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公開番号
2025014309
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-30
出願番号
2023116776
出願日
2023-07-18
発明の名称
エレベーターのドアロックの解錠器具
出願人
三菱電機ビルソリューションズ株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
B66B
13/16 20060101AFI20250123BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】ドアパネルに設けられた鍵穴を通じて乗場側から解錠部材を押すことで解錠されるエレベーターのドアロックに対して、解錠操作をより容易に行えるようにする解錠器具を提供する。
【解決手段】解錠器具12は、鍵部13と、柄部14と、案内部15と、を備える。鍵部13において、長手方向の両端の第1突起17および挿入端16の間に、長手方向に沿う第1長穴18が設けられる。挿入端16は、解錠部材11を押しうるように鍵穴10に挿入される。柄部14において、長手方向の両端の操作部19および支持軸20の間において、第1突起17を回転可能に保持する。案内部15は、支持軸20に回転可能に支持されるリンク部22およびへら部23を有する。リンク部22は、第1長穴18に沿って移動可能に保持される第2突起24を、先端に有する。へら部23は、枠部およびドアパネル8の間の隙間に挿入される平坦部25を先端に有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
エレベーターの乗場から昇降路に通じる乗場出入口の縁をなすように設けられた枠部より前記昇降路側で開閉する乗場ドアのドアパネルのロックが、前記ドアパネルに設けられた鍵穴を通じて前記乗場側から解錠部材が押されることで解錠されるドアロックの解錠器具であり、
長手方向の一端に前記解錠部材を押しうるように前記鍵穴に挿入される挿入端が設けられ、長手方向の他端に第1突起が設けられ、前記第1突起および前記挿入端の間に長手方向に沿う第1長穴が設けられる鍵部と、
長手方向の一端に操作部が設けられ、長手方向の他端に支持軸が設けられ、前記操作部および前記支持軸の間において前記第1突起を回転可能に保持する柄部と、
前記鍵部によって前記第1長穴に沿って移動可能に保持される第2突起を先端に有し前記支持軸に回転可能に支持されるリンク部、ならびに、前記枠部および前記ドアパネルの間の隙間に挿入される平坦部を先端に有し前記支持軸に回転可能に支持されるへら部、を有する案内部と、
を備える、解錠器具。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記柄部において、前記操作部および前記支持軸の間に第2長穴が設けられ、
前記第2長穴は、前記柄部の長手方向に沿う第1部分を前記操作部側に有し、かつ、前記第1部分を基準として前記鍵部の前記挿入端の反対側に前記第1部分の中心線から外れて設けられる第2部分を前記支持軸側に有する変形長穴であり、
前記柄部は、前記第1突起を前記第2長穴に沿って移動可能に保持する、
請求項1に記載の解錠器具。
【請求項3】
前記リンク部および前記へら部は、別体に形成され、前記支持軸の周りにそれぞれ回転可能に支持される、
請求項1または請求項2に記載の解錠器具。
【請求項4】
前記へら部は、前記リンク部を基準として前記鍵部の前記挿入端側への回転が規制される、
請求項3に記載の解錠器具。
【請求項5】
前記リンク部および前記へら部は、一体に形成される、
請求項1または請求項2に記載の解錠器具。
【請求項6】
前記へら部は、交換可能である、
請求項1または請求項2に記載の解錠器具。
【請求項7】
前記へら部において、前記平坦部の前記支持軸からの長さは調整可能である、
請求項1または請求項2に記載の解錠器具。
【請求項8】
前記鍵穴の形状が曲線または折れ線の一方または両方を含む場合に、
前記鍵部の長手方向に垂直な前記挿入端の断面形状は、前記鍵穴の形状の全体に一致する、
請求項1または請求項2に記載の解錠器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、エレベーターのドアロックの解錠器具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、エレベーターのドアロックの解錠器具の例を開示する。解錠器具は、筒状に形成された柄部と、該柄部の一端側に設けられた回転機構部と、柄部の他端側に回転可能に設けられた鍵固定部と、柄部内に設けられ回転機構部の回転力を鍵固定部に伝達する回転力伝達手段と、回転機構部に設けられ、該回転機構部の軸線周りに回転力を付与する操作部と、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2018/235172号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の解錠器具は、鍵固定部に固定された解錠キーを鍵穴に挿入し回転させることでドアロックを解錠する。ここで、エレベーターの乗場ドアにおいて、ドアパネルに設けられた鍵穴を通じて乗場側から解錠部材が押されることで解錠されるドアロックが設けられることがある。また、ドアロックの鍵穴は、ドアパネルの上部に設けられることがある。このようなドアロックに対して、解錠操作を行う操作者が小柄である場合などに、鍵穴を通じて解錠部材を押す十分な力を加えにくく、解錠操作を行うことが難しい可能性がある。
【0005】
本開示は、このような課題の解決に係るものである。本開示は、ドアパネルに設けられた鍵穴を通じて乗場側から解錠部材を押すことで解錠されるエレベーターのドアロックに対しても、解錠操作をより容易に行えるようにする解錠器具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る解錠器具は、エレベーターの乗場から昇降路に通じる乗場出入口の縁をなすように設けられた枠部より前記昇降路側で開閉する乗場ドアのドアパネルのロックが、前記ドアパネルに設けられた鍵穴を通じて前記乗場側から解錠部材が押されることで解錠されるドアロックの解錠器具であり、長手方向の一端に前記解錠部材を押しうるように前記鍵穴に挿入される挿入端が設けられ、長手方向の他端に第1突起が設けられ、前記第1突起および前記挿入端の間に長手方向に沿う第1長穴が設けられる鍵部と、長手方向の一端に操作部が設けられ、長手方向の他端に支持軸が設けられ、前記操作部および前記支持軸の間において前記第1突起を回転可能に保持する柄部と、前記鍵部によって前記第1長穴に沿って移動可能に保持される第2突起を先端に有し前記支持軸に回転可能に支持されるリンク部、ならびに、前記枠部および前記ドアパネルの間の隙間に挿入される平坦部を先端に有し前記支持軸に回転可能に支持されるへら部、を有する案内部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係るエレベーターのドアロックの解錠器具によれば、ドアパネルに設けられた鍵穴を通じて乗場側から解錠部材を押すことで解錠されるドアロックに対しても、解錠操作をより容易に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1に係るエレベーターの斜視図である。
実施の形態1に係るエレベーターのドアロックの鍵穴の正面図である。
実施の形態1に係るエレベーターのドアロックの鍵穴の断面図である。
実施の形態1に係る解錠器具の側面図である。
実施の形態1に係る解錠器具の側面図である。
実施の形態1に係る解錠器具の正面図である。
実施の形態1に係る解錠器具を用いたドアロックの解錠の例を説明する図である。
実施の形態1に係る解錠器具を用いたドアロックの解錠の例を説明する図である。
実施の形態1に係る解錠器具を用いたドアロックの解錠の例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の対象を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化または省略する。なお、本開示の対象は以下の実施の形態に限定されることなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲において、実施の形態の任意の構成要素の変形、または実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【0010】
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るエレベーター1の斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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