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公開番号
2025012595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115536
出願日
2023-07-13
発明の名称
可食フィルム
出願人
株式会社ZERO FOOD
代理人
デロイトトーマツ弁理士法人
主分類
A23L
5/00 20160101AFI20250117BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】
米飯などの食品に対して反対方向に湾曲することを防止することができ、形状、味、香りなどの調整をすることができる可食フィルム及び可食フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】
デンプンを原料として含み、使用者の口腔内で溶解する可食フィルムであって、低含水部と、前記低含水部よりも高い含水率である高含水部と、を備えることを特徴とする可食フィルムによる。本発明の可食フィルムは、前記可食フィルムの表面又は裏面のいずれか全面を前記低含水部とし、前記可食フィルムの前記低含水部の反対側の面を高含水部とすることもできる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
デンプンを原料として含み、使用者の口腔内で溶解する可食フィルムであって、
低含水部と、
前記低含水部よりも含水率が高い高含水部と、を備えることを特徴とする可食フィルム。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記可食フィルムの表面又は裏面のいずれか全面を前記低含水部とし、
前記可食フィルムの前記低含水部の反対側の面を高含水部とする請求項1に記載の可食フィルム。
【請求項3】
前記可食フィルムの表面に調味粉末が散布された請求項1又は2に記載の可食フィルム。
【請求項4】
原料と水とを混合し、攪拌させる原料水溶液製造工程と、
前記原料水溶液を加熱しながら攪拌させる、糊化物生成工程と、
前記糊化物を薄膜状に成型させる、成形工程と、
薄膜状に成型した前記糊化物を乾燥させる、乾燥工程と、
乾燥させた前記糊化物の一部において含水率を変化させる工程と、を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の可食フィルムの製造方法。
【請求項5】
前記含水率を変化させる工程の後に調味粉末を前記可食フィルムの表面に散布する工程を含む、請求項4に記載の可食フィルムの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、形状、味、香りなどの調整をすることができる可食フィルム及び可食フィルムの製造方法に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、野菜、大豆、昆布、そして、薄焼玉子などがシート状に成型されたシート食品が知られている。また、苦い経口薬剤を呑み易くするために、乾燥デンプンをシート状に成型された可食フィルムが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、揚げ種をオブラート等の可食フィルムで包んだ後、衣を付けることを特徴とする揚げ物用素材の製造方法、及び、オブラート等の長寸の可食フィルムからなり、短寸方向を軸線として渦状に巻かれていることを特徴とする揚げ種被覆用可食フィルムロールが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、食品表面へ模様を形成するための食材シートであって、水に溶解する成分からなる可食シートの表面に、可食インクにより文字および/または図形からなる模様が付されてなることを特徴とする食材シートについて開示されている。
【0005】
更に、特許文献3には、ヒドロキシプロピルセルロースを含むフィルム形成剤を含有する材料から形成された水溶性フィルムの内部に、水溶性微粒子及び食品を有し、かつ、前記水溶性微粒子が分散状態で存在することを特徴とする可食シートについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006―050906
特開2017―127237
特開2011-155942
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来のシート食品及び可食フィルムは、米飯などの食品に巻いて使用される際に、シート食品又は可食フィルムの厚みが厚い場合シートの味、食感などが強く感じられてしまい、中身の風味を十分に感じることができないという問題点があった。
【0008】
シート食品又は可食フィルムが薄いほど、米飯などの食品に巻いて使用される際に米飯などの食品に対して反対方向に湾曲する傾向がある。従って、使用者にとって「巻きにくい。」という操作性の問題点、及び、仮に使用者が米飯などの食品にシート食品又は可食フィルムを巻いた場合でも、米飯などの食品からシート食品又は可食フィルムが離反してしまう美感的な問題点が生じていた。
【0009】
シート食品又は可食フィルムが薄い場合の問題点は、抗菌性の観点からシート食品又は可食フィルムの含水率が全体的に低い傾向があり、米飯などの食品に含まれる水分がシート食品又は可食フィルムに部分的に移行することでシート食品又は可食フィルムの保形性が低下することに起因する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは上記課題を解消すべく鋭意検討し本発明の完成に至った。すなわち、本発明は、デンプンを原料として含み、使用者の口腔内で溶解する可食フィルムであって、低含水部と、前記低含水部よりも高い含水率である高含水部と、を備えることを特徴とする可食フィルムを提供するものである。
(【0011】以降は省略されています)
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