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公開番号
2025015583
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2024197109,2023189089
出願日
2024-11-12,2019-07-09
発明の名称
インクジェット記録装置
出願人
株式会社キーエンス
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20250123BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】外部へ吐出されるエアに課せられた制約条件を緩和する。
【解決手段】インクジェット記録装置Iは、ノズル12、帯電電極13および偏向電極15を内部に収容し、かつインク粒の飛翔空間Saを区画する筐体10と、偏向電極15によって偏向されたインク粒を外部に吐出するインク吐出口50b、および、エアを外部に吐出するエア吐出口50cがそれぞれ開口した吐出面50aと、飛翔空間Saとは分離されたエア供給経路S3を区画するとともに、このエア供給経路S3を介してエア吐出口50cにエアを供給するエア吐出部材50と、を備える。
【選択図】図2B
特許請求の範囲
【請求項1】
インク粒を吐出するノズルと、
前記ノズルから吐出されたインク粒を帯電させる帯電電極と、
前記帯電電極によって帯電されたインク粒の飛翔方向を偏向させる偏向電極と、
前記偏向電極によって非偏向とされたインク粒を回収するガターと、
前記ノズル、前記帯電電極、前記偏向電極および前記ガターを内部に収容しかつインク粒の飛翔空間を区画し、長手方向に延びる筐体と、
前記筐体の内部に設けられ、前記長手方向に沿って延びて外部からのエアを送り込むエア供給管と、
前記筐体の先端に着脱可能に配置され、前記長手方向と直交する方向に延びるエア吐出部材と、を備え、
前記エア吐出部材は、
前記エア供給管と接続され、前記エア供給管から供給されたエアを受け入れるエア導入口と、
前記飛翔空間の先方に形成され、前記偏向電極によってインク粒が偏向される方向に延びる形状からなり、インク粒を外部に吐出するインク吐出口と、
前記形状からなる前記インク吐出口の近傍に配置され、エアを外部に吐出するエア吐出口と、
前記エア導入口から導入されたエアを前記エア吐出口に供給するエア供給経路と、を有し、
前記エア供給経路は、前記飛翔空間と分離されている
ことを特徴とするインクジェット記録装置。
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【請求項2】
請求項1に記載されたインクジェット記録装置において、
前記エア吐出口は、複数の孔から構成され、
前記複数の孔は、前記インク吐出口を取り囲むように配置される
ことを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載されたインクジェット記録装置において、
前記エア吐出部材は、前記インク吐出口および前記エア吐出口がそれぞれ開口した吐出面と、該吐出面に対向する背面と、を有し、かつ前記筐体とは別体の部材として構成され、
前記エア供給経路は、前記背面と前記吐出面との間に形成される
ことを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項4】
請求項3に記載されたインクジェット記録装置において、
前記筐体の一端面には、前記偏向電極によって偏向されたインク粒を通過させるインク通過孔が設けられ、
前記エア吐出部材は、前記インク通過孔と前記インク吐出口とが繋がるように、前記筐体の一端面に取り付けられる
ことを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項5】
請求項4に記載されたインクジェット記録装置において、
前記飛翔空間は、
前記筐体の内部空間と、
前記エア吐出部材に設けられかつ前記インク吐出口にインク粒を供給するインク吐出経路と、によって構成され、
前記インク吐出経路を介して、前記インク通過孔および前記インク吐出口が接続される
ことを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載されたインクジェット記録装置において、
前記ノズル、前記帯電電極、前記偏向電極および前記筐体を有し、インク粒とされたインクを吐出する印字ヘッドと、
前記印字ヘッドに接続され、前記ノズルにインクを供給するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記ノズルに供給されるインクを蓄えるインクタンクと、
前記エア供給経路にエアを供給するエアポンプと、を有する
ことを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項7】
請求項6に記載されたインクジェット記録装置において、
前記エアポンプは、前記エア供給経路および前記飛翔空間の双方にエアを注入する
ことを特徴とするインクジェット記録装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ここに開示する技術は、インクジェット記録装置に関する。
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【背景技術】
【0002】
従来、ワークに印字加工を施すためのインクジェット記録装置が知られている。
【0003】
例えば特許文献1には、インク粒(液滴)を吐出するノズル(ノズルヘッド)と、このノズルから吐出されたインク粒を帯電させる帯電電極と、この帯電電極によって帯電されたインク粒の飛翔方向を偏向させる偏向電極と、を備えたインクジェット記録装置が開示されている。
【0004】
前記特許文献1に開示されているインクジェット記録装置は、インク粒をワークの表面に着弾させるとともに、その着弾位置を偏向電極によって調整することで、所望の印字加工を実現することができる。
【0005】
ここで、前記特許文献1に係るノズル、帯電電極および偏向電極は、印字ヘッド(インクジェットヘッド)をなすカバーの内部に収容されており、このカバーが、インク粒の飛翔空間を区画するようになっている。
【0006】
このように構成した場合、ワークの表面による跳ね返り、および、ワークの帯電により生じる斥力等に起因してインク粒が印字ヘッドまで戻り、印字ヘッドの内外を汚す可能性がある。
【0007】
そこで、前記特許文献1には、カバー内に区画される飛翔空間に対し、エアを供給するためのエア供給経路を連通させることで、飛翔空間内へエアを供給することが開示されている。この場合、インク粒の吐出口を通じてエアを外部に吐出させることで、インク粒の跳ね返り等を抑制することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2015-74183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本願発明者らは、エアの供給態様を適宜変更することで、そのエアを種々の用途に用いることを検討した。例えば、ワークが水分を含んでいる場合には、エアの流速を増大させて勢いよく吐出させることで、そのワークを乾かしつつ印字することができる。また、ワークが冷えていて霜が付着している場合には、エアの温度を上げて熱風を吐出させることで、その霜を取り除きつつ印字することが可能となる。
【0010】
しかしながら、前記特許文献1に記載されているように、飛翔空間内へエアを供給するように構成した場合、エアの供給態様を自由に変更できないことに本願発明者らは気付いた。
(【0011】以降は省略されています)
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