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公開番号2025015815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024202775,2023201408
出願日2024-11-20,2019-07-01
発明の名称マージモードに基づくインター予測方法及び装置
出願人オッポ広東移動通信有限公司,GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
代理人個人,個人
主分類H04N 19/517 20140101AFI20250123BHJP(電気通信技術)
要約【課題】空間的/時間的マージ候補のみならず、組み合わせマージ候補を用いることにより、動き情報の精度を向上させるインター予測方法及び装置を提供する。
【解決手段】方法は、現在ブロックのマージ候補リストを構成するステップと、マージ候補リストから現在ブロックの動き情報を導出するステップと、動き情報を用いて現在ブロックのインター予測を行うステップと、を含む。マージ候補リストは、空間的マージ候補、時間的マージ候補または組み合わせマージ候補のうち少なくとも1つを含み、組み合わせマージ候補は、マージ候補リストに属しているn個のマージ候補を組み合わせて導出される。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ビデオ信号の復号化方法であって、
現在ブロックのマージ候補リストを決定するステップであって、前記マージ候補リストは、空間的マージ候補または時間的マージ候補のうち少なくとも1つを含む、ステップと、
前記マージ候補リスト内の第1のマージ候補と第2のマージ候補とに基づいて、組み合わせマージ候補を決定するステップと、
前記組み合わせマージ候補を前記マージ候補リストに追加するステップであって、前記第1のマージ候補は、前記マージ候補リストにおいてインデックスが0に等しいマージ候補であり、前記第1のマージ候補は一方向予測に対応し、前記第2のマージ候補は、前記マージ候補リストにおいてインデックスが1に等しいマージ候補であり、前記第2のマージ候補は一方向予測に対応する、ステップと、
前記現在ブロックの前記マージ候補リストに基づいて、前記現在ブロックの動き情報を決定するステップであって、前記動き情報は、予測リスト利用フラグ、参照ピクチャインデックス、または動きベクトルのうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
前記現在ブロックの前記動き情報に基づいて、前記現在ブロックのインター予測値を決定するステップと、を含み、
前記第1のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグは、前記第2のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグによって示される参照ピクチャリストとは異なる参照ピクチャリストを示すか、または、前記第2のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグによって示される参照ピクチャリストと同じ参照ピクチャリストを示す、ビデオ信号の復号化方法。
続きを表示(約 3,700 文字)【請求項2】
前記ビデオ信号の復号化方法は、
前記第1のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト0を示し、前記第2のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト1を示す場合、
前記第1のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の参照ピクチャインデックスに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の参照ピクチャインデックスを決定するステップと、
前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の予測リスト利用フラグが1に等しいと決定するステップと、
前記第1のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の動きベクトルに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の動きベクトルを決定するステップと、を更に含む、請求項1に記載のビデオ信号の復号化方法。
【請求項3】
前記ビデオ信号の復号化方法は、
前記第1のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト0を示し、前記第2のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト1を示す場合、
前記第2のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の参照ピクチャインデックスに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の参照ピクチャインデックスを決定するステップと、
前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の予測リスト利用フラグが1に等しいと決定するステップと、
前記第2のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の動きベクトルに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の動きベクトルを決定するステップと、を更に含む、請求項1又は2に記載のビデオ信号の復号化方法。
【請求項4】
前記ビデオ信号の復号化方法は、
前記第1のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト1を示し、前記第2のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト0を示す場合、
前記第2のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の参照ピクチャインデックスに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の参照ピクチャインデックスを決定するステップと、
前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の予測リスト利用フラグが1に等しいと決定するステップと、
前記第2のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の動きベクトルに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の動きベクトルを決定するステップと、を更に含む、請求項1に記載のビデオ信号の復号化方法。
【請求項5】
前記ビデオ信号の復号化方法は、
前記第1のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト1を示し、前記第2のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト0を示す場合、
前記第1のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の参照ピクチャインデックスに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の参照ピクチャインデックスを決定するステップと、
前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の予測リスト利用フラグが1に等しいと決定するステップと、
前記第1のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の動きベクトルに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の動きベクトルを決定するステップと、を更に含む、請求項1又は4に記載のビデオ信号の復号化方法。
【請求項6】
前記ビデオ信号の復号化方法は、
前記第1のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグおよび前記第2のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト0を示す場合、
前記第1のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の参照ピクチャインデックスに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の参照ピクチャインデックスを決定するステップと、
前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の予測リスト利用フラグが1に等しいと決定するステップと、
前記第1のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の動きベクトルおよび前記第2のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の動きベクトルの加重平均値に基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の動きベクトルを決定するステップと、を更に含む、請求項1に記載のビデオ信号の復号化方法。
【請求項7】
前記ビデオ信号の復号化方法は、
前記第1のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグおよび前記第2のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト1を示す場合、
前記第1のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の参照ピクチャインデックスに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の参照ピクチャインデックスを決定するステップと、
前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の予測リスト利用フラグが1に等しいと決定するステップと、
前記第1のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の動きベクトルおよび前記第2のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の動きベクトルの加重平均値に基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト1の動きベクトルを決定するステップと、を更に含む、請求項1に記載のビデオ信号の復号化方法。
【請求項8】
前記加重平均値の重みが[1:1]であり、
または、前記第1のマージ候補に対応する動きベクトルの重みは、前記第2のマージ候補に対応する動きベクトルの重みに等しく、
または、前記第1のマージ候補に対応する動きベクトルの重みと前記第2のマージ候補に対応する動きベクトルの重みとの比は、[1:1]である、請求項6又は7に記載のビデオ信号の復号化方法。
【請求項9】
ビデオ信号の符号化方法であって、
現在ブロックのマージ候補リストを決定するステップであって、前記マージ候補リストは、空間的マージ候補または時間的マージ候補のうち少なくとも1つを含む、ステップと、
前記マージ候補リスト内の第1のマージ候補と第2のマージ候補とに基づいて、組み合わせマージ候補を決定するステップと、
前記組み合わせマージ候補を前記マージ候補リストに追加するステップであって、前記第1のマージ候補は、前記マージ候補リストにおいてインデックスが0に等しいマージ候補であり、前記第1のマージ候補は一方向予測に対応し、前記第2のマージ候補は、前記マージ候補リストにおいてインデックスが1に等しいマージ候補であり、前記第2のマージ候補は一方向予測に対応する、ステップと、
前記現在ブロックの前記マージ候補リストに基づいて、前記現在ブロックの動き情報を決定するステップであって、前記動き情報は、予測リスト利用フラグ、参照ピクチャインデックス、または動きベクトルのうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
前記現在ブロックの前記動き情報に基づいて、前記現在ブロックのインター予測値を決定するステップと、を含み、
前記第1のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグは、前記第2のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグによって示される参照ピクチャリストとは異なる参照ピクチャリストを示すか、または、前記第2のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグによって示される参照ピクチャリストと同じ参照ピクチャリストを示す、ビデオ信号の符号化方法。
【請求項10】
前記ビデオ信号の符号化方法は、
前記第1のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト0を示し、前記第2のマージ候補に対応する予測リスト利用フラグが参照ピクチャリスト1を示す場合、
前記第1のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の参照ピクチャインデックスに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の参照ピクチャインデックスを決定するステップと、
前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の予測リスト利用フラグが1に等しいと決定するステップと、
前記第1のマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の動きベクトルに基づいて、前記組み合わせマージ候補に対応する参照ピクチャリスト0の動きベクトルを決定するステップと、を更に含む、請求項9に記載のビデオ信号の符号化方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インター予測方法及び装置に関する。
続きを表示(約 960 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、高精細度(HD;High Definition)画像及び超高精細度(UHD;Ultra High Definition)画像などの高解像度、高品質の画像への需要が様々な応用分野において増えており、それに伴い、高効率の画像圧縮技術が検討されている。
【0003】
画像圧縮技術として、現在ピクチャの前または後のピクチャから現在ピクチャに含まれている画素値を予測するインター予測技術、現在ピクチャ内の画素情報を用いて、現在ピクチャに含まれている画素値を予測するイントラ予測技術、出現頻度の高い値に短い符号を割り当て、出現頻度の低い値に長い符号を割り当てるエントロピー符号化技術などの様々な技術が存在し、このような画像圧縮技術を用いて、画像データを効果的に圧縮して伝送または格納することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、インター予測方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
本発明は、マージ候補リストを構成する方法及び装置を提供することを目的とする。
【0006】
本発明は、サブブロック単位の動き補償方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
本発明は、アフィン候補を決定する方法及び装置を提供することを目的とする。
【0008】
本発明は、360ビデオのプロジェクションフォーマットに従ったインター予測方法及び装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係るビデオ符号化/復号化方法及び装置は、現在ブロックのマージ候補リストを構成し、前記マージ候補リストから前記現在ブロックの動き情報を導出し、前記動き情報を用いて、現在ブロックのインター予測を行ってもよい。
【0010】
本発明に係るビデオ符号化/復号化方法及び装置において、前記マージ候補リストは、空間的マージ候補、時間的マージ候補または組み合わせマージ候補のうち少なくとも1つを含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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