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公開番号2025013335
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2024165822,2020132053
出願日2024-09-25,2020-08-03
発明の名称剥離装置
出願人芝浦メカトロニクス株式会社
代理人
主分類G09F 9/00 20060101AFI20250117BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】表示装置用パネルに貼り付けられた保護シートの効率的な剥離が行える剥離装置を提供する。
【解決手段】長方形形状の保護シートが貼付されたパネルSを支持する支持部200と長手方向が保護シートの長手方向に交差する方向の粘着テープTPの粘着面を保護シートの長手方向の一端である剥離始端に圧着してからパネルSから離れることにより保護シートを剥離始端から剥離する圧着ツール410とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
長方形形状の保護シートが貼付された表示装置用パネルを支持する支持部と、
前記表示装置用パネルに向かって移動し、長手方向が前記保護シートの長手方向に交差する方向の粘着テープの粘着面を前記保護シートの長手方向の一端である剥離始端に圧着してから、前記表示装置用パネルから離れることにより、前記保護シートを前記剥離始端から剥離する圧着ツールと、
を有する剥離装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記圧着ツールによる前記剥離始端の剥離に抗して、前記表示装置用パネルを前記支持部に押さえ付ける押さえを有することを特徴とする請求項1記載の剥離装置。
【請求項3】
前記押さえは、前記剥離始端が剥離されることにより生じた前記保護シートと前記表示装置用パネルとの間のスペースを、前記保護シートの剥離始端と反対側の剥離終端へ向かう方向に、前記表示装置用パネルに対して相対移動することによって、前記保護シートの全体を前記表示装置用パネルから剥離することを特徴とする請求項2記載の剥離装置。
【請求項4】
前記粘着テープの長手方向の移動に従って、前記圧着ツールから外れた位置に移動する前記保護シートの下方に垂受部材が配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の剥離装置。
【請求項5】
前記圧着ツールの近傍に、前記粘着テープの短手方向の位置の変位を規制するガイド部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の剥離装置。
【請求項6】
前記支持部に支持された表示装置用パネルの前記保護シートの貼付位置を、前記圧着ツールによる剥離動作前及び剥離動作後に撮像する撮像部を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の剥離装置。
【請求項7】
粘着面が露出している時間が所定のしきい値を超えている粘着テープを、前記圧着ツールによる圧着位置から排出することにより、後続の粘着テープを前記圧着ツールに供給する給排機構を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の剥離装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、剥離装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
液晶ディスプレイ(LCD)、有機ELディスプレイ(OLED)等の表示装置は、基板の上に回路及び信号線を形成する工程、基板を貼り合せて表示領域を構成する基板としてのパネルを形成する工程、パネルにおける表示領域の外側の端子に、駆動用のドライバIC等を取り付ける工程を経て製造される。
【0003】
ドライバICの実装方法として、従来から、COF(chip on film)等のドライバICを搭載したフレキシブルなフィルム状の電子部品を用いた方法が行われている。これは、パネルの表示領域の周囲から、表示面と平行な水平方向に露出して形成された端子に対して、電子部品の端子を圧着して接続する方法である。さらに、以上のような電子部品に対して、水平状態でプリント基板を圧着することにより、外部との接続を確保する配線を電気的に接続し、表示装置を製造していた。
【0004】
このような表示装置用のパネルと電子部品との端子同士の接続や電子部品とプリント基板との接続には、加熱圧着により、それぞれの部品の電極間の導電性が確保される異方性導電フィルム(ACF:Anisotropic Conductive Film)が用いられている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平07-253590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
以上のようなパネルには、製造工程における不具合を防止するために、保護シートが貼り付けられている。例えば、パネルの表示領域や電子部品を接続する領域には、傷つき防止のための保護シートが貼り付けられている。さらに、これとは別に、表示領域と電子部品を接続する領域との間に、パネルを補強するための保護シート(補強シート)が貼り付けられることがある。例えば、パネルが樹脂製であって、パネルの最終形態が表示領域とパネルの縁部との間で折り曲げられた形状となる場合がある。パネルが折り曲げられる部分は、折り曲げられ易くなるように、事前に、パネルの電子部品が圧着される側の反対側をレーザーによって薄く加工される。つまり、電子部品を接続する領域と表示領域との間に薄く加工された部分が存在する。
【0007】
このように薄く加工されてしまうと、その部分においてパネルの剛性が弱くなって不安定となり、電子部品の圧着に支障が生じる可能性がある。このため、薄く加工された部分に保護シートを貼り付けておいてパネルを補強しておき、電子部品圧着後、保護テープを剥がし、樹脂で覆ってからパネルを折り曲げる。
【0008】
一方、表示領域の保護シートは、電子部品を接続する領域の保護シートや薄く加工された部分の補強のための保護シートとは、分離して剥離可能に設けられている。これは、電子部品を接続する領域に電子部品を接続する際やさらに薄く加工された部分の保護シートを剥離する際に、表示領域の保護は継続しておく必要があるためである。つまり、表示装置用のパネルには、3つの独立した保護シートが貼り付けられることがある。
【0009】
これにより、電子部品を接続する領域の保護シートを剥離して、端子に電子部品を接続した後も、それ以外の領域には保護シートを貼り付けたままとする。そして、その後の工程で、薄く加工された部分の保護シートを剥離して、導電性部分を保護するために樹脂で覆う。しかしながら、電子部品を接続する領域の保護シートや、薄く加工された部分の補強のための保護シートは非常に幅が狭い(数mm程度)ため、手作業で剥離するにしても、自動的に剥離するにしても、目的の保護シートのみを確実に剥離することが難しく、効率的な剥離が行なえる装置が求められていた。
【0010】
本発明は、上述のような課題を解決するために提案されたものであり、表示装置用パネルに貼り付けられた保護シートの効率的な剥離が行える剥離装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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