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公開番号2025013934
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-28
出願番号2024186627,2020546331
出願日2024-10-23,2019-03-05
発明の名称腫瘍溶解性アデノウイルスとCDK4/6阻害剤との組み合わせによる腫瘍の処置
出願人クリニクム レヒツ デア イザール デア テクニシェン ウニフェルジテート ミュンヘン
代理人弁理士法人 津国
主分類A61K 35/761 20150101AFI20250121BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】腫瘍溶解性ウイルス及び特に、アデノウイルスに基づく腫瘍治療の効力を増大させるための手段を提供する。
【解決手段】アデノウイルスとCDK4/阻害剤とを含む、組み合わせが提供される。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
アデノウイルスとCDK4/阻害剤とを含む、組み合わせ。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
組み合わせが、さらに、PARP阻害剤を含む、請求項1記載の組み合わせ。
【請求項3】
組み合わせが、さらに、ブロモドメイン阻害剤を含む、請求項1及び2のいずれか一項記載の組み合わせ。
【請求項4】
腫瘍又はがんの処置のための方法における使用のための、請求項1~3のいずれか一項記載の組み合わせ。
【請求項5】
対象における腫瘍又はがんの処置のための方法における使用のためのアデノウイルスであって、
該方法は、対象にアデノウイルス及びCDK4/6阻害剤を投与することを含む、
アデノウイルス。
【請求項6】
対象における腫瘍又はがんの処置のための方法における使用のためのCDK4/6阻害剤であって、
該方法は、対象にアデノウイルス及びCDK4/6阻害剤を投与することを含む、
CDK4/6阻害剤。
【請求項7】
アデノウイルスが、腫瘍溶解性アデノウイルスである、請求項1記載の組み合わせ、請求項4記載の使用のための組み合わせ、請求項5記載の使用のためのアデノウイルス及び請求項6記載の使用のためのCDK4/6阻害剤。
【請求項8】
アデノウイルスが、XVir-N-31、dl520、AdΔ24、AdΔ24-RGD、dl922-947、E1Ad/01/07、dl1119/1131、CB016、VCN-01、E1Adl1107、E1Adl1101、ORCA-010、Enadenotucirev及び機能的Rb腫瘍サプレッサー遺伝子産物に結合可能な発現されたウイルスがん遺伝子を欠いているウイルスを含む群から選択される、請求項1及び7のいずれか一項記載の組み合わせ、請求項4及び7のいずれか一項記載の使用のための組み合わせ、請求項5及び7のいずれか一項記載の使用のためのアデノウイルス並びに請求項6及び7のいずれか一項記載の使用のためのCDK4/6阻害剤。
【請求項9】
アデノウイルスが、XVir-N-31である、請求項1及び7~8のいずれか一項記載の組み合わせ、請求項4及び7~8のいずれか一項記載の使用のための組み合わせ、請求項5及び7及び8のいずれか一項記載の使用のためのアデノウイルス並びに請求項6及び7~8のいずれか一項記載の使用のためのCDK4/6阻害剤。
【請求項10】
CDK4/6阻害剤が、細胞をG1期で停止させ、E2F1を阻害するCDK4/6阻害剤である、請求項1及び7~9のいずれか一項記載の組み合わせ、請求項4及び7~9のいずれか一項記載の使用のための組み合わせ、請求項5及び7~9のいずれか一項記載の使用のためのアデノウイルス並びに請求項6及び7~9のいずれか一項記載の使用のためのCDK4/6阻害剤。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、腫瘍溶解性ウイルスとCDK4/阻害剤との組み合わせ、疾患、例えば、腫瘍の処置におけるこのような組み合わせの使用、疾患、例えば、腫瘍の処置における使用のための、CDK4/6阻害剤と組み合わせた腫瘍溶解性ウイルス、好ましくは、腫瘍溶解性アデノウイルス及び疾患、例えば、腫瘍の処置における使用のための、腫瘍溶解性ウイルス、好ましくは、腫瘍溶解性アデノウイルスと組み合わせたCDK4/6阻害剤に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【0002】
現在、数多くの治療概念が、腫瘍の処置に使用されている。外科手術を使用する以外に、化学療法及び放射線療法が優勢である。しかしながら、これらの技術は全て、かなりの副作用を伴う。複製選択的腫瘍溶解性ウイルスの使用により、腫瘍の処置のための新たなプラットフォームが提供される。それに関連して、ウイルス剤の選択的腫瘍内複製が開始され、これにより、ウイルス複製、感染した腫瘍細胞の溶解及びウイルスの隣接腫瘍細胞への拡散がもたらされる。ウイルスの複製能力は、腫瘍細胞に限られているため、正常な組織は、複製から免れ、このため、ウイルスによる溶解を免れる。
【0003】
本発明の根底にある課題は、腫瘍溶解性ウイルス及び特に、アデノウイルスに基づく腫瘍治療の効力を増大させるための手段を提供することである。
【0004】
これらの課題及び他の課題は、添付の独立請求項の主題によって解決され、好ましい実施態様は、添付の従属請求項から採用することができる。
【0005】
また、本発明の根底にある課題は、第1の態様においても解決される。また、第1の態様は、アデノウイルスとCDK4/6阻害剤とを含む、組み合わせによるこのような第1の態様の第1の実施態様でもある。
【0006】
以下に、このような第1の態様の更なる実施態様が開示される。
【0007】
実施態様2:アデノウイルスが、腫瘍溶解性アデノウイルスである、実施態様1の組み合わせ。
【0008】
実施態様3:アデノウイルスが、YB-1依存的様式で複製している、実施態様1及び2のいずれか1つの組み合わせ。
【0009】
実施態様4:アデノウイルスが、核内にYB-1を欠いた細胞では複製欠損であるが、核内にYB-1を有する細胞では複製している、実施態様3の組み合わせ。
【0010】
実施態様5:アデノウイルスが、がん遺伝子タンパク質をコードし、ここで、がん遺伝子タンパク質が、少なくとも1つのアデノウイルス遺伝子をトランス活性化し、ここで、アデノウイルス遺伝子が、E1B55kDa、E4orf6、E4orf3及びE3ADPを含む群から選択される、実施態様2~4のいずれか1つの組み合わせ。
(【0011】以降は省略されています)

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