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公開番号2025013565
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024195047,2023518235
出願日2024-11-07,2021-09-14
発明の名称生検デバイス
出願人ボストン サイエンティフィック サイムド,インコーポレイテッド,BOSTON SCIENTIFIC SCIMED,INC.
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 10/02 20060101AFI20250117BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】組織サンプルを取得するための生検デバイスを提供する。
【解決手段】様々な実施形態は、一般に、穿刺吸引細胞診の間などに、組織サンプルを取得するための生検デバイス、システム、及び方法を対象とする。いくつかの実施形態は、特に、標的生検部位からの1つ以上の組織サンプルへのアクセス、取得、及び/又は保持を容易にするための特徴を有する生検デバイスを対象とする。一実施形態では、例えば、生検デバイスが、長尺部材の内腔内に配置されたインサートを有する長尺部材を含み得る。インサートは、内腔内に配置された針と係合して、針の回転配向を維持するように構成され得る。別の実施形態では、針が、組織サンプルを取得するための複数の開口部を含み得る。さらに別の実施形態では、螺旋構成要素が、組織サンプルを取得及び保持するために針内腔内に配置され得る。
【選択図】図2B
特許請求の範囲【請求項1】
近位部と、遠位部と、内腔とを有する長尺部材であって、前記内腔は近位開口部及び遠位開口部を含むとともに、前記長尺部材の前記近位部から前記遠位部へ延在する、長尺部材と、
前記内腔内に配置され、インサート接触部を含む針と、
前記内腔内に配置されたインサートであって、前記インサートは、内腔接触部と、針接触部とを備え、前記インサートは、前記内腔内に配置された前記針の前記インサート接触部と係合し、前記針の回転配向を維持するように構成されるインサートとを備え、
前記針接触部及び前記インサート接触部は対応する係合形体を含む、生検デバイス。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記インサートは、前記内腔内に配置された前記針の近位又は遠位の移動を制限する、請求項1に記載の生検デバイス。
【請求項3】
前記インサート接触部は、前記針の湾曲した表面から材料を除去することによって生成される平坦な表面を備える、請求項1に記載の生検デバイス。
【請求項4】
前記針の前記インサート接触部は、前記針及び前記インサートが係合されるとき、前記インサートの前記針接触部に沿って摺動するように構成される、請求項1から3のいずれか一項に記載の生検デバイス。
【請求項5】
前記針内に配置されたポリマースタイレットを備える、請求項4に記載の生検デバイス。
【請求項6】
前記針は、前記インサート接触部が前記針接触部と係合されるとき、長手方向に摺動するように構成される、請求項4又は5に記載の生検デバイス。
【請求項7】
前記インサートの前記針接触部は、前記長尺部材の長手方向の軸線に沿って第1の長さだけ延在し、前記針の前記インサート接触部は、前記長尺部材の前記長手方向の軸線に沿って第2の長さだけ延在し、前記第1の長さは前記第2の長さよりも短い、請求項4から6のいずれか一項に記載の生検デバイス。
【請求項8】
前記内腔接触部が湾曲した表面を備え、前記針接触部が平坦な表面を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載の生検デバイス。
【請求項9】
前記針接触部は、チャネル、溝、及びジグザグの内の1つ以上を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載の生検デバイス。
【請求項10】
前記針接触部は、前記長尺部材の長手方向の軸線に沿って延在するチャネルを備える、請求項1から9のいずれか一項に記載の生検デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に、医療デバイス、システム、及び方法に関する。特に、本開示は、生検デバイス、システム、及び方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
生検は、組織又は細胞の構造及び組成を決定するために使用される一群の医学的診断検査である。生検処置において、細胞又は組織は、器官又は他の身体部分からサンプリングされて、例えば顕微鏡下でのそれらの分析を可能にする。触診又は放射線撮像等の表面的検査によって異常が発見された場合、生検は、疑わしい異常の性質を決定するために実行可能である。一般に、生検は、切除生検又は切開生検のいずれかに分類可能である。切除生検は、結節又は疑わしい領域の全体の除去を含み得る。一方、切開生検は、病変又は腫瘍の全体を除去しようとすることなく、異常組織の一部をサンプリングすることを含み得る。切開生検は、一般的には、切除生検よりも安全であり、外傷が少ない。切開生検の1つの種類である穿刺吸引細胞診(FNA)では、組織細胞の組織学的構造を保存することなく細胞が除去されるように、組織又は体液のサンプルが針で除去される。一般的には、FNAにおける針は、内視鏡の作用チャネルを通って挿入され、標的部位にアクセスし、組織サンプルを得る。
【0003】
これらの考慮事項を念頭に置くと、本開示のデバイス、システム、及び方法によって、様々な有利な医療結果が実現され得る。
【発明の概要】
【0004】
一態様では、本開示は、長尺部材と、インサートとを備える生検デバイスに関する。前記長尺部材は、近位部と、遠位部と、内腔とを有し得る。前記内腔は、近位開口部と、遠位開口部とを含んでもよく、前記長尺部材の前記近位部から前記遠位部まで延在し得る。前記インサートは前記内腔内に配置され得る。前記インサートは、内腔接触部及び針接触部を含み得る。前記インサートは、前記内腔内に配置された針のインサート接触部と係合し、前記針の回転配向を維持するように構成され得る。
【0005】
いくつかの実施形態では、前記インサートは、前記内腔内に配置された前記針の近位又は遠位の移動を制限する。様々な実施形態では、前記インサート接触部は、前記針の湾曲した表面から材料を除去することによって生成される平坦な表面を備える。多くの実施形態では、前記デバイスは前記針を備え、前記針の前記インサート接触部は、前記針及び前記インサートが係合されるとき、前記インサートの前記針接触部に沿って摺動するように構成される。多くのそのような実施形態は、前記針内に配置されたポリマースタイレットを含む。いくつかのそのような実施形態では、前記針は、前記インサート接触部が前記針接触部と係合されるとき、長手方向に摺動するように構成される。様々なそのような実施形態では、前記インサートの前記針接触部は、前記長尺部材の長手方向の軸線に沿って第1の長さだけ延在し、前記針の前記インサート接触部は、前記長尺部材の前記長手方向の軸線に沿って第2の長さだけ延在し、前記第1の長さは前記第2の長さよりも短い。いくつかの実施形態では、前記内腔接触部は湾曲した表面を備え、前記針接触部は平坦な表面を備える。複数の実施形態では、前記針接触部は、チャネル、溝、及びジグザグの内の1つ以上を備える。いくつかの実施形態では、前記針接触部は、前記長尺部材の長手方向の軸線に沿って延在するチャネルを備える。様々な実施形態では、前記長尺部材は、第2の内腔を備え、前記内腔の前記遠位開口部は、前記第2の内腔の遠位開口部に直交する。多くの実施形態では、前記デバイスは前記針を備え、前記針は第1の開口部及び第2の開口部を有する針内腔を含み、前記第1の開口部及び前記第2の開口部は、前記針の遠位半分にある。多くのそのような実施形態では、前記針内腔の前記第1の開口部は、前記針内腔の前記第2の開口部に直交する。いくつかのそのような実施形態は、前記針の一部の周囲に配置されたシースを含み、前記シースは前記針内腔の前記第1の開口部を覆う。様々なそのような実施形態では、前記針は前記第1の開口部に隣接して配置されるスクープを備える。
【0006】
別の態様では、本開示は、長尺部材と、インサートと、針とを備えるシステムに関する。前記長尺部材は、近位部と、遠位部と、内腔とを有し得る。前記内腔は、近位開口部と、遠位開口部とを含んでもよく、前記長尺部材の前記近位部から前記遠位部へ延在し得る。前記インサートは前記内腔内に配置され得る。前記インサートは内腔接触部及び針接触部を含み得る。前記針は前記内腔内に配置されてもよく、インサート接触部を含んでもよい。前記針接触部及び前記インサート接触部は、対応する係合特徴を含み得る。
【0007】
いくつかの実施形態は、前記針の内腔内に配置されたスタイレットを含む。いくつかのそのような実施形態では、前記スタイレットはポリマーを含む。様々な実施形態では、前記針は、前記針の遠位半分において、第1の開口部及び第2の開口部を有する針内腔を含み得る。様々なそのような実施形態では、前記針内腔の前記第1の開口部は、前記針内腔の前記第2の開口部に直交する。
【0008】
さらに別の態様では、本開示は方法に関する。本方法は、針接触部を有するインサートを形成することと、前記インサートの前記針接触部が前記針のインサート接触部に対応する前記インサート接触部を有する針を形成することと、前記針接触部を前記インサート接触部と係合させることと、前記インサート及び前記針を長尺部材の内腔内に配置することの内の1つ以上を含み得る。
【0009】
いくつかの実施形態では、本方法は、ポリマーからスタイレットを形成することと、前記針の内腔内に前記スタイレットを配置することの内の1つ以上を含み得る。様々な実施形態では、本方法は、前記インサートを前記内腔内に圧入することを含む。多くの実施形態では、本方法は、前記針を研削し、前記インサート接触部を形成することを含む。いくつかの実施形態では、本方法は、前記針をプレスして、前記インサート接触部を形成することを含む。複数の実施形態において、本方法は、スタンピングによって前記インサートを形成することを含む。いくつかの実施形態では、本方法は、圧入を用いて前記インサート及び前記針を前記内腔内に配置することを含む。様々な実施形態では、本方法は、サーマルフィッティングを用いて、前記インサート及び前記針を前記内腔内に配置することを含む。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の非限定的な実施形態は、添付の図面を参照して例として記載され、添付の図面は概略的であり、縮尺通りに示されることを意図していない。図において、示された同一又はほぼ同一の各構成要素は、一般的には単一の数字によって示される。明確にする目的で、当業者に本開示を理解させるために図が必要ない場合、全ての構成要素が全ての図面においてラベル付けされるわけではなく、各実施形態の全ての構成要素が示されるわけでもない。
(【0011】以降は省略されています)

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