
前記制御部は、停止させた無線モジュールの無線通信を復旧させる温度が段階的に設定されており、前記温度センサで測定された温度に従って、停止させた無線モジュールの無線通信を停止させた順番とは逆の順番で段階的に復旧させる制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の無線通信端末。
【請求項5】
無線通信端末と前記無線通信端末を管理する管理サーバとを備えた無線通信システムであって、
前記無線通信端末は、複数の無線モジュールと、当該無線通信端末内の温度を測定する温度センサと、前記管理サーバに前記温度センサで測定された温度の情報を送信し、前記管理サーバからの停止指示により前記無線モジュールの無線通信を停止させる制御部とを有し、
前記管理サーバは、前記無線通信端末からの温度の情報に基づいて前記無線通信端末における無線通信を段階的に停止させる無線モジュールを特定し、当該無線モジュールの停止指示を前記無線通信端末に送信することを特徴とする無線通信システム。
【請求項6】
前記無線通信端末の制御部は、前記管理サーバからの復旧指示により前記無線モジュールの無線通信を復旧させるものであり、
前記管理サーバは、前記無線通信端末からの温度の情報に基づいて前記無線通信端末における無線通信を段階的に復旧させる無線モジュールを特定し、当該無線モジュールの復旧指示を前記無線通信端末に送信することを特徴とする請求項5記載の無線通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の無線モジュールを備えた無線通信端末及び無線通信システムに係り、特に、無線モジュールが高温になっても、通信状態を継続できる無線通信端末及び無線通信システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
[従来の技術]
従来の無線通信システムでは、無線モジュールを搭載した無線通信端末が、温度異常に対して無線通信を停止させ、温度が正常になると無線通信を再開させるものがあった。
【0003】
具体的には、無線通信端末が、無線通信を停止させる温度の閾値(アラーム監視閾値)と無線通信を再開させる閾値(アラーム復旧閾値)を備え、温度センサで通信モジュールの温度を検出し、アラーム監視閾値となれば、無線通信を停止し、その後に通信モジュールの温度が下がってアラーム復旧閾値になれば、無線通信を再開するものである。
【0004】
例えば、アラーム監視閾値を75℃で、アラーム復旧閾値を60℃で設定した場合に、無線通信端末が温度センサで通信モジュールの温度を測定し、温度が75℃以上になると無線通信を停止し、温度が60℃以下になると無線通信を再開するようになっている。
【0005】
[関連技術]
尚、関連する先行技術文献として、特許第6160246号公報「車両用無線通信装置」(特許文献1)がある。
特許文献1には、通信モジュールの温度が閾値以上になると異常と判断し、通信モジュールを停止させる車両用無線通信装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6160246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記無線通信システムでは、無線通信端末がアラーム監視閾値とアラーム復旧閾値がそれぞれ一つであるため、温度異常発生時に一つの閾値で直ちに無線通信を停止して通信ができなくなるという問題点があった。
【0008】
特許文献1には、複数の無線モジュールについて、温度異常時に段階的に個々の無線モジュールの無線通信を停止させる構成の記載がない。
【0009】
本発明は上記実状に鑑みて為されたもので、複数の無線モジュールが高温になった場合に、無線通信を段階的に停止させて、一部のモジュールが通信停止になっても、他のモジュールでは通信を継続できる無線通信端末及び無線通信システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、複数の無線モジュールを備えた無線通信端末であって、当該無線通信端末内の温度を測定する温度センサと、複数の無線モジュールの無線通信を停止する温度が段階的に設定されており、温度センサで測定された温度に従って複数の無線モジュールの無線通信を段階的に停止させる制御を行う制御部とを有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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