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公開番号2024159429
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023185458
出願日2023-10-30
発明の名称灯具
出願人日亜化学工業株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類F21V 17/00 20060101AFI20241031BHJP(照明)
要約【課題】灯具の端部において光源が透光性部材で覆われない隙間を生じにくくする灯具を提供すること。
【解決手段】灯具は、第1方向に長い基板と、基板上に第1方向に並んで配置された複数の光源とを有する光源モジュールと、第1方向に長く、第1面と、第1面の反対側に位置する第2面とを有し、第2方向において第2面が光源モジュールに対向する光取り出し部を有する第1透光性部材と、第1方向に長い底面部及び2つの長側面部と、2つの長側面部の端に位置する少なくとも1つの短側面部とを有し、光源モジュール及び第1透光性部材を支持する筐体と、を備え、第1透光性部材は、光取り出し部から第2方向に曲がり、第1面と短側面部とが対向する屈曲部を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に長い基板と、前記基板上に前記第1方向に並んで配置された複数の光源と、を有する光源モジュールと、
前記第1方向に長く、第1面と、前記第1面の反対側に位置する第2面とを有し、前記第1方向に交差する第2方向において前記第2面が前記光源モジュールに対向する光取り出し部を有する第1透光性部材と、
前記第1方向に長い底面及び2つの長側面部と、2つの前記長側面部の端に位置する少なくとも1つの短側面部とを有し、前記光源モジュール及び前記第1透光性部材を支持する筐体と、
を備え、
前記第1透光性部材は、前記光取り出し部から前記第2方向に曲がり、前記第1面と前記短側面部とが対向する屈曲部を有する、灯具。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記光取り出し部は、前記屈曲部に接続する部分において、前記筐体の前記底面部側に向けて傾斜している、請求項1に記載の灯具。
【請求項3】
前記筐体の前記短側面部は、前記第1透光性部材の前記屈曲部の前記第1面と対向する第1リブを有する、請求項1または2に記載の灯具。
【請求項4】
前記筐体は、前記第1方向において前記第1リブと離隔して位置し、前記第1透光性部材の前記屈曲部の前記第2面と対向する第2リブをさらに有し、
前記屈曲部は、前記第1リブと前記第2リブとの間に位置する、請求項3に記載の灯具。
【請求項5】
前記筐体は、前記第1透光性部材の前記光取り出し部が収容される第1筐体と、前記第1透光性部材の前記屈曲部が収容される第2筐体とを有する、請求項1または2に記載の灯具。
【請求項6】
前記光源モジュールは、前記第2方向において前記光源と前記第1透光性部材の前記第2面との間に位置する第2透光性部材をさらに有し、
前記第2透光性部材の長さは、前記第1透光性部材の前記光取り出し部に対向する長さである、請求項1または2に記載の灯具。
【請求項7】
第1方向に長い基板と、前記基板上に前記第1方向に並んで配置された複数の光源と、を有する光源モジュールと、
前記第1方向に長く、第1A面と、前記第1A面の反対側に位置する第2A面とを有し、前記第1方向に交差する第2方向において前記第2A面が前記光源モジュールに対向するカバー部材と、
前記第1方向に長い底面部及び2つの長側面部と、2つの前記長側面部の端に位置する少なくとも1つの短側面部とを有し、前記光源モジュール及び前記カバー部材を支持する筐体と、
前記カバー部材の前記第1方向の端部において前記第1A面に取り付けられる取付部材と、
を備え、
前記取付部材は、前記カバー部材または前記筐体に対してネジで固定される、灯具。
【請求項8】
第1方向に長い基板と、前記基板上に前記第1方向に並んで配置された複数の光源と、を有する光源モジュールと、
前記第1方向に長く、第1A面と、前記第1A面の反対側に位置する第2A面とを有し、前記第1方向に交差する第2方向において前記第2A面が前記光源モジュールに対向するカバー部材と、
前記第1方向に長い底面部及び2つの長側面部と、2つの前記長側面部の端に位置する少なくとも1つの短側面部とを有し、前記光源モジュール及び前記カバー部材を支持する筐体と、
前記筐体に固定され、前記カバー部材の前記短側面部側の端部において前記第2A面の下に重なり、前記第2A面に接する端部カバー部材と、
を備え、
前記端部カバー部材における前記カバー部材の前記第2A面に接する面は、前記第1方向に垂直な断面視において前記第2方向に凸となる凸面であり、
前記カバー部材の前記第2A面における前記端部カバー部材が接する面は、前記凸面に沿う凹面となっている、灯具。
【請求項9】
前記光源が発する光に対する前記端部カバー部材の透過率は、前記光源が発する光に対する前記カバー部材の透過率よりも高い、請求項8に記載の灯具。
【請求項10】
前記カバー部材の前記端部は、前記光源モジュールの端部よりも、前記筐体の前記短側面部側に位置する、請求項8に記載の灯具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、灯具に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
一方向に長い灯具がある。このような灯具において軟らかい透光性部材を用いる場合、温度変化により透光性部材が長手方向に伸縮しやすい。透光性部材が縮んだ場合には、灯具の端部において光源が透光性部材で覆われない隙間が生じ得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-196244号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、灯具の端部において光源が透光性部材で覆われない隙間を生じにくくする灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様によれば、灯具は、第1方向に長い基板と、前記基板上に前記第1方向に並んで配置された複数の光源と、を有する光源モジュールと、前記第1方向に長く、第1面と、前記第1面の反対側に位置する第2面とを有し、前記第1方向に交差する第2方向において前記第2面が前記光源モジュールに対向する光取り出し部を有する第1透光性部材と、前記第1方向に長い底面部及び2つの長側面部と、2つの前記長側面部の端に位置する少なくとも1つの短側面部とを有し、前記光源モジュール及び前記第1透光性部材を支持する筐体と、を備え、前記第1透光性部材は、前記光取り出し部から前記第2方向に曲がり、前記第1面と前記短側面部とが対向する屈曲部を有する。
【0006】
本発明の一態様によれば、灯具は、第1方向に長い基板と、前記基板上に前記第1方向に並んで配置された複数の光源と、を有する光源モジュールと、前記第1方向に長く、第1A面と、前記第1A面の反対側に位置する第2A面とを有し、前記第1方向に交差する第2方向において前記第2A面が前記光源モジュールに対向するカバー部材と、前記第1方向に長い底面及び2つの長側面部と、2つの前記長側面部の端に位置する少なくとも1つの短側面部とを有し、前記光源モジュール及び前記カバー部材を支持する筐体と、前記カバー部材の前記第1方向の端部において前記第1A面に取り付けられる取付部材と、を備え、前記取付部材は、前記カバー部材または前記筐体に対してネジで固定される。
【0007】
本発明の一態様によれば、灯具は、第1方向に長い基板と、前記基板上に前記第1方向に並んで配置された複数の光源と、を有する光源モジュールと、前記第1方向に長く、第1A面と、前記第1A面の反対側に位置する第2A面とを有し、前記第1方向に交差する第2方向において前記第2A面が前記光源モジュールに対向するカバー部材と、前記第1方向に長い底面部及び2つの長側面部と、2つの前記長側面部の端に位置する少なくとも1つの短側面部とを有し、前記光源モジュール及び前記カバー部材を支持する筐体と、前記筐体に固定され、前記カバー部材の前記短側面部側の端部において前記第2A面の下に重なり、前記第2A面に接する端部カバー部材と、を備え、前記端部カバー部材における前記カバー部材の前記第2A面に接する面は、前記第1方向に垂直な断面視において前記第2方向に凸となる凸面であり、前記カバー部材の前記第2A面における前記端部カバー部材が接する面は、前記凸面に沿う凹面となっている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、灯具の端部において光源が透光性部材で覆われない隙間を生じにくくする灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る灯具の上面図である。
第1実施形態に係る灯具の側面図である。
図1のIII-III線における断面図である。
図1のIV-IV線における断面図である。
図1のV-V線における断面図の一部である。
各実施形態に係る灯具における基板及び光源の上面図である。
各実施形態に係る灯具における光源の斜視図である。
第1実施形態に係る灯具における第2筐体の斜視図である。
第1実施形態に係る灯具における筐体の端部の斜視図である。
第1実施形態に係る灯具における2つの筐体の隣接部及び連結部材の上面図である。
第1実施形態に係る灯具の取り付け形態の一例を示す断面図である。
第2実施形態に係る灯具の端部の斜視図である。
第3実施形態に係る灯具の上面図である。
図13のXIV-XIV線における断面図である。
第3実施形態に係る灯具における筐体の短側面部の正面図である。
図13のXVI-XVI線における断面図である。
第3実施形態に係る灯具における筐体の短側面部の斜視図である。
第3実施形態に係る灯具における端部カバー部材の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照し、実施形態の灯具について説明する。実施形態に記載されている構成部の寸法、材料、形状、相対的配置などは、特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係などは、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については、同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する。また、断面図として、切断面のみを示す端面図を示す場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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