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公開番号2025013553
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024194844,2023139175
出願日2024-11-07,2019-09-25
発明の名称照明装置
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人弁理士法人前田特許事務所
主分類F21S 2/00 20160101AFI20250117BHJP(照明)
要約【課題】カットオフ機能を有する照明装置において、コストを抑えつつ、迷光の発生を抑えることができる照明装置を提供する。
【解決手段】本照明装置は、発光素子1と、発光素子1から出射された光を受けて、第1出射光を出射する第1レンズ2と、第1出射光を受けて、第2出射光を出射する第2レンズ3とを備える。第1レンズ2は、第1出射光を出射する第1出射面22が、Z方向(発光素子1の光軸方向)に突出する凸形状に形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
発光素子と、
前記発光素子から出射された光を受けて、第1出射光を出射する第1レンズと、
前記第1出射光を受けて、第2出射光を出射する第2レンズと
を備え、
前記第1レンズは、前記第1出射光を出射する第1出射面が、前記発光素子の光軸方向に突出する凸形状に形成されていることを特徴する照明装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
請求項1記載の照明装置において、
前記第2レンズは、
前記第1出射光を受ける第2入射面と、
前記第2入射面と対向する位置に設けられており、前記第2出射光を出射する第2出射面と
を備え、
前記第1レンズおよび前記第2レンズが以下の式(1)~(3)の少なくともいずれか一つを満たすように配置されていることを特徴とする照明装置。
0.7×F≦D≦1.3×F …(1)
0.9×F≦D≦1.1×F …(2)
0.95×F≦D≦1.05×F …(3)
ただし、前記第2入射面の頂点と前記第2出射面の頂点との中点を通り、前記光軸方向と垂直をなす平面を主平面としたとき、Dは前記第1出射面の頂点から前記主平面までの距離であり、Fは前記第2レンズの焦点から前記主平面までの距離とする。
【請求項3】
請求項1または2記載の照明装置において、
前記第1レンズは、以下の式(4)を満たすように形成されていることを特徴とする照明装置。
0.003×L≦T …(4)
ただし、Lは前記第1出射面の上下方向の長さであり、Tは前記光軸方向において前記第1出射面の端から頂点までの距離である。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項記載の照明装置において、
前記第1レンズおよび前記第2レンズが以下の式(5)~(7)の少なくともいずれか一つを満たすように配置されていることを特徴とする照明装置。
T≦0.1×F …(5)
T≦0.05×F …(6)
T≦0.02×F …(7)
ただし、Tは前記光軸方向において前記第1出射面の端から頂点までの距離であり、Fは、前記第2入射面の頂点と前記第2出射面の頂点との中点を通り、前記光軸方向と垂直をなす平面を主平面としたとき、前記第2レンズの焦点から前記主平面までの距離である。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項記載の照明装置において、
前記第1出射面は、前記光軸方向から見たときの上下方向の曲率と、当該上下方向および前記光軸方向と垂直をなす方向の曲率とが異なるように形成されていることを特徴とする照明装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項記載の照明装置において、
前記第2レンズは、前記光軸方向から見たときの上下方向の曲率と、当該上下方向および前記光軸方向と垂直をなす方向の曲率が異なるように形成されているアナモルフィックレンズであることを特徴とする照明装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項記載の照明装置において、
表面がウェーブ状に形成され、かつ、前記第2出射光を受けて、前記第2出射光を拡散する拡散板をさらに備えることを特徴とする照明装置。
【請求項8】
発光素子と第1レンズと第2レンズとを備える照明装置に用いられる前記第1レンズの製造方法であって、
前記第1レンズを成形する成形工程と、
成形された前記第1レンズを冷却する冷却工程とを含み、
前記成形工程において、前記第1レンズの、第1出射光を出射する第1出射面が、前記発光素子の光軸方向に凸形状となるように形成することを特徴する照明装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カットオフ機能を有する照明装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、カットオフ機能を備える照明装置が存在する。例えば、屋外のグラウンドに用いられる投光器等では、グラウンド周辺部へ光が漏れないように、所定方向に照射される光がカットされている。
【0003】
特許文献1では、第1レンズに形成された第2反射面によって、第1レンズの上部に入射された光を下側に反射させて、第2レンズの上部に入射される光をカットしている。また、第2反射面によって反射された光は、第2反射面によって反射されなかった光と重ね合わせられて、第2レンズの下部に入射される。第2レンズの入光部が凸状に形成されているため、第2レンズの側壁(側面部)に対して入射される光を低減できる。これにより、特許文献1では、迷光や光学効率の低下を防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-206600号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1における第1レンズの出射面は平面となっているが、第1レンズを成形加工で作成すると、第1レンズの出射面にヒケが発生しやすい。特に、第1レンズの製造時間を短縮するために、第1レンズを急激に冷却すると、第1レンズの出射面が凹状になりやすい。
【0006】
また、第2レンズは、金型成形により作成する場合、出射面の上部に加工Rが付与される。第2レンズを、側面部分と出射面部分とで別々に作成することで、加工Rを抑制することもできるが、金型を複数作成しなければならず、コストが大幅に増加する。
【0007】
第1レンズの出射面が凹状となり、第2レンズの出射面に上部に加工Rが付与された場合、発光素子から第1レンズの出射面に入射された光は、第1レンズの凹レンズ効果により、第1レンズの出射面において上側に屈折され、第2レンズの出射面に形成された加工Rにより、第2レンズの出射面においてさらに上側に屈折される。このため、第2レンズの出射面から上方に向けて光が照射されることとなり、迷光が発生することとなる。
【0008】
本発明は、カットオフ機能を有する照明装置において、コストを抑えつつ、迷光の発生を抑えることができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の一実施形態に係る照明装置は、発光素子と、前記発光素子から出射された光を受けて、第1出射光を出射する第1レンズと、前記第1出射光を受けて、第2出射光を出射する第2レンズとを備える。前記第1レンズは、前記第1出射光を出射する第1出射面が、前記発光素子の光軸方向に突出する凸形状に形成されている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る照明装置の側面図。
本実施形態に係る第2レンズと拡散板との平面図。
従来の照明装置の側面図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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