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公開番号
2025015197
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023118449
出願日
2023-07-20
発明の名称
2室容器型皮膚外用剤
出願人
株式会社東洋発酵
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
8/73 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】用時調製においてシクロデキストリン包接レチノールの液体組成物への溶解性を高めた2室容器型皮膚外用剤を提供すること。
【解決手段】本発明の2室容器型皮膚外用剤は、内部が連通可能とされた第1の容器および第2の容器を備えた2室容器と、前記第1の容器に充填された粉体組成物と、前記第2の容器に充填された液体組成物とを有し、使用時に、前記第1の容器の内部と前記第2の容器の内部とを連通させることで、前記粉体組成物と前記液体組成物とが混合される2室容器型皮膚外用剤であり、前記粉体組成物は、シクロデキストリン包接レチノールとアミノ酸類とを含み、前記液体組成物は、25℃環境下、B型粘度計を用いて回転数60rpmで測定される粘度が20mPa・s以上1000mPa・s以下であることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内部が連通可能とされた第1の容器および第2の容器を備えた2室容器と、前記第1の容器に充填された粉体組成物と、前記第2の容器に充填された液体組成物とを有し、
使用時に、前記第1の容器の内部と前記第2の容器の内部とを連通させることで、前記粉体組成物と前記液体組成物とが混合される2室容器型皮膚外用剤であり、
前記粉体組成物は、シクロデキストリン包接レチノールとアミノ酸類とを含み、
前記液体組成物は、25℃環境下、B型粘度計を用いて回転数60rpmで測定される粘度が20mPa・s以上1000mPa・s以下であることを特徴とする2室容器型皮膚外用剤。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記粉体組成物中における前記シクロデキストリン包接レチノールの含有率が、20.0質量%以上80.0質量%以下である請求項1に記載の2室容器型皮膚外用剤。
【請求項3】
前記アミノ酸類がベタインである請求項1または2に記載の2室容器型皮膚外用剤。
【請求項4】
前記粉体組成物の質量をWi[g]とし、前記液体組成物の質量をWo[g]としたとき、0.001≦Wi/Wo≦0.10の関係を満たす請求項1または2に記載の2室容器型皮膚外用剤。
【請求項5】
前記液体組成物は、米ぬかと豆類由来ペプチドとを枯草菌により発酵させて得られる発酵物を含有する請求項1または2に記載の2室容器型皮膚外用剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、2室容器型皮膚外用剤に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
レチノール(ビタミンA1)は、皮膚の表皮細胞のターンオーバーを促進し、しわに影響するコラーゲンおよび弾力に影響するエラスチン等の生合成を促進することで、しわを減少させ、皮膚弾力を増大させる等の美容効果が期待できる成分として非常に注目を集めている。
【0003】
しかしながら、レチノールは、酸素によって容易に酸化されることから、溶存酸素の多い水を含む製剤、特に水系製剤(例えば、ローション、水中油型乳化物等)での安定性は極めて低い。また、紫外線を受けると、不安定になって、トランス型からシス型に変換してしまう。
【0004】
そのため、これまでに、レチノールの安定化のための様々な技術が開発されてきた。例えば、フェノール系酸化防止剤との併用(例えば、特許文献1参照)、紫外線吸収剤との併用(例えば、特許文献2参照)等が挙げられる。
【0005】
また、レチノールのように不安定な成分に対する安定化技術として、用時調製が挙げられる。用時調製とは、使用直前に、有効成分を液体成分と混ぜて用いる使用法であり、該有効成分の安定性を高める方法として有効である。
【0006】
しかしながら、レチノールは油溶性成分のため、水を含む液体成分には簡単に混ぜることができず、用時調製とするには種々の課題が存在する。
【0007】
レチノールは、シクロデキストリンで包接することで、液状から粉状となり、さらに油溶性から水溶性に性質を変えることができる。
【0008】
しかし、このシクロデキストリン包接レチノールの粉末は、例えば、高湿度の環境下で長期間保存された場合に、用時調製時に液体成分に溶けにくくなり、使用性が大きく損なわれるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2022-101891号公報
特表2023-507488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明の目的は、長期間保存した場合でも使用時にレチノールの機能を十分に発揮させることができ、かつ、用時調製においてシクロデキストリン包接レチノールの液体組成物への溶解性を高めた2室容器型皮膚外用剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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