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公開番号
2025012449
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115294
出願日
2023-07-13
発明の名称
積層フィルム、紙製容器及び蓋材付き紙製容器
出願人
大日本印刷株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B32B
27/28 20060101AFI20250117BHJP(積層体)
要約
【課題】実用性及びリサイクル性を向上させることが可能な、積層フィルム、紙製容器及び蓋材付き紙製容器を提供する。
【解決手段】積層フィルム10は、基材層11と、基材層11に積層されたシーラント層12とを備えている。基材層11は、未延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムである。シーラント層12は、エチレン-メタクリル酸共重合体を含んでいる。エチレン-メタクリル酸共重合体において、メタクリル酸の含有率は、5質量%以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
基材層と、
前記基材層に積層されたシーラント層とを備え、
前記基材層は、未延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムであり、
前記シーラント層は、エチレン-メタクリル酸共重合体を含み、
前記エチレン-メタクリル酸共重合体において、メタクリル酸の含有率は、5質量%以下である、積層フィルム。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記エチレン-メタクリル酸共重合体において、メタクリル酸の含有率は、1質量%以上である、請求項1に記載の積層フィルム。
【請求項3】
前記基材層と、前記シーラント層との間の剥離強度は、3.0N/15mm以上である、請求項1に記載の積層フィルム。
【請求項4】
前記シーラント層の厚みは、10μm以上50μm以下である、請求項1に記載の積層フィルム。
【請求項5】
多孔性を有する紙製の容器本体と、
前記容器本体の表面に積層された、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の積層フィルムとを備える、紙製容器。
【請求項6】
前記積層フィルムと、前記容器本体との間の剥離強度は、0.5N/15mm以上3.0N/15mm未満である、請求項5に記載の紙製容器。
【請求項7】
請求項5に記載の紙製容器と、
前記紙製容器を密封する蓋材とを備える、蓋材付き紙製容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、積層フィルム、紙製容器及び蓋材付き紙製容器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、葦又はサトウキビのようなパルプ材を原料とし、この原料から作製されるパルプモールド容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、内部を視認可能な窓が設けられたパルプモールド容器が開示されている。
【0003】
このようなパルプモールド容器は、プラスチック容器と比較して、耐水性及び耐油性が低くなり得る。このため、パルプモールド容器内に食品等を収容する場合には、パルプモールド容器の内面にポリプロピレン(PP)系のフィルムをラミネートするか、又は、原料となるパルプ材に耐油剤又は耐水剤を添加することが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-144612号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、フィルムがラミネートされたパルプモールド容器では、電子レンジを利用して、容器内に収容された食品を加熱する場合、フィルム自体に、電子レンジによる加熱に耐えられる程度の耐熱性が求められる。また、高い耐熱性を有するフィルムをパルプモールド容器にラミネートする場合、当該フィルムをパルプモールド容器の内面に接着できる適切な接着樹脂を選定することが困難な場合がある。
【0006】
さらに、パルプモールド容器では、環境負荷の低減を目的として、パルプモールド容器のリサイクルが推進されている。しかしながら、原料となるパルプ材に耐油剤又は耐水剤を添加した場合、パルプモールド容器の使用後に、パルプモールド容器をリサイクルできない可能性がある。
【0007】
本開示はこのような点を考慮してなされたものであり、実用性及びリサイクル性を向上させることが可能な、積層フィルム、紙製容器及び蓋材付き紙製容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の実施の形態は、以下の[1]~[7]に関する。
【0009】
[1]
基材層と、
前記基材層に積層されたシーラント層とを備え、
前記基材層は、未延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムであり、
前記シーラント層は、エチレン-メタクリル酸共重合体を含み、
前記エチレン-メタクリル酸共重合体において、メタクリル酸の含有率は、5質量%以下である、積層フィルム。
【0010】
[2]
前記エチレン-メタクリル酸共重合体において、メタクリル酸の含有率は、1質量%以上である、[1]に記載の積層フィルム。
(【0011】以降は省略されています)
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