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公開番号2025015275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023118586
出願日2023-07-20
発明の名称組み立て品
出願人株式会社イノアックコーポレーション
代理人個人,個人
主分類F16L 9/22 20060101AFI20250123BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】分割体が強固に接続された組み立て品を提供する。
【解決手段】組み立て品10は、第1分割体12と第2分割体14との突き合わせ部を接着剤により接続している。組み立て品10は、第1分割体12の突き合わせ部に設けられた凸部22と、第2分割体14の突き合わせ部に設けられ、凸部22が挿入される凹部32と、凹部32における側壁を貫通する貫通孔34と、凸部22において貫通孔34に対向する部位に設けられ、貫通孔34に連通する連通凹部24と、貫通孔34及び連通凹部24に跨がる、硬化した接着剤で形成された接着樹脂部16とを備えている。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
分割体同士の突き合わせ部を接着剤により接続する組み立て品であって、
一方の前記分割体の突き合わせ部に設けられた凸部と、
他方の前記分割体の突き合わせ部に設けられ、前記凸部が挿入される凹部と、
前記凹部における側壁を貫通する貫通孔と、
前記凸部において前記貫通孔に対向する部位に設けられ、前記貫通孔に連通する連通凹部と、
前記貫通孔及び前記連通凹部に跨がる、硬化した前記接着剤で形成された接着樹脂部と、を備える、組み立て品。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記連通凹部は、前記凸部を貫通する請求項1に記載の組み立て品。
【請求項3】
前記凹部は、前記他方の分割体の突き合わせ部に沿う溝を形成し、
前記凸部は、前記溝に嵌る壁体である請求項1または2に記載の組み立て品。
【請求項4】
前記突き合わせ部は、前記組み立て品の外縁部に設けられ、
前記貫通孔は、前記凹部における外側の側壁に設けられ、
前記凹部における外側の側壁と前記凸部との間は、前記凹部における内側の側壁と前記凸部との間よりも大きい請求項1または2に記載の組み立て品。
【請求項5】
前記連通凹部は、前記一方の分割体の突き合わせ部に沿う溝で形成されている請求項3に記載の組み立て品。
【請求項6】
乗り物に搭載されるダクトである請求項1に記載の組み立て品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、組み立て品に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
2つの分割体を組み合わせて構成される組み立て品の一例として、例えば特許文献1のクーリングケースがある。特許文献1のクーリングケースは、分割体の端部を接着剤で接合している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実公昭59-34505号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
接着剤による接合は、十分な接続強度が得られないことがある。
【0005】
本発明は、従来の技術に係る前記課題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、分割体が強固に接続された組み立て品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る組み立て品の第1態様は、
分割体同士の突き合わせ部を接着剤により接続する組み立て品であって、
一方の前記分割体の突き合わせ部に設けられた凸部と、
他方の前記分割体の突き合わせ部に設けられ、前記凸部が挿入される凹部と、
前記凹部における側壁を貫通する貫通孔と、
前記凸部において前記貫通孔に対向する部位に設けられ、前記貫通孔に連通する連通凹部と、
前記貫通孔及び前記連通凹部に跨がる、硬化した前記接着剤で形成された接着樹脂部と、を備えることを要旨とする。
【0007】
本発明に係る組み立て品の第2態様は、前記第1態様において、
前記連通凹部は、前記凸部を貫通するようにしてもよい。
【0008】
本発明に係る組み立て品の第3態様は、前記第1態様又は前記第2態様において、
前記凹部は、前記他方の分割体の突き合わせ部に沿う溝を形成し、
前記凸部は、前記溝に嵌る壁体であってもよい。
【0009】
本発明に係る組み立て品の第4態様は、前記第1態様、前記第2態様及び前記第3態様の何れか1つにおいて、
前記突き合わせ部は、前記組み立て品の外縁部に設けられ、
前記貫通孔は、前記凹部における外側の側壁に設けられ、
前記凹部における外側の側壁と前記凸部との間は、前記凹部における内側の側壁と前記凸部との間よりも大きくしてもよい。
【0010】
本発明に係る組み立て品の第5態様は、前記第1態様、前記第2態様、前記第3態様及び前記第4態様の何れか1つにおいて、
前記連通凹部は、前記一方の分割体の突き合わせ部に沿う溝で形成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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