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公開番号2025013676
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024197912,2020191682
出願日2024-11-13,2020-11-18
発明の名称サーマルヘッド
出願人サトーホールディングス株式会社
代理人弁理士法人グローバル・アイピー東京
主分類B41J 2/335 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】従来よりも防水性能に優れたサーマルヘッドを提供する。
【解決手段】本発明のある態様は、平面視で実質的に矩形形状の第1面と、第1面とは反対側の第2面と、を有する放熱板と、第1面から、第1面と前記第2面の間に介在する第1端部を経て、第2面まで延びるようにして、放熱板に取り付けられた基板と、基板において第1面上に配置され、複数の発熱素子を含む発熱部と、基板において第2面上に実装された表面実装部品と、を備えた、サーマルヘッドである。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
平面視で実質的に矩形形状の第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する放熱板と、
前記第1面から、前記第1面と前記第2面の間に介在する第1端部を経て、前記第2面まで延びるようにして、前記放熱板に取り付けられた基板と、
前記基板において前記第1面上に配置され、複数の発熱素子を含む発熱部と、
前記基板において前記第2面上に実装された表面実装部品と、
を備えた、サーマルヘッド。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記基板は、前記放熱板の前記第1面の一部を露出させる開口部を有する、
請求項1に記載されたサーマルヘッド。
【請求項3】
前記開口部によって露出した前記第1面の一部と、前記発熱部の表面とは、実質的に同一基準面上にある、
請求項2に記載されたサーマルヘッド。
【請求項4】
平面視で見たときに前記放熱板の両端から外側に延びる一対の軸を有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載されたサーマルヘッド。
【請求項5】
前記放熱板に取り付けられた板状部材をさらに備え、
前記板状部材は、前記第1面に直交する方向に突出する一対の突出片を有する、
請求項1から4のいずれか一項に記載されたサーマルヘッド。
【請求項6】
前記板状部材は、前記放熱板の前記第1端部とは反対側の第2端部の長手方向に亘って延伸し、前記第2面に直交する方向に突出する突出部を有する、
請求項5に記載されたサーマルヘッド。
【請求項7】
前記表面実装部品は、メモリチップと、外部から信号を受信するためのコネクタと、を含む、
請求項1から6のいずれか一項に記載されたサーマルヘッド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、サーマルプリンタの印字に使用されるサーマルヘッドに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)【背景技術】
【0002】
ラベル連続体やタグ連続体その他の印字媒体をサーマルヘッドとプラテンローラとの間に挟んでプラテンローラを回転駆動し、印字媒体の移送および印字を行うサーマルプリンタが知られている。サーマルプリンタの印字方式としては、印字媒体とともに熱転写インクリボンを用いる熱転写印字方式、及び、印字媒体として感熱発色層(サーマル層)を有する、いわゆるサーマル紙を用いる感熱発色方式がある。
従来から、サーマルヘッド及びサーマルプリンタについて種々の提案がなされている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-206267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、サーマルプリンタは、例えばスーパーマーケット等の小売業で携帯されて使用されることも多く、防水機能を確保する必要がある。特に、サーマルヘッドは、通常、例えば印字されたラベル等の印字媒体を排出する排出口の近くに配置されるため、排出口から侵入する水に晒される可能性が高い。例えば特許文献1に記載されたプリンタでは、感熱紙の紙出口に対してサーマルヘッドのドライバーICが露出して配置されているため、紙出口から侵入した水によってドライバーICが不具合を生ずる可能性がある。よって、従来よりも防水性能に優れたサーマルヘッドが望まれる。
【0005】
そこで、本発明は、従来よりも防水性能に優れたサーマルヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様は、平面視で実質的に矩形形状の第1面と、前記第1面とは反対側の第2面と、を有する放熱板と、前記第1面から、前記第1面と前記第2面の間に介在する第1端部を経て、前記第2面まで延びるようにして、前記放熱板に取り付けられた基板と、前記基板において前記第1面上に配置され、複数の発熱素子を含む発熱部と、前記基板において前記第2面上に実装された表面実装部品と、を備えた、サーマルヘッドである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のある態様によれば、従来よりも防水性能に優れたサーマルヘッドを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1Aは、実施形態に係るプリンタについてプリンタカバーが閉鎖状態である場合の斜視図であり、図1Bは、実施形態に係るプリンタについてプリンタカバーが開放状態である場合の斜視図である。
実施形態のプリンタについて、プリンタカバーが開放状態であり、剥離ユニットが開放状態であり、ロール紙が収容されていない状態の斜視図である。
実施形態のプリンタにおいて連続発行と剥離発行を説明するための部分的な断面図である。
カバー開放用ボタンによってプリンタカバーが開放状態となる機構を説明する図である。
プラテン保持ブラケットとレバー群の位置関係を示す図である。
開放時と閉鎖時における剥離ユニットの斜視図である。
開放時の剥離ユニットについて、図6とは別の視点から見た斜視図である。
連続発行時と剥離ユニット開放用ボタン操作時において、剥離ユニット開放用レバーと剥離ユニットの関係を説明する図である。
連続発行時と剥離ユニット開放用ボタン操作時において、剥離ユニット開放用レバーと剥離ユニットの関係を説明する図である。
図10Aは本実施形態のプリンタのプリンタカバーの平面図であり、図10Bは図10AのA-A断面図である。
剥離発行時において剥離ローラ近傍の部分拡大断面図である。
剥離ユニットを折り畳むときの動作を説明する図である。
剥離ユニットを折り畳むときの動作を説明する図である。
実施形態のプリンタを連続発行から剥離発行に切り替えるときの動作を順に示す図である。
実施形態のプリンタを連続発行から剥離発行に切り替えるときの動作を順に示す図である。
図16Aはサーマルヘッドの前側を示す図であり、図16Bはサーマルヘッドの後側を示す図である。
図16Aの断面A-A及び断面B-Bを拡大して示す断面図である。
サーマルヘッドに対する軸受入溝を含むプリンタの部分断面図である。
サーマルヘッドの交換方法を説明する図である。
内部フレームに設けられ、サーマルヘッドを支持する凸部を示す図である。
実施形態のプリンタにおいてサーマルヘッドに作用する力を説明する図であり、図20Aは上下方向に直交する平面での断面を示し、図20Bは左右方向に直交する平面での断面を示す。
図22Aは別の実施形態のサーマルヘッドを前方から見た斜視図であり、図22Bは別の実施形態のサーマルヘッドを後方から見た斜視図である。
別の実施形態のサーマルヘッドに含まれる板状部材の斜視図である。
別の実施形態のサーマルヘッドについて図22とは別の視点から見たときの斜視図である。
別の実施形態のサーマルヘッドとプラテン保持ブラケットの位置関係を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[プリンタ1の概略構成]
本発明の一実施形態に係るプリンタ1は、連続発行と剥離発行を切り替え可能に構成されたラベルプリンタである。以下、プリンタ1について、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各図では、例えば図1A及び図1Bの斜視図に示すように、上(UP)、下(DN)、左(LH)、右(RH)、前(FR)、後(RR)の方向を定義しているが、この方向の定義は、専ら図面の説明の便宜のためであり、本発明のプリンタの使用時の姿勢を限定する意図はない。
この方向の定義では、「プリンタ前後方向」とは、プリンタ1の前後の方向を意味する。「プリンタ幅方向」とは、プリンタ1の左右の方向、あるいは横方向を意味する。
【0010】
図1A、図1B及び図2は、それぞれ実施形態のプリンタ1の斜視図である。図1Aは、プリンタカバー3が閉鎖状態の場合を示し、図1B及び図2は、プリンタカバー3が開放状態の場合を示している。図1Bは、ロール紙Rがセットされた状態を示し、図2は、ロール紙R、及び、ロール紙Rがセットされる前のプリンタ1の状態を示している。
(【0011】以降は省略されています)

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