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公開番号
2025013295
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2024112242
出願日
2024-07-12
発明の名称
エポキシ化合物ならびにその製造方法および用途
出願人
大阪ガスケミカル株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C08G
59/24 20060101AFI20250117BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】溶剤溶解性が高いエポキシ化合物を提供する。
【解決手段】新規なエポキシ化合物は下記式(1)で表される。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025013295000023.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">47</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">153</com:WidthMeasure> </com:Image> (式中、R
1
およびR
2
は独立して置換基を示し、n1およびn2は独立して0以上の整数を示し、環Z
1
およびZ
2
は独立してアレーン環を示し、A
1
およびA
2
は独立してアルキレン基を示し、m1およびm2は独立して0以上の整数を示し、R
3
およびR
4
は独立して水素原子または置換基を示し、R
5
は置換基を示し、kは0~4の整数を示し、Arは縮合多環式アレーン環を示し、R
6
は置換基を示し、sは0以上の整数を示す)
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記式(1)で表されるエポキシ化合物。
TIFF
2025013295000020.tif
48
153
(式中、
R
1
およびR
2
は独立して置換基を示し、n1およびn2は独立して0以上の整数を示し、
環Z
1
およびZ
2
は独立してアレーン環を示し、
A
1
およびA
2
は独立してアルキレン基を示し、m1およびm2は独立して0以上の整数を示し、
R
3
およびR
4
は独立して水素原子または置換基を示し、
R
5
は置換基を示し、kは0~4の整数を示し、
Arは縮合多環式アレーン環を示し、
R
6
は置換基を示し、sは0以上の整数を示す)
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記式(1)において、Arがナフタレン環を示す請求項1記載のエポキシ化合物。
【請求項3】
前記式(1)において、環Z
1
およびZ
2
が、独立して単環式アレーン環、縮合多環式アレーン環または環集合アレーン環を示す請求項1または2記載のエポキシ化合物。
【請求項4】
前記式(1)において、環Z
1
およびZ
2
が、独立してベンゼン環またはビフェニル環を示す請求項1または2記載のエポキシ化合物。
【請求項5】
前記式(1)において、m1およびm2が0を示す請求項1または2記載のエポキシ化合物。
【請求項6】
前記式(1)において、R
3
およびR
4
が独立して水素原子またはアルキル基を示し、n1、n2、kおよびsが0を示す請求項1または2記載のエポキシ化合物。
【請求項7】
下記式(2)で表される化合物と、下記式(3)で表される化合物および下記式(4)で表される化合物とを反応させて請求項1または2記載のエポキシ化合物を製造する方法。
TIFF
2025013295000021.tif
45
153
(式中、
R
1
およびR
2
は独立して置換基を示し、n1およびn2は独立して0以上の整数を示し、
環Z
1
およびZ
2
は独立してアレーン環を示し、
A
1
およびA
2
は独立してアルキレン基を示し、m1およびm2は独立して0以上の整数を示し、
R
5
は置換基を示し、kは0~4の整数を示し、
Arは縮合多環式アレーン環を示し、
R
6
は置換基を示し、sは0以上の整数を示す)
TIFF
2025013295000022.tif
30
153
(式中、
R
3
およびR
4
は独立して水素原子または置換基を示し、
X
1
およびX
2
は独立してハロゲン原子を示す)
【請求項8】
請求項1または2記載のエポキシ化合物と溶媒とを含む液状組成物。
【請求項9】
前記エポキシ化合物が、前記式(1)において、環Z
1
およびZ
2
がナフタレン環を示すエポキシ化合物であり、かつ前記溶媒が芳香族炭化水素類である請求項8記載の液状組成物。
【請求項10】
請求項1または2記載のエポキシ化合物を含む硬化性組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、特定のフルオレン骨格を有するエポキシ化合物ならびにその製造方法および用途に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
エポキシ樹脂は、一般的に、種々の硬化剤で硬化させることにより、機械的性質、耐水性、耐薬品性、耐熱性、電気的性質などに優れた硬化物を形成する。そのため、エポキシ樹脂は、接着剤、塗料、積層板、成形材料、注型材料などの幅広い分野に利用されている。工業的に最も使用されているエポキシ樹脂としてはビスフェノ-ルA型エポキシ樹脂が知られている。
【0003】
しかし、近年の急速な技術革新に伴い、前記特性のさらなる向上が要求されている。例えば、半導体封止剤などの電子材料用途として用いられるエポキシ樹脂などには、高屈折率、高耐熱化、低粘度化などの様々な高機能な特性が要求される。これに対して、高屈折率で耐熱性が高いエポキシ樹脂としてフルオレン骨格(9,9-ビスフェニルフルオレン骨格)を有するエポキシ化合物が提案されている。
【0004】
特開2005-162785号公報(特許文献1)には、熱可塑性樹脂に添加することにより、高屈折率などの優れた機能を簡便にかつ効率良く熱可塑性樹脂に付与して成形できるフルオレン骨格を有する化合物として、9,9-ビス(4-グリシジルオキシフェニル)フルオレン(ビスフェノールフルオレンジグリシジルエーテル,BPFG)などのフルオレン骨格を有するエポキシ化合物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-162785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、BPFGなどのフルオレン骨格を有するエポキシ樹脂は溶剤に対する溶解性が低く、取り扱い性が充分ではなかった。
【0007】
従って、本開示の目的は、溶剤溶解性が高いエポキシ化合物およびその製造方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者等は、前記課題を達成するため鋭意検討した結果、特定のフルオレン骨格を有する新規なエポキシ化合物が、高い溶剤溶解性を有することを見出し、本開示を完成した。
【0009】
すなわち、本開示の態様[1]としてのエポキシ化合物は、下記式(1)で表される。
【0010】
TIFF
2025013295000001.tif
47
153
(【0011】以降は省略されています)
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