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公開番号2025014351
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116841
出願日2023-07-18
発明の名称造影カテーテル
出願人テルモ株式会社
代理人個人,個人
主分類A61M 25/00 20060101AFI20250123BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】吸引カテーテルを病変部に送達する手技を簡易化するとともに使用するデバイスの数を削減できる造影カテーテルを提供する。
【解決手段】長尺な管状のシャフト20を有するカテーテルであって、シャフト20は、長軸方向に沿って延在する外径が5.0mm~7.0mmの基部23と、基部23より先端側に配置される外径が1.3mm~3.3mmの先端部22と、基部23の先端から先端部22の基端に向かって外径が小さくなる中間部24と、を有する造影カテーテル10である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
長尺な管状のシャフトを有する造影カテーテルであって、
前記シャフトは、長軸方向に沿って延在する外径が5.0mm~7.0mmの基部と、前記基部より先端側に配置される外径が1.3mm~3.3mmの先端部と、前記基部の先端から前記先端部の基端に向かって外径が小さくなる中間部と、を有する造影カテーテル。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記先端部は、基部湾曲部と中間湾曲部および先端湾曲部を含む立体形状を有する請求項1に記載の造影カテーテル。
【請求項3】
前記中間部は、長軸方向長さが50mm~200mmである請求項1に記載の造影カテーテル。
【請求項4】
前記シャフトの基端部には、着脱可能なハブが設けられる請求項1~3のいずれか1項に記載の造影カテーテル。
【請求項5】
前記シャフトの先端部の外径は、前記基部の外径より大きく、前記中間部の外径は、前記基部の先端から前記先端部の基端に向かって小さくなる請求項1~3のいずれか1項に記載の造影カテーテル。
【請求項6】
前記シャフトは、基部剛直部と、前記基部剛直部より先端側に位置し前記基部剛直部より柔軟な先端柔軟部と、前記基部剛直部の先端から前記先端柔軟部の基端に向かって物性が変化する中間物性遷移部と、を有する請求項1~3のいずれか1項に記載の造影カテーテル。
【請求項7】
前記先端部は、少なくとも一部が長軸方向に沿って剛性が一定である請求項1~3のいずれか1項に記載の造影カテーテル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、血栓を吸引する吸引カテーテルの血管への挿入時に用いられる造影カテーテルに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
肺塞栓症は、肺動脈に血栓が詰まって呼吸困難等を生じる疾患であり、一刻も早く血栓を除去する処置を行うことが求められる。肺塞栓症の処置のため、外径が5.3mm~8.0mm程度の吸引カテーテルが通常用いられている。
【0003】
吸引カテーテルを血管内に挿入する際には、サポート性を向上させるため、ダイレータが内部に挿通される。ダイレータとしては、例えば特許文献1に示すように、長尺なシャフトを有し、シャフトの先端部付近において、基端から先端に向かって外径が小さくなるテーパ部を有するデバイスを使用することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2009/014723号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
吸引カテーテルは、外径が比較的大きいため、血栓が位置する病変部まで送達するには、サポート性の高いガイドワイヤを血管内に挿入する必要がある。このため、吸引カテーテルを使用した肺塞栓症の処置においては、まず、ガイドワイヤを挿通した造影カテーテルを病変部まで送達し、造影カテーテルを留置した状態でサポート性の高いガイドワイヤに交換する。次に、造影カテーテルを抜去し、吸引カテーテルの内腔にダイレータを挿通したカテーテル組立体を血管内に挿入して、サポート性の高いガイドワイヤに沿って病変部に送達する。吸引カテーテルを病変部まで送達したら、ダイレータを抜去し、血栓の吸引を開始する。
【0006】
このように、血栓の吸引に際しては、複数のデバイスにつき挿入と抜去を繰り返す必要があり、手技が煩雑になっていた。
【0007】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、吸引カテーテルを病変部に送達する手技を簡易化するとともに使用するデバイスの数を削減できる造影カテーテルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成する本発明に係る(1)造影カテーテルは、長尺な管状のシャフトを有するカテーテルであって、前記シャフトは、長軸方向に沿って延在する外径が5.0mm~7.0mmの基部と、前記基部より先端側に配置される外径が1.3mm~3.3mmの先端部と、前記基部の先端から前記先端部の基端に向かって外径が小さくなる中間部と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
上記のように構成した造影カテーテルは、基部の外径が大きいため、外径の大きい吸引カテーテルをサポートでき、先端部は細いことで、通常の造影カテーテルと同様に病変部まで挿入することができる。このため、造影カテーテルは、病変部付近まで挿通して留置した状態で、吸引カテーテルを病変部まで挿入することができるので、吸引カテーテルを病変部に送達する手技を簡易化できる。
【0010】
(2)上記(1)の造影カテーテルにおいて、前記先端部は、基部湾曲部と中間湾曲部および先端湾曲部を含む立体形状を有してもよい。これにより、造影カテーテルは、複雑に屈曲した経路を容易に挿入することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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