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公開番号2024170744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-11
出願番号2023087433
出願日2023-05-29
発明の名称面状光源の製造方法
出願人日亜化学工業株式会社
代理人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20241204BHJP(照明)
要約【課題】光取り出し効率を向上できる面状光源を提供する。
【解決手段】
第1光反射性部材と、第1光反射性部材の上に配置される第1接着層と、第1接着層の上に配置され、第1光反射性部材と対向する第1主面と、第1主面の反対側に位置する第2主面と、複数の光源配置部と、を含む導光部材と、を有する中間体を準備する工程と、中間体の第1光反射性部材の下面側から第1光反射性部材、第1接着層及び導光部材の一部を除去して、光源配置部毎に中間体を区画する第1区画溝を形成する工程と、第1区画溝内の第1光反射性部材、第1接着層及び導光部材を被覆する第2光反射性部材を配置する工程と、第1光反射性部材の下面側に支持部材を配置する工程と、光源配置部に光源を配置する工程と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
上面と、前記上面の反対側の下面とを有する第１光反射性部材と、
前記第１光反射性部材の前記上面上に配置される第１接着層と、
前記第１接着層の上に配置され、前記第１接着層と対向する第１主面と、前記第１主面の反対側に位置する第２主面と、複数の光源配置部と、を含む導光部材と、
を有する中間体を準備する工程と、
前記中間体の前記第１光反射性部材の下面側から前記第１光反射性部材、前記第１接着層及び前記導光部材の一部を除去して、前記光源配置部毎に前記中間体を区画する第１区画溝を形成する工程と、
前記第１区画溝内の前記第１光反射性部材、前記第１接着層及び前記導光部材を被覆する第２光反射性部材を配置する工程と、
前記第１光反射性部材の下面側に支持部材を配置する工程と、
前記光源配置部に光源を配置する工程と、
を備える面状光源の製造方法。
続きを表示（約 640 文字）【請求項２】
前記中間体は、前記第１光反射性部材の下面に第２接着層を有し、
前記第１区画溝を形成する工程において、前記第２接着層をさらに除去し、
前記第２光反射性部材を配置する工程において、前記第１区画溝内の前記第２接着層をさらに被覆する、請求項１に記載の面状光源の製造方法。
【請求項３】
前記第２光反射性部材を配置する工程において、第２光反射性部材を前記中間体の下面に延在して配置する、請求項１に記載の面状光源の製造方法。
【請求項４】
前記支持部材を配置する工程の後に、前記第１区画溝を規定する底面から前記導光部材の上面に貫通する第２区画溝を形成する工程を含む請求項１に記載の面状光源の製造方法。
【請求項５】
前記中間体の側面は、前記中間体の下面側に位置する第１側面と、前記中間体の上面側に位置する第２側面と、を有し、
前記第２光反射性部材は、前記第２側面が露出されるように前記第１側面に配置される、請求項１に記載の面状光源の製造方法。
【請求項６】
前記第２光反射性部材は、前記第１区画溝の内面に沿って層状に形成する請求項１に記載の面状光源の製造方法。
【請求項７】
前記光源は、前記第１主面側に配置する請求項１に記載の面状光源の製造方法。
【請求項８】
前記第２光反射性部材は、光拡散剤を含む樹脂部材である請求項１に記載の面状光源の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、面状光源の製造方法に関する。
続きを表示（約 2,400 文字）【背景技術】
【０００２】
発光ダイオード等の発光素子と、導光板とを組み合わせた面状光源は、例えば液晶ディスプレイのバックライト等に広く利用されている。例えば、導光板を溝によって複数の領域に区画し、領域ごとに発光と非発光の制御を可能にした面状光源も提案されている（例えば、特許文献１など）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１５－０９５４８８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明に係る実施形態は、光取り出し効率を向上できる面状光源を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の一態様によれば、面状光源の製造方法は、上面と、前記上面の反対側の下面とを有する第１光反射性部材と、前記第１光反射性部材の上面上に配置される第１接着層と、前記第１接着層の上に配置され、前記第１接着層と対向する第１主面と、前記第１主面の反対側に位置する第２主面と、複数の光源配置部と、を含む導光部材と、を有する中間体を準備する工程と、前記中間体の前記第１光反射性部材の下面側から前記第１光反射性部材、前記第１接着層及び前記導光部材の一部を除去して、前記光源配置部毎に前記中間体を区画する第１区画溝を形成する工程と、前記第１区画溝内の前記第１光反射性部材、前記第１接着層及び前記導光部材を被覆する第２光反射性部材を配置する工程と、前記第１光反射性部材の下面側に支持部材を配置する工程と、記光源配置部に光源を配置する工程と、を備える。
【発明の効果】
【０００６】
本発明に係る実施形態によれば、光取り出し効率を向上できる面状光源を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
第１実施形態に係る面状光源の概略上面図である。
図１のＩＩ－ＩＩ線における概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の概略断面図である。
光源の概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
配線基板の概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第１実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第２実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第２実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
第２実施形態に係る面状光源の製造方法を説明する概略断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。各図面は、実施形態を模式的に示したものであるため、各部材のスケール、間隔若しくは位置関係などが誇張、部材の一部の図示が省略、又は、断面図として切断面のみを示す端面図を用いる場合がある。なお、各図面中、同じ構成には同じ符号を付している。
【０００９】
［第１実施形態］
図１は、本発明の第１実施形態の面状光源３００の概略上面図である。図１は、面状光源３００の発光面を見た平面視を表す。図２は、面状光源３００における任意の発光部１１０の概略断面図であり、図１のＩＩ－ＩＩ線における概略断面図である。図３は、面状光源３００における１つの発光部１１０の概略断面図である。
面状光源３００は、配線基板８０と、配線基板８０の上に配置される発光モジュール１００と、を備える。面状光源３００の発光面に対して平行であり、且つ互いに直交する２方向をＸ方向およびＹ方向とする。また、Ｘ方向およびＹ方向に対して直交する方向であって、配線基板８０から発光モジュール１００に向かう方向をＺ方向とする。Ｚ方向を上方向と称することがある。
【００１０】
発光モジュール１００は、導光部材１０と、光源２０と、第１接着層５１と、第１光反射性部材６１と、を備える。導光部材１０は、第１接着層５１と対向する第１主面１１と、第１主面１１の反対側に位置する第２主面１２と、光源配置部１３と、を有する。光源配置部１３には、光源２０を配置することが可能である。光源配置部１３は、例えば導光部材１０の第１主面１１及び第２主面１２に開口する貫通孔である。図２に示す例では、光源２０は、光源配置部１３内において、第１主面１１側に位置する。すなわち、光源２０の厚さ方向における中心と第１主面１１との間の距離は、光源２０の厚さ方向における中心と第２主面１２との間の距離よりも短い。発光モジュール１００は、第２接着層５２をさらに備えていてもよい。導光部材１０の第１主面１１側に第１接着層５１を介して第１光反射性部材６１が配置される。第１接着層５１は、導光部材１０と第１光反射性部材６１とを接着している。
（【００１１】以降は省略されています）

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