TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025014393
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116909
出願日
2023-07-18
発明の名称
成形管理システム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
弁理士法人明成国際特許事務所
主分類
B29C
45/76 20060101AFI20250123BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】表示部に表示されるデータが成形装置によって異なることを抑制する技術を提供する。
【解決手段】成形管理システムは、成形品を成形する成形装置である第1成形装置および第2成形装置と、第1成形装置および第2成形装置と接続されるサーバーと、端末装置と、を備え、サーバーは、第1成形装置および第2成形装置から、成形品の生産に関するデータである生産データを取得する第2取得部と、生産データを記憶する記憶部と、成形装置の選択を受け付ける受付部と、を備え、端末装置は、記憶部に記憶された生産データに関する情報を取得する第3取得部と、第3取得部が取得した情報に基づいて生産データを表示する第2表示部と、を備え、受付部は、第1成形装置の選択を受け付け、第2表示部には、受付部が選択を受け付けた第1成形装置の生産データが表示され、第2成形装置の生産データの表示が制限される。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
成形管理システムであって、
成形品を成形する成形装置である第1成形装置および第2成形装置と、
前記第1成形装置および前記第2成形装置と接続されるサーバーと、
端末装置と、を備え、
前記サーバーは、
前記第1成形装置および前記第2成形装置から、前記成形品の生産に関するデータである生産データを取得する第2取得部と、
前記生産データを記憶する記憶部と、
前記成形装置の選択を受け付ける受付部と、を備え、
前記端末装置は、
前記記憶部に記憶された前記生産データに関する情報を取得する第3取得部と、
前記第3取得部が取得した前記情報に基づいて前記生産データを表示する第2表示部と、を備え、
前記受付部は、前記第1成形装置の選択を受け付け、
前記第2表示部には、前記受付部が選択を受け付けた前記第1成形装置の前記生産データが表示され、前記第2成形装置の前記生産データの表示が制限される、
成形管理システム。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の成形管理システムであって、
前記第1成形装置または前記第2成形装置の少なくとも一方に取り付けられ、前記サーバーに接続されるセンサーをさらに備え、
前記センサーは、
前記生産データを検出する検出部と、
前記検出部が検出した前記生産データを前記サーバーに送信する第2送信部と、を備え、
前記第2取得部は、前記センサーから前記生産データを取得する、
成形管理システム。
【請求項3】
請求項2に記載の成形管理システムであって、
前記サーバーは、前記第2取得部が取得した前記生産データに基づいて生成した異常通知を前記端末装置に送信する通知部を備え、
前記第2表示部には、前記通知部から送信された前記異常通知が表示される、
成形管理システム。
【請求項4】
請求項2に記載の成形管理システムであって、
前記センサーは、圧力センサー、歪みセンサー、または温度センサーのいずれかを含む、
成形管理システム。
【請求項5】
請求項1に記載の成形管理システムであって、
前記生産データは、生産実績、異常通知、前記成形装置の稼働状況のいずれかを含む、
成形管理システム。
【請求項6】
請求項1に記載の成形管理システムであって、
前記第1成形装置または前記第2成形装置の少なくともいずれか一方は、
前記生産データを記憶する第1記憶部と、
前記第1記憶部に記憶されてから予め定められた期間が経過した前記生産データを削除する削除部と、を備える、
成形管理システム。
【請求項7】
請求項1に記載の成形管理システムであって、
前記受付部は、前記成形装置を識別する情報に基づいて前記第1成形装置の選択を受け付ける、
成形管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、成形管理システムに関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、第1の表示装置と第2の表示装置を備える射出成形機が開示されている。これら2つの表示装置には、射出成形機の運転状況を示すデータが表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-45126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
成形装置に備えられた表示部には、成形装置による成形品の生産に関するデータが表示される。しかし、データが記憶される期間が成形装置によって異なる場合、表示部に表示されるデータが成形装置によって異なるという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1の形態によれば、成形管理システムが提供される。この成形管理システムは、成形品を成形する成形装置である第1成形装置および第2成形装置と、前記第1成形装置および前記第2成形装置と接続されるサーバーと、端末装置と、を備え、前記サーバーは、前記第1成形装置および前記第2成形装置から、前記成形品の生産に関するデータである生産データを取得する第2取得部と、前記生産データを記憶する記憶部と、前記成形装置の選択を受け付ける受付部と、を備え、前記端末装置は、前記記憶部に記憶された前記生産データに関する情報を取得する第3取得部と、前記第3取得部が取得した前記情報に基づいて前記生産データを表示する第2表示部と、を備え、前記受付部は、前記第1成形装置の選択を受け付け、前記第2表示部には、前記受付部が選択を受け付けた前記第1成形装置の前記生産データが表示され、前記第2成形装置の前記生産データの表示が制限される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
成形管理システムの概略構成を示す説明図。
第1成形装置の概略構成を示す説明図。
第1端末装置の概略構成を示す説明図。
メニュー画面SC1を示す図。
成形管理システムが実行する表示設定処理の工程図。
装置選択画面を示す図。
メニュー画面SC3の例を示す図。
稼働状況画面SC4を示す図。
稼働状況画面SC4を示す図。
稼働状況画面SC4を示す図。
稼働状況画面SC4を示す図。
稼働状況画面SC5を示す図。
稼働状況画面SC6を示す図。
第3実施形態における成形管理システムの概略構成を示す説明図。
センサーの概略構成を示す説明図。
異常通知画面を示す図。
第4実施形態における端末装置の概略構成を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
A.第1実施形態:
図1は、成形管理システム10の概略構成を示す説明図である。成形管理システム10は、第1成形装置101と、第2成形装置102と、管理サーバー200と、クラウドサーバー300と、第1端末装置401と、第2端末装置402と、を備える。管理サーバー200は、第1成形装置101および第2成形装置102とネットワークNTを介して相互に通信可能に構成されている。ネットワークNTは、例えば、LANであってもよいし、WANであってもよいし、インターネットであってもよい。クラウドサーバー300は、管理サーバー200、第1端末装置401、および第2端末装置402とインターネットINを介して相互に通信可能に構成されている。以下では、管理サーバー200とクラウドサーバー300をまとめてサーバーとも呼ぶ。また、成形管理システム10は、第1成形装置101または第2成形装置102から成形品を取り出す取り出しロボットや、第1成形装置101または第2成形装置102で使用される材料を乾燥させる乾燥機、第1成形装置101または第2成形装置102で成形された成形品の検査を行う検査装置などの周辺機器を備えてもよい。
【0008】
図2は、第1成形装置101の概略構成を示す説明図である。第1成形装置101は、成形品を成形する装置である。本実施形態では、第1成形装置101は、射出成形機である。第1成形装置101は、第1制御部111と、第1通信部112と、成形型駆動部113と、射出部114と、第1表示部115と、を備える。
【0009】
第1制御部111は、第1処理部120と第1記憶部130を備えるコンピューターによって構成されている。第1処理部120は、1つまたは複数のプロセッサーを備える。第1処理部120は、第1記憶部130に記憶されたプログラムを実行することで、第1成形装置101の動作を制御する。第1記憶部130は、RAMなどの揮発性メモリーと、ROMなどの不揮発性メモリーにより構成される。第1通信部112は、管理サーバー200などの他の装置との通信を制御するための通信回路を備える。成形型駆動部113は、成形型駆動部113に装着されたキャビティーを有する成形型を開閉させる。成形型は、金属製でもよいし、セラミック製でもよいし、樹脂製でもよい。金属製の成形型のことを金型と呼ぶ。射出部114は、材料を可塑化した造形材料を、成形型のキャビティーに射出する。第1表示部115には、各種の画面が表示される。第1表示部115は、例えば、ディスプレイから構成される。
【0010】
第1処理部120は、成形条件、生産ジョブ情報、メンテナンス条件などを、管理サーバー200を介してクラウドサーバー300から取得し、第1記憶部130に記憶させる。第1処理部120は、取得した成形条件と生産ジョブ情報に基づいて、成形型駆動部113および射出部114を制御して射出成形を行い、成形品を成形する。具体的には、第1処理部120は、成形型駆動部113を制御して成形型を型締めし、射出部114を制御して造形材料を成形型に射出することによって、成形型に設けられたキャビティーの形状に応じた形状を有する成形品を成形する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東レ株式会社
溶融紡糸設備
7か月前
東レ株式会社
吹出しノズル
2か月前
東レ株式会社
プリプレグテープ
4か月前
CKD株式会社
型用台車
1か月前
津田駒工業株式会社
連続成形機
11か月前
シーメット株式会社
光造形装置
1か月前
個人
射出ミキシングノズル
4か月前
グンゼ株式会社
ピン
2か月前
株式会社日本製鋼所
押出機
4か月前
株式会社FTS
ロッド
17日前
個人
樹脂可塑化方法及び装置
24日前
株式会社FTS
成形装置
1か月前
帝人株式会社
成形体の製造方法
7か月前
株式会社リコー
シート剥離装置
6か月前
東レ株式会社
一体化成形品の製造方法
6か月前
株式会社シロハチ
真空チャンバ
3か月前
TOWA株式会社
成形型清掃用のブラシ
4か月前
三菱自動車工業株式会社
予熱装置
4か月前
株式会社リコー
画像形成システム
2か月前
株式会社日本製鋼所
押出成形装置
5か月前
株式会社FTS
セパレータ
11日前
株式会社日本製鋼所
押出成形装置
5か月前
トヨタ自動車株式会社
3Dプリンタ
2か月前
日東工業株式会社
インサート成形機
2か月前
トヨタ自動車株式会社
真空成形方法
8か月前
東レ株式会社
溶融押出装置および押出方法
1か月前
大塚テクノ株式会社
樹脂製の構造体
10か月前
株式会社リコー
シート処理システム
5か月前
KTX株式会社
シェル型の作製方法
7か月前
株式会社リコー
シート処理システム
6か月前
株式会社ニフコ
樹脂製品の製造方法
3か月前
トヨタ自動車株式会社
真空成形装置
9か月前
小林工業株式会社
振動溶着機
7か月前
株式会社城北精工所
押出成形用ダイ
10か月前
個人
ノズルおよび熱風溶接機
1か月前
株式会社日本製鋼所
射出成形機
7か月前
続きを見る
他の特許を見る