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公開番号2025015806
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2024202593,2021041808
出願日2024-11-20,2021-03-15
発明の名称照明器具
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類F21S 9/02 20060101AFI20250123BHJP(照明)
要約【課題】本開示は、施工作業の作業性の向上を図ることを目的とする。
【解決手段】照明器具A1は、長尺の器具本体1と、常用照明を行う光源ユニット2と、非常用光源ユニット3と、非常用光源ユニット3を支持する支持部材6と、を備える。器具本体1は、長尺の板状に形成されて造営部材(つりボルト90)に取り付けられる本体10と、本体10の短手方向に対向する一対の側壁部11と、を有する。本体10は、つりボルト90が挿通される挿通穴102を有する。支持部材6は、器具本体1に固定される固定部7と、非常用光源ブロック4が取り付けられる取付板80と、電池ブロック5を着脱可能に支持する支持板81と、取付板80と支持板81の間に配置された開口部82と、を有する。開口部82は、支持板81の厚み方向において挿通穴102と重なる位置に配置される。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
長尺の器具本体と、
常用照明を行う第１ユニットと、
第２ユニットと、
前記第２ユニットを支持する支持部材と、
を備え、
前記器具本体は、長尺の板状に形成されて造営部材に取り付けられる本体と、前記本体の短手方向に対向する一対の側壁部と、を有し、前記本体と前記一対の側壁部に囲まれた収容凹部に、前記第１ユニットの一部、前記第２ユニットの一部及び前記支持部材を収容するように構成され、
前記本体は、前記造営部材であるつりボルトが挿通される挿通穴を有し、
前記支持部材は、前記器具本体に固定される固定部と、前記第２ユニットの一部が着脱可能に取り付けられる取付板と、前記第２ユニットの別の一部を支持する支持板と、前記取付板と前記支持板の間に配置された開口部と、を有し、
前記開口部は、前記第２ユニットの一部が前記取付板に取り付けられている状態で前記第２ユニットの前記別の一部によって閉塞され、
前記開口部は、前記支持板の厚み方向において前記挿通穴と重なる位置に配置される、
照明器具。
続きを表示（約 480 文字）【請求項２】
前記第２ユニットは、電池ブロックを有し、
前記開口部は、前記電池ブロックによって閉塞される、
請求項１記載の照明器具。
【請求項３】
前記電池ブロックは、複数の電池と、箱状に形成されて前記複数の電池を収容する電池ケースと、を有し、
前記電池ケースは、前記支持板に設けられた引掛部に引っ掛けられる突部を有する、
請求項２記載の照明器具。
【請求項４】
前記第２ユニットは、前記器具本体及び前記支持部材に着脱可能に取り付けられて前記前記電池ブロックを覆うカバーを更に有し、
前記カバーは、前記支持板にねじ止めされる固定部を有し、
前記電池ケースは、前記カバーが有する前記固定部と重ならない位置に、前記突部を有する、
請求項３記載の照明器具。
【請求項５】
前記開口部は、前記挿通穴に挿通された前記つりボルトにナットを締め付ける作業を人の手で行うことが可能な大きさに形成されている、
請求項１－４のいずれか１項に記載の照明器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、照明器具に関し、より詳細には、常用照明と非常用照明を行う照明器具に関する。
続きを表示（約 2,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来例として特許文献１記載の照明装置を例示する。特許文献１記載の照明装置（以下、従来例という。）は、非常用光源を有する第１照明具と、常用光源を有する２つの第２照明具と、第１照明具及び２つの第２照明具が取り付けられる筐体と、を備える。筐体は、反射板を有し、天井などに設けられた開口部に埋め込むように取り付けられる。第１照明具は、長尺の筐体のほぼ中央に配置される。２つの第２照明具のそれぞれは、筐体の長手方向の両端に、第１照明具を挟むように配置される。
【０００３】
第１照明具は、非常時に点灯電力を供給する電池を有する。第１照明具の内部には、電池を収容する空間部が形成されている。空間部は、２つの第２照明具のうち一方の第２照明具を取り外すと、電池を着脱自在な開口を露出させる。開口には、蓋部材が着脱自在に取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２０－１７３９２４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本開示の目的は、施工作業の作業性の向上を図ることができる照明器具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様に係る照明器具は、長尺の器具本体と、常用照明を行う第１ユニットと、第２ユニットと、前記第２ユニットを支持する支持部材と、を備える。前記器具本体は、長尺の板状に形成されて造営部材に取り付けられる本体と、前記本体の短手方向に対向する一対の側壁部と、を有する。前記本体と前記一対の側壁部に囲まれた収容凹部に、前記第１ユニットの一部、前記第２ユニットの一部及び前記支持部材を収容するように構成される。前記本体は、前記造営部材であるつりボルトが挿通される挿通穴を有する。前記支持部材は、前記器具本体に固定される固定部と、前記第２ユニットの一部が着脱可能に取り付けられる取付板と、前記第２ユニットの別の一部を支持する支持板と、前記取付板と前記支持板の間に配置された開口部と、を有する。前記開口部は、前記第２ユニットの一部が前記取付板に取り付けられている状態で前記第２ユニットの前記別の一部によって閉塞される。前記開口部は、前記支持板の厚み方向において前記挿通穴と重なる位置に配置される。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の照明器具は、施工作業の作業性の向上を図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、本開示の実施形態に係る照明器具の下から見た斜視図である。
図２は、同上の照明器具の分解斜視図である。
図３は、同上の照明器具の右側面図である。
図４は、同上の照明器具の左側面図である。
図５は、同上の照明器具における非常用光源ブロックと電池ブロックの組立て時の分解斜視図である。
図６は、同上の照明器具の光源ユニット、電池ブロック及びカバーを外した状態の斜視図である。
図７は、同上の照明器具における支持部材の上面図である。
図８は、同上の照明器具における支持部材の下面図である。
図９は、同上の照明器具における支持部材の前面図である。
図１０は、同上の照明器具における支持部材の後面図である。
図１１は、同上の照明器具における支持部材の左側面図である。
図１２は、同上の照明器具における支持部材の右側面図である。
図１３は、同上の照明器具の要部を斜め上方から見た斜視図である。
図１４は、同上の照明器具において電池ブロックを取り付ける途中の非常用光源ユニット及び支持部材の前面図である。
図１５は、同上の照明器具において電池ブロックを取り付けた状態の非常用光源ユニット及び支持部材の前面図である。
図１６は、同上の照明器具において電池ブロックと光源ユニットを取り外した状態の要部の下面図である。
図１７は、同上の照明器具において光源ユニットを取り外して電池ブロックを取り付けた状態の要部の下面図である。
図１８は、同上の照明器具において光源ユニットを取り外した状態の要部の下面図である。
図１９は、同上の照明器具の変形例１の下面図である。
図２０は、同上の照明器具の変形例２の一部省略した左側面図である。
図２１は、同上の照明器具の変形例３の一部省略した左側面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施形態に係る照明器具について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さのそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【００１０】
（１）実施形態に係る照明器具の概要
実施形態に係る照明器具Ａ１は、長尺の器具本体１と、常用照明を行う光源ユニット２と、非常用照明を行う非常用光源ユニット３と、非常用光源ユニット３を支持する支持部材６と、を備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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