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公開番号2025013111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023203521
出願日2023-12-01
発明の名称イーサネット接続による制御を提供する照明、音響、画像又は効果技術の装置用の内蔵モジュール
出願人ノイトリーク・アクティエンゲゼルシャフト
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04L 12/46 20060101AFI20250117BHJP(電気通信技術)
要約【課題】直列にイーサネット接続された、照明、音響、画像又は効果技術の制御可能な装置のチェーンに装置を統合する装置を提供する。
【解決手段】イーサネット機器コネクタ内蔵モジュール1のイーサネットベースの構造は、多数の複雑に切替え可能な装置の直列制御を可能にする。イーサネット機器コネクタ内蔵モジュール1と装置の制御エレクトロニクスとの装置内接続のために、2つの外側スロット3A、3Bが、相互接続された分配器10を介して回路基板のイーサネット接点インターフェースと接続されていることにより、相互に直列接続された装置のチェーンのデータ、電力を提供する。分配器10(例えばPoEスイッチ、PoDLスイッチ)は、2つの外側スロット3A、3Bの一方のスロットを介して供給されるデータ信号及び必要に応じ電力信号を、他方のスロットと、回路基板のイーサネット接点インターフェースに分配する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
既製の物理的コンポーネントとして装置(14、15、16)に内蔵するために構成された、照明、音響、画像又は効果技術の制御可能な装置(14、15、16)用のイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)であって、
前記イーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)を前記装置(14、15、16)のハウジング(6)に内蔵できるようにするための固定措置(8)、特にそれぞれ前記イーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)を装置(14、15、16)のハウジング(6)に固定するための固定手段を受容するために設けられた孔と、
それぞれ直列にイーサネット接続された複数の前記装置(14、15、16)のチェーンに前記装置(14、15、16)を統合するためのイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)、即ちイーサネットケーブルコネクタ(17)を前記装置(14、15、16)に内蔵された状態で差し込むための、共通フランジ部材によって提供された2つの外側スロット(3A、3B)を備えるデュアル機器コネクタ(2)と、
2つの前記外側スロット(3A、3B)の一方のスロットを介して供給されるデータ供給信号、特に電力供給信号を、2つの前記外側スロット(3A、3B)の他方のスロットと回路基板(30)のイーサネット接点インターフェース(9)とに分配するように構成された、前記イーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)の回路基板(30)上に配置された分配器(10)であって、前記回路基板(30)の導体トラック(31)を介してイーサネット接点インターフェース(9)と接続されており、前記イーサネット接点インターフェース(9)は、前記装置(14、15、16)を制御するめに回路基板(30)と前記装置(14、15、16)の制御エレクトロニクスとの装置内接続のための機械的処理又ははんだ付けによって接触可能な接点(32)を有する、分配器(10)と、
を有するイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記外側スロット(3A、3B)、前記回路基板(30)のイーサネット接点インターフェース(9)、及び前記分配器(10)は、PoE又はPoDL技術で動作するように設計されている、請求項1に記載のイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)。
【請求項3】
前記外側スロット(3A、3B)、前記回路基板(30)のイーサネット接点インターフェース(9)、及び前記分配器(10)は、IEEE規格802.3の1つに従って動作するように構成されている、請求項1又は2に記載のイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)。
【請求項4】
前記外側スロット(3A、3B)、前記回路基板(30)のイーサネット接点インターフェース(9)、及び前記分配器(10)は、異なるタイプの前記装置(14、15、16)の制御を提供するイーサネットプロトコルに従って動作するように構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)。
【請求項5】
前記異なるタイプの1つは、照明、音響、画像及び効果技術の4つの分野の1つに属する第1の装置タイプであり、前記異なるタイプの別の1つは、照明、音響、画像及び効果技術の4つの分野のうち第1の装置タイプの分野とは異なる分野に属する第2の装置タイプである、請求項4に記載のイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)。
【請求項6】
前記外側スロット(3A、3B)は、それぞれRJ45又はSPEプラグソケットを有する、請求項1から5のいずれか1項に記載のイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)。
【請求項7】
前記外側スロット(3A、3B)はそれぞれ、機械的にロック可能なプラグ接続が、相手部材として前記スロット(3A、3B)に適合されて各スロット(3A、3B)のハウジング(23)の差込み口(24)に導入可能なそれぞれのケーブルコネクタ(17)で正確に嵌入するように構成されており、ここで、前記スロット(3A、3B)はそれぞれ各ハウジング(23)内に配置されたプラグソケット(25)を有し、前記ハウジング(23)の前部、即ち前記ケーブルコネクタ(17)がそれぞれの前記差込み口(24)に接近できる側に面した部分は、プラグソケット(25)の少なくとも一部を一定距離をおいて取り囲んでいる、請求項1から6のいずれか1項に記載のイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)。
【請求項8】
前記回路基板(30)の前記イーサネット接点インターフェース(9)は、RJ45又はSPEコネクタを有する、請求項1から7のいずれか1項に記載のイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)。
【請求項9】
前記回路基板(30)は、前記装置(14、15、16)の制御ユニットに差し込むように構成されていて、ケーブル、特にFCC又はFPCケーブルを介して前記外側スロット(3A、3B)と接続されている、請求項1から7のいずれか1項に記載のイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)。
【請求項10】
PCBプラグモジュールを有しており、これはケーブル、特にFCC又はFPCケーブルを介して前記回路基板(30)の前記イーサネット接点インターフェース(9)と接続されていて、前記装置(14、15、16)の制御ユニットに差し込むように設計されている、請求項1から7のいずれか1項に記載のイーサネット機器コネクタ内蔵モジュール(1、1’、1”)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明、音響、画像又は効果技術の切替え可能な装置用の、特に装置を複数の直列接続された装置のチェーンに統合するためのイーサネット機器コネクタ内蔵モジュールに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
照明、音響、画像又は効果技術の装置は、例えば電気・電子機器及び設備の形態で、舞台や劇場での上演、映画やテレビの制作、見本市やコンサートなどのイベントの実施のために中心的な役割を果たす。
【0003】
照明技術は、例えば印象的で変化に富んだ舞台像を作り上げたり、表現された雰囲気を効果的に強調したりするために、照明状況に影響を与える技術的方策を含む。切替え可能な照明技術の装置は、例えばスポットライト、ランプ、レーザー、LEDパネルなどの照明ユニットを含み、これらはしばしばチェーン状に相互に接続される。照明ユニットは、典型的には適応照明、例えばシーンに応じた照明のためのプログラム可能な照明システムの一部である。適応照明は、通常は例えばいわゆるコンソールを介して操作可能な照明コントローラーによって提供され、様々な照明ユニット(例えばステージスポットライト)の動作状態(例えばスイッチのオン/オフ、色の選択、強度)を制御する。
【0004】
音響技術は、音響信号を変換、処理、記録、再生するための技術の装置を含む。切替え可能な音響技術の装置は、例えばアンプやスピーカー、マイクロフォン、サウンドコントローラー、特殊な音響効果を発生させる装置、例えば残響装置を含む。画像技術は、プロジェクターやスクリーンなど画像を視覚的に表示するための技術の装置や、画像若しくは映像データを処理及び記録するための技術の装置を含む。様々な電気信号(例えばオーディオ、ビデオ)は、例えばミキシングコンソールを介して組み合わされ制御される。
【0005】
効果技術は、物理的又は化学的なプロセスを用いて特殊効果を生み出すための技術的装置を含む。頻繁に使用される効果装置は、例えば霧や煙や風の発生装置である。別の構成形態は、例えば火工装置、又は香りの要素を発生させる装置を含む。
【0006】
照明、音響、画像及び効果技術の種々の装置は、例えばそれぞれ中央分配器(いわゆるハブ)を介して個別に制御することができる。この種の設備及び制御は、固定設備によく使われる。
【0007】
装置は、直列に接続された複数の装置のチェーンの形態でも接続及び制御することができる。これは例えば「デイジーチェーン接続」とも呼ばれる(英語:Daisy Chain=ヒナギクの花輪)。この場合、最初の装置は、例えばコンピュータやバスなどの計算機と直接接続されている。それ以外の装置はそれぞれ先行又は後続の装置と直列に接続されていて、各装置間の信号伝送はその先行装置を介して計算機まで提供される。複数の装置の直列接続は、それによってケーブルの数を減らすことができるため、例えば仮設セット(コンサート、イベント、見本市など)によく用いられる。
【0008】
例えば回り舞台でプラグ接続を頻繁に外したり再び差し込んだりすることに加えて、装置に電力を供給したり、装置を制御装置に接続したりするためのプラグ接続も、動作中にしばしば強い機械的負荷にさらされる。例えば舞台上演では時間的プレッシャーが強く、可変性が求められるので、出演者やセット担当者はしばしば装備を乱暴に取り扱う。そのためセット担当者が、既に差し込まれているケーブルプラグ接続のハウジングに体重をかけたり、接続ケーブルを引っ張ったりすることはごく普通に行われる。それゆえ、ケーブルプラグ接続は通常、差し込んだ状態でも差し込んでない状態でも機械的作用と環境的影響に耐えられるよう特別に設計されている。更に、コネクタは誤って引き抜かれるのを防ぐためにしばしばロックされている。
【0009】
装置の制御は、通常はコマンド信号と、必要に応じて追加の電力信号を受信するためのアナログ接続によって行われる。このために、例えばいわゆるXLRコネクタ(キャノンコネクタとも呼ばれる)がよく使用される。XLRコネクタは、国際規格IEC61076-2-103で標準化されており、3ピン、4ピン及び5ピン仕様のXLRコネクタは、データ伝送の他に端末装置の電力供給にも提供できる。
【0010】
照明技術や効果装置の制御には、例えば5ピンXLRコネクタ用のいわゆるDMX(「デジタルマルチプレックス」)プロトコルがよく使われる。
(【0011】以降は省略されています)

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