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公開番号
2025012402
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115208
出願日
2023-07-13
発明の名称
車両用灯具
出願人
スタンレー電気株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F21S
43/27 20180101AFI20250117BHJP(照明)
要約
【課題】ネジなどの固定手段を用いることなく、第1部材に対して第2部材を取り付けることを可能とした車両用灯具を提供する。
【解決手段】前面が開口したハウジング5と、ハウジング5の開口を覆うアウターレンズとにより構成される灯体4の内側に、少なくとも第1部材2と第2部材3とが配置され、第1部材2に対して第2部材3を取り付ける取付構造を備えた車両用灯具1であって、取付構造は、第1部材2に設けられた係止凹部21と、第2部材3に設けられて、係止凹部21に係止される係止凸部31とを有し、係止凹部21は、第1部材2から突出して設けられたボス22の基端側に位置する第1部材2の第2部材3を取り付ける方向に沿った側壁2aに設けられ、係止凸部31は、第2部材3の側壁2aと対向する面から突出して設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
前面が開口したハウジングと、前記ハウジングの開口を覆うアウターレンズとにより構成される灯体の内側に、少なくとも第1部材と第2部材とが配置され、前記第1部材に対して前記第2部材を取り付ける取付構造を備えた車両用灯具であって、
前記取付構造は、前記第1部材に設けられた係止凹部と、前記第2部材に設けられて、前記係止凹部に係止される係止凸部とを有し、
前記係止凹部は、前記第1部材から突出して設けられたボスの基端側に位置する前記第1部材の前記第2部材を取り付ける方向に沿った側壁に設けられ、
前記係止凸部は、前記第2部材の前記側壁と対向する面から突出して設けられている車両用灯具。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
前記第2部材は、前記ボスの基端側の周囲に沿って切り欠かれた切欠凹部を有し、
前記第1部材に前記第2部材が取り付けられた状態において、前記切欠凹部が前記ボスの基端側の周囲を囲むように配置され、
前記係止凸部は、前記切欠凹部の周囲に沿った位置に配置される請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記ハウジングは、前記ボスと対向する位置に孔部を有し、
前記第1部材は、前記孔部を通して前記ボスの先端に設けられたネジ穴にネジを螺合することによって、前記ハウジングの正面側に取り付けられる請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記第1部材がエクステンションであり、
前記第2部材がインナーレンズであり、
前記エクステンションの背面側に前記インナーレンズが取り付けられ、
前記ハウジングの正面側に前記エクステンションが取り付けられる請求項1に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、車両に搭載される車両用灯具は、前面が開口したハウジングと、ハウジングの開口を覆うアウターレンズとにより構成される灯体の内側に、光源やインナーレンズ、リフレクタ、エクステンションなどの部材を配置し、これらの部材が灯体の内側に取り付けられた構造を有している。(例えば、下記特許文献1を参照。)。
【0003】
具体的に、下記特許文献1には、灯体内に配置されたエクステンションにより前面側が加飾された車両用灯具であって、エクステンションは、開口部が設けられた第1のエクステンション部材と、開口部の内側に配置された第2のエクステンション部材と、第2のエクステンション部材の背面側に位置して、第2のエクステンション部材とは立体的に交差した状態で配置された第3のエクステンション部材とを有し、第3のエクステンション部材には、第2のエクステンション部材の一部を背面側から支持する支持部が設けられた車両用灯具が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-23962号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述した特許文献1に記載の発明では、各エクステンションの背面側に固定用のボスを設けて、各エクステンションをハウジングの正面側に取り付けることが行われている。
【0006】
一方、エクステンションの背面側にインナーレンズを取り付ける場合、このエクステンションの背面側にインナーレンズを取り付けるためのボスやネジ穴、ネジなどの固定手段が必要となる。この場合、固定に必要な部品点数の増加を招く懸念がある。
【0007】
また、ハウジングの正面側とエクステンションの背面側との間にボスを設けるスペースを確保できない場合、エクステンションの背面側にインナーレンズを取り付けることが困難となってしまう。
【0008】
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、部品点数の増加を招くことなく、省スペース化を図りながら、第1部材に対して第2部材を適切に取り付けることを可能とした車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 前面が開口したハウジングと、前記ハウジングの開口を覆うアウターレンズとにより構成される灯体の内側に、少なくとも第1部材と第2部材とが配置され、前記第1部材に対して前記第2部材を取り付ける取付構造を備えた車両用灯具であって、
前記取付構造は、前記第1部材に設けられた係止凹部と、前記第2部材に設けられて、前記係止凹部に係止される係止凸部とを有し、
前記係止凹部は、前記第1部材から突出して設けられたボスの基端側に位置する前記第1部材の前記第2部材を取り付ける方向に沿った側壁に設けられ、
前記係止凸部は、前記第2部材の前記側壁と対向する面から突出して設けられている車両用灯具。
〔2〕 前記第2部材は、前記ボスの基端側の周囲に沿って切り欠かれた切欠凹部を有し、
前記第1部材に前記第2部材が取り付けられた状態において、前記切欠凹部が前記ボスの基端側の周囲を囲むように配置され、
前記係止凸部は、前記切欠凹部の周囲に沿った位置に配置される前記〔1〕に記載の車両用灯具。
〔3〕 前記ハウジングは、前記ボスと対向する位置に孔部を有し、
前記第1部材は、前記孔部を通して前記ボスの先端に設けられたネジ穴にネジを螺合することによって、前記ハウジングの正面側に取り付けられる前記〔1〕に記載の車両用灯具。
〔4〕 前記第1部材がエクステンションであり、
前記第2部材がインナーレンズであり、
前記エクステンションの背面側に前記インナーレンズが取り付けられ、
前記ハウジングの正面側に前記エクステンションが取り付けられる前記〔1〕に記載の車両用灯具。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、本発明によれば、部品点数の増加を招くことなく、省スペース化を図りながら、第1部材に対して第2部材を適切に取り付けることを可能とした車両用灯具が提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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