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公開番号
2025015655
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024198969,2020187370
出願日
2024-11-14,2020-11-10
発明の名称
コンクリート用型枠および施工方法
出願人
TOPPANエッジ株式会社
,
株式会社長谷工コーポレーション
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
E04G
9/10 20060101AFI20250123BHJP(建築物)
要約
【課題】温度センサの設置位置に制約が少なく、かつ施工コストを抑制できるコンクリート用型枠および施工方法を提供する。
【解決手段】コンクリート用型枠100は、せき板101と、せき板101の内面101aに取り付け可能なRFIDタグ1と、RFIDタグ1とは別体とされた読み取り機2と、を備える。RFIDタグ1は、内面101aに取り付けられるベースフィルムと、コンクリートCの温度を示す温度情報を無線信号で送信するRFIDタグ用アンテナと、温度センサと制御部とを備えるICチップと、が平面視において重なって形成されている。読み取り機2は、RFIDタグ用アンテナから送信される無線信号を受信して前記温度情報を取得する。RFIDタグ用アンテナは、平面視においてベースフィルムより面積が小さい。ICチップは、平面視においてRFIDタグ用アンテナより面積が小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
コンクリートが打ち込まれるコンクリート用型枠であって、
せき板と、
前記せき板の内面に取り付け可能なRFIDタグと、
前記RFIDタグとは別体とされた読み取り機と、
を備え、
前記RFIDタグは、
前記内面に取り付けられるベースフィルムと、
前記コンクリートの温度を示す温度情報を無線信号で送信するRFIDタグ用アンテナと、
前記コンクリートの温度を検知する温度センサと、前記温度情報を取得するRFIDタグ用制御部とを備えるICチップと、
が平面視において重なって形成され、
前記RFIDタグ用制御部は、前記温度センサの検知結果に基づいて指示信号を前記RFIDタグ用アンテナに送り、
前記RFIDタグ用アンテナは、前記指示信号に基づいて前記温度情報を無線信号で送信し、
前記読み取り機は、前記RFIDタグ用アンテナから送信される前記無線信号を受信して前記温度情報を取得し、
前記RFIDタグ用アンテナは、平面視において前記ベースフィルムより面積が小さく、
前記ICチップは、平面視において前記RFIDタグ用アンテナより面積が小さい、
コンクリート用型枠。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
コンクリートが打ち込まれるコンクリート用型枠であって、
せき板と、
前記せき板の内面に取り付け可能なRFIDタグと、
前記RFIDタグとは別体とされた読み取り機と、
を備え、
前記RFIDタグは、
前記内面に取り付けられるベースフィルムと、
前記コンクリートの温度を示す温度情報を無線信号で送信するRFIDタグ用アンテナと、
前記コンクリートの温度を検知する温度センサと、前記温度情報を取得するRFIDタグ用制御部とを備えるICチップと、
が平面視において重なって形成され、
前記読み取り機は、前記RFIDタグ用アンテナから送信される前記無線信号を受信する読み取り機用アンテナと、前記読み取り機用アンテナから得た前記温度情報を取得する読み取り機用制御部と、を備え、
前記読み取り機用制御部は、前記読み取り機用アンテナに要求信号を送信させ、
前記RFIDタグ用アンテナは、前記要求信号を受信して検出信号を前記RFIDタグ用制御部に送信し、
前記RFIDタグ用制御部は、前記温度センサからの前記温度情報を取得し、
前記RFIDタグ用アンテナは、平面視において前記ベースフィルムより面積が小さく、
前記ICチップは、平面視において前記RFIDタグ用アンテナより面積が小さい、
コンクリート用型枠。
【請求項3】
前記RFIDタグは、前記RFIDタグ用アンテナおよび前記ICチップを覆って前記ベースフィルムに接着される防水フィルムをさらに備え、
前記防水フィルムは、
前記ICチップから前記RFIDタグ用アンテナに達するまでの範囲で、前記ICチップから離れるにつれて前記RFIDタグ用アンテナに近づくように傾斜し、
前記RFIDタグ用アンテナから前記ベースフィルムに達するまでの範囲で、前記RFIDタグ用アンテナから離れるにつれて前記ベースフィルムに近づくように傾斜する、
請求項1または2記載のコンクリート用型枠。
【請求項4】
前記読み取り機は、前記RFIDタグ用アンテナから送信される前記無線信号を受信する読み取り機用アンテナと、前記読み取り機用アンテナから得た前記温度情報を取得する読み取り機用制御部と、前記RFIDタグとの間で送信または受信される無線信号の強度を表示する表示部と、を備え、
前記読み取り機用制御部は、前記読み取り機用アンテナに確認用信号を送信させ、
前記RFIDタグ用アンテナは、前記確認用信号を受信して検出信号を前記RFIDタグ用制御部に送信し、
前記RFIDタグ用制御部は、前記RFIDタグ用アンテナが前記確認用信号を受信した際の電波強度のデータを前記RFIDタグ用アンテナに送信させ、
前記読み取り機用アンテナは、前記電波強度のデータを受信して前記読み取り機用制御部に送信し、
前記表示部は、前記電波強度が基準値以上となったときに、前記電波強度が前記基準値以上となったことを視認可能に表示する表示灯を備える、
請求項1記載のコンクリート用型枠。
【請求項5】
前記読み取り機は、前記RFIDタグとの間で送信または受信される無線信号の強度を表示する表示部を備える、請求項1~3のうちいずれか1項に記載のコンクリート用型枠。
【請求項6】
前記読み取り機は、前記温度情報を周期的に取得する、請求項1~5のうちいずれか1項に記載のコンクリート用型枠。
【請求項7】
前記読み取り機は、
前記RFIDタグ用アンテナから送信される無線信号を受信する本体部と、
前記本体部とは別体であって、前記表示部を有する端末と、
を備える、請求項4または5に記載のコンクリート用型枠。
【請求項8】
前記RFIDタグは、前記RFIDタグ用アンテナおよび前記ICチップを覆って前記ベースフィルムに接着される防水フィルムをさらに備える、
請求項1または2に記載のコンクリート用型枠。
【請求項9】
前記表示部は、前記無線信号の強度が基準値以上となったときに、前記強度が前記基準値以上となったことを視認可能に表示する表示灯を備える、
請求項5に記載のコンクリート用型枠。
【請求項10】
前記ベースフィルムは、接着層によって前記内面に取り付けられる、
請求項1~9のうちいずれか1項に記載のコンクリート用型枠。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コンクリート用型枠および施工方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
コンクリート構造物を施工するには、型枠内にコンクリートを打ち込み、養生期間をおいてコンクリートを硬化させた後、型枠を取り外す。
型枠の取り外し時期は、例えば、コンクリートの温度履歴などによって判断される。コンクリートの温度は、型枠に設けられた温度センサによって測定される。温度センサは、例えば、型枠に形成された貫通孔に組み付けられる(例えば、特許文献1~3を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6664810号公報
特許第6050046号公報
特許第5188647号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、前記型枠は、温度センサを組み付けるための貫通孔を形成する必要があるため、温度センサの設置位置に制約が生じることがあった。また、型枠に貫通孔を形成する必要があるため、施工コストがかさむ場合があった。
【0005】
本発明の一態様は、温度センサの設置位置に制約が少なく、かつ施工コストを抑制できるコンクリート用型枠および施工方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、コンクリートが打ち込まれるコンクリート用型枠であって、せき板と、前記せき板の内面に取り付け可能なRFIDタグと、前記RFIDタグとは別体とされた読み取り機と、を備え、前記RFIDタグは、前記コンクリートの温度を検知する温度センサと、前記温度センサに検知された前記コンクリートの温度を示す温度情報を無線信号で送信するアンテナと、を備え、前記読み取り機は、前記アンテナから送信される無線信号を受信して前記温度情報を取得する、コンクリート用型枠を提供する。
【0007】
前記読み取り機は、前記RFIDタグとの間で送信または受信される無線信号の強度を表示する表示部を備えることが好ましい。
【0008】
前記読み取り機は、前記温度情報を周期的に取得することが好ましい。
【0009】
前記読み取り機は、前記アンテナから送信される無線信号を受信する本体部と、前記本体部とは別体であって、前記表示部を有する端末と、を備える構成であってもよい。
【0010】
本発明の他の態様は、せき板を有するコンクリート用型枠を用いた施工方法であって、コンクリートの温度を検知する温度センサと、前記温度センサに検知された前記コンクリートの温度を示す温度情報を無線信号で送信するアンテナと、を備えたRFIDタグを、前記せき板の内面に取り付ける工程と、前記コンクリート用型枠の内部空間に、前記RFIDタグに接するように前記コンクリートを打ち込む工程と、前記RFIDタグとは別体とされた読み取り機を前記コンクリート用型枠の外に配置し、前記読み取り機によって、前記アンテナから送信される無線信号を受信して前記温度情報を取得する工程と、を有する、施工方法を提供する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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